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たべて元気♪「食だより」

パパ・ママ

料理を楽しむコツ

更新日:2025/06/13

料理は毎日のことなので、できれば楽しみながら作りたいですよね。
でも料理が苦手、自信がない、面倒…。と感じているママ&パパさんもいるはず…。
そこで今回は「料理を楽しむコツ」をご紹介します。

料理好きの方も最初から料理が好きだったわけではありません。
何かをきっかけに料理が楽しくなり、好きになったのです。
楽しいと感じるポイントは人それぞれ。
「料理を楽しむ」という意識の中で何かきっかけがつかめるとよいですね!

【料理を楽しむコツ9選】

①形から入る
基本の調理道具やお皿を準備したり、素敵なエプロンなどを用意すると、料理へのモチベーションがあがります。
まずは形から入ってみるのもよいでしょう。

 ②キッチンをきれいにする
散らかったキッチンではやる気もおきません。
キッチンをきれいに片づけて料理のしやすい環境を整えましょう。

③献立をまとめて考える
毎日「今日の夕飯は何にしよう?」と考えることが面倒…という方も多いのではないでしょうか?
献立は1週間単位で作成してみましょう。
ざっくり、月曜日は親子丼、火曜日はカレーといった感じで決めておけば、献立を考える必要ないので楽ですよ。
また、余裕があれば空いた時間で和え物などまとめて作り置きしておくと、料理の手間が省けます。

④一汁一菜
理想は一汁三菜ですが、最初からたくさん作らなければと思うと負担になります。
主菜と汁物に野菜と豆腐など数種類入れて具だくさんにすると、栄養面もカバーできますよ。
慣れてきたらおかずを増やしていくようにしましょう。

⑤味が決まる!調味料の比率を覚える
比率を覚えておくと、いちいちレシピをみる必要がないので楽です。
ここでおすすめ比率(容量比)をご紹介します。

  • 照り焼き
    しょうゆ:みりん:酒:砂糖=2:2:2:1
  • 味噌炒め
    味噌:しょうゆ:みりん:酒:砂糖=1:1:1:1
  • 煮物
    出汁:しょうゆ:みりん=10:1:1

参考にしてみてください。

⑥簡単そうなレシピをチェック
フライパンひとつでできるものや、調理時間の短いものなど料理初心者向けのレシピをみながら作ってみるのもおすすめです。
いきなり難しいレシピに挑戦すると思い通りにならず、嫌になって投げ出したくなってしまうかもしれません。
簡単そうなレシピに慣れてきてから、徐々にステップアップしていきましょう。

⑦食材宅配を利用する
忙しくて買い物に行けない方や買い物が面倒という方にピッタリ。
食材が届くと材料が揃うので強制的に料理をしなければなりません。
自分を奮い立たせる意味でも利用する価値ありです。

 ⑧完璧を求めない
いつも凝った料理を作る必要はありません。
昨日の残り物だったり、おかずを買ってきたり。
時間がない、余裕がない、やりたくないときなどは毎日料理しなければと思わず、作らない日を作ってもよいと思います。
無理しない、頑張りすぎないのがポイントです。

⑨自分の食べたいものを作る、誰かのために作る
自分が食べたいものや子どものためなど、誰かのために作るというのもモチベーションになります。
特に成長期の子どもには健康でおいしいものを食べさせたいと思いますよね。
また、子どもが「これおいしいね!」「好き!」と言ってくれると、「また作ろう!」とママやパパのやる気にもつながります。
喜ぶ笑顔を想像して作ってみてください。

いかがでしたか?
外食はどうしても塩分過多になりがちです。
健康や食費の節約のためにも、お家で料理をして食事をすることはとても大切なことです。
また、家族そろって食事をすることで家族のきずなを深めるきっかけにもなります。
料理は毎日のことだからこそ、「楽しむ」という意識に変えていくことで、食卓はもっと豊かになるかもしれませんね。

Text by くまこ/食育インストラクター