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たべて元気♪「食だより」

食育レシピ

給食レシピにチャレンジ!大好きだった「アイスクレープ」を再現☆

更新日:2022/10/05

カレーや混ぜごはん、揚げパン…。
「給食で好きだったものは何ですか?」と聞かれたとき、誰もがひとつは答えられるのではないでしょうか。
カレーや揚げパンはもちろん好きでしたが、私が楽しみにしていたのは、たまに登場するデザート!
今回はそのなかで私が大好きだった「アイスクレープ」のレシピをご紹介します。

【チーズの風味とシャリシャリとした食感がたまらない!「チーズアイスクレープ」】

私が通っていた小学校では、クレープ生地でチーズ風味のアイスを包んだデザートがときどき給食に出ていました。
懐かしく思い、今はどうなっているかと調べてみたところ、アレルギー対応のため、まったく同じものはないようです。
そこで、記憶を頼りに昔食べたあの味に近いものを再現してみました。

<材料(8個分)> 調理時間:60分(冷やしかためる時間は除く)
■クレープ生地
薄力粉・・100g
グラニュー糖・・20g
塩・・ひとつまみ
卵・・1個
バニラオイル(あれば)・・2~3滴
牛乳・・200g

■チーズクリーム
クリームチーズ・・200g
Aギリシャヨーグルト・・200g
Aグラニュー糖・・50g
Aレモン汁・・15g
粉ゼラチン・・8g
水・・50g
いちごジャムやブルーベリージャム・・お好みで

<作り方>
1.クレープ生地を作る。
ふるった薄力粉にグラニュー糖・塩を入れて混ぜ合わせ、卵・バニラオイル・牛乳を加えてなめらかになるまで混ぜ、冷蔵庫で1時間ほど休ませる。

2.耐熱ボウルにクリームチーズを入れ、600Wの電子レンジに入れて30秒加熱し、やわらかくする。
小さめの耐熱容器に分量の水を入れて粉ゼラチンをふり入れ、電子レンジに10~20秒かけてゼラチンを溶かす。

3.クリームチーズをなめらかになるまで泡立て器で混ぜ、Aを加えてよく混ぜる。
(2)のゼラチンを入れてさらによく混ぜ、冷蔵庫に20~30分入れて冷やしかためる。

4.小さめのフライパンを熱し、サラダ油(分量外)を薄く塗って中火にし、(1)の生地をおたま1杯分流す。
手早く全体に生地を広げ、生地の縁に焼き色がついたら裏返し、裏面も焼いてペーパータオルの上に取り出す。
数回これを繰り返し、残りの生地も焼く。

5.クレープ生地の粗熱が取れたら上半分に(3)のクリームを塗り広げ、お好みでクリームの中心にジャムをのせて半分に折りたたむ。
ラップに包み、冷凍庫で冷やしかためる。

食べる少し前に、冷凍庫から出して半解凍してから食べるのがおすすめです。
時間が経つにつれて食感が変わっていくので、好みの味を見つけるのも楽しいですね。

【ただ凍らせるだけではない!?「冷凍みかん」】

ひんやり、シャリシャリとした食感が魅力の冷凍みかん。
手が冷たくなるのを我慢しながら皮をむいて食べていたのを思い出します。
今では学校給食でおなじみのデザートですが、はじまりは駅の売店。
「冬の季節商品であるみかんを、夏も楽しんでもらいたい」という思いから、約60年前に開発され、誕生しました。
小さいころ「お家でも食べたい!」とみかんを冷凍してみましたが、カチカチ、パサパサでおいしく作れませんでした…。
冷凍みかんは、ただ凍らせればよいわけではないようです。
急速冷凍したみかんに冷水をつけ、皮に氷の膜を作って果肉の乾燥を防ぐなどの工夫がされてみずみずしくて甘い、おいしい冷凍みかんが作られています

【今では種類いろいろ「ミルメーク」】

いつもの牛乳があっという間にコーヒー牛乳に変わる、ミルメーク。
ミルメークが出た日の給食は、とても嬉しかったのを覚えています。
ミルメークは牛乳に溶かして飲む、粉末や液体のコーヒー牛乳の素です。
「牛乳は栄養的に優れたもの。でも、おいしく飲んでこそはじめてその栄養としての価値がある」という思いから、昭和40年代はじめに開発されました。
私はコーヒー味しか飲んだことがありませんが、ココアやイチゴ、バナナ、メロンなど、現在ではさまざまなフレーバーがあるようです。

まだまだたくさんある、懐かしの給食メニュー。
皆さんも大好きだったメニューをお家で再現してみてはいかがですか?

Text byまち/食育インストラクター