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食材料理ミネラル豊富な乾物“ひじき”は、9月15日が記念日!

更新日:2022/09/14

縄文時代の貝塚から発見されるほど、古くから食用として利用されていた「ひじき」。
今回は、日本人になじみ深い海藻、「ひじき」に注目してみました!

【ひじきってどんな食品?】

ひじきは、ホンダワラ科に属する褐藻類です。
通常、生のままでは渋みが強すぎて食べることができないため、蒸したりゆでたりしてから乾燥させたものが販売されています。
店頭には「長ひじき」と「芽ひじき」が並んでいますが、これは部位の違いです。

●長ひじき
茎の部分にあたります。
しっかりとした歯ごたえがあり、炒め物や煮物に使うのがおすすめです。
長い場合は、戻してからお好みの長さにカットしてから使ってください。

●芽ひじき
葉の部分にあたります。
やわらかく、和え物やサラダに向いています。

【9月15日は、「ひじきの日」!でも、どうして…?】

ひじきの記念日は、1984年に三重県のひじき共同組合によって制定されました。
これからの高齢化社会に向け、単に寿命が延びるだけでなく、健康に長生きしていくことが大切であるとの考えから、『ひじきをもっと食べて健康に長生きしてください』との願いを込めて、9月15日(当時の敬老の日)を「ひじきの日」としました。

【ひじきの産地】

現在日本で消費されるひじきのうち、約1割が国内産、約9割が外国産です。

●国内産
国内での主な産地は、房総半島、伊勢志摩、紀伊半島、四国、九州地区です。
国内産はほぼ100%天然ものです。
荒磯でもまれ、干潮時には天日や潮風にさらされる厳しい環境のもと育つのでコシが強く、汚れが少ないのが特徴です。
また、水戻し後は表面が艶々し、新鮮なほど色が茶褐色になります。

●外国産
主に韓国や中国から輸入しています。
韓国産
95%以上が養殖です。太口で葉は大きく、少しかための食感です。
中国産
ほぼ100%が養殖です。細口で葉は非常に小さくよく揃っていてかための食感です。

【意外と知らない?ひじきの保存法】

ひじきを調理するとき、ついつい多く戻しすぎてしまったという経験はありませんか?
実は、ひじきは冷凍保存もできます!
ここでは、ひじきの状態別の保存法をご紹介します!

●未開封のもの
日のあたらない場所で1~2年保存できます。
開封後は、空気を抜いてから密閉容器に入れて保存しましょう。

●水戻し後
水気を切り、冷蔵庫で保存します。
日持ちはしないので、早めに使い切りましょう。

●ゆでたもの
水気をしぼって冷蔵庫で保存します。
こちらも早めに使い切るようにしましょう。
冷凍する場合は、小分けにすると調理するときに使いやすくなります。
保存の目安は、冷凍室で1ヵ月程度です。

【ひじきの栄養】

「ひじき」と聞くと、「鉄が豊富」というイメージがある方が多いかと思いますが、鉄以外にもさまざまな栄養素を含んでいます。
ここでは、ひじきに多く含まれる栄養素を一部ご紹介します!

●ビタミンK
カルシウム沈着を促して骨の健康を保ち、骨粗しょう症予防に役立ちます。

 ●食物繊維
便秘改善や腸内環境を整える働きが期待できます。

 ●カリウム
体内の余分なナトリウムを排出し、高血圧やむくみを予防します。

 ●カルシウム
日本人が不足しがちな栄養素で、歯や骨をつくるのに欠かせません。

ひじきは煮物だけでなく、ちらし寿司やサラダ、ハンバーグなど、さまざまな調理法で楽しむことができます。
皆さんも、古くから健康食・長寿食として親しまれているひじきを、普段の食事にプラスしてみてはいかがでしょうか?

Text byろい/食育インストラクター