更新日:2025/02/03
『女性が気になる体の部位』として上位に挙がることが多い「バスト」。マッサージやサプリメントなど、バストにアプローチする方法はいろいろありますが、やはり大事なのは体をつくる基本となる“食事”です。今回はバストの構造や、バストアップをサポートしてくれる栄養素をご紹介します。
バストは「乳腺」と、その乳腺を保護する形で豊富に存在している「脂肪細胞」、そして乳腺と皮膚や筋肉を繋いで形を整える「クーパー靱帯」、「大胸筋」などで形成されています。乳腺は母乳を作るための組織で、妊娠・出産をすると乳腺が周囲の血管から血液を取り込み、赤血球などを除去することで赤ちゃんに授乳するためのミルクが作られます。そして、この乳腺を保護するために脂肪が取り巻いている形となっているため、乳腺が発達して大きい方は脂肪の量も多くなり、逆に乳腺の発達が弱い方は脂肪もあまりつかないという形になります。つまり、バストサイズを自然に大きくするためには乳腺の発達が重要であり、単に脂肪を増やしたところで乳腺が少なければバストサイズは大きくならないということになります。
それは、「姿勢の悪さ」!スマホやパソコンを見る時間が長いと、肩が内側に入って巻き肩や猫背になりやすくなります。その結果、大胸筋や肩回りの筋肉が凝った状態となり、バストのサイズダウンを招きます。デスクワークの合間やちょっとした休息時間に適度に肩周りを動かして、姿勢や筋肉の凝りの改善に意識を向けることがバストアップにも繋がります。
今回は、バストサイズに影響を与える2つの要因をご紹介していきます。
●生活習慣乳腺の発達は、食生活や生活習慣の影響を強く受けるとされています。姿勢の悪さをはじめ、極端なダイエットや乱れた食生活による栄養の偏り、睡眠不足やサイズの合っていない下着の着用などがバストサイズに影響を及ぼします。成長期における乳腺の発育がどの程度であったかということが、将来のバストサイズを左右するので、上記の点には注意が必要です。
●遺伝脂肪がつきやすいか、つきにくいかの体質の違いが、バストサイズの差に繋がると考えられます。ただし、同じ両親から生まれた姉妹の胸のサイズが同程度とは限りません。
私たちの体は、毎日の食事から摂る栄養素で形成されています。今回は、バストアップをサポートしてくれる栄養素を3つご紹介します。
●たんぱく質乳腺や、ハリのあるバストの要であるクーパー靭帯、大胸筋はたんぱく質が材料となって作られているため、十分なたんぱく質の摂取がバストアップには必要です。そのほか、女性ホルモンの分泌を促す働きもあります。
<おすすめの食品>肉や魚、卵、大豆製品など
●大豆イソフラボン女性ホルモンに似た働きがあり、乳腺の発育促進が期待できます。
<おすすめの食品>納豆、豆腐、豆乳などの大豆製品
●ビタミンE血行促進効果があり、バストが必要とする栄養素を届ける働きがあります。
<おすすめの食品>牛肉、レバー、牡蠣など
今回ご紹介した栄養素だけ摂ればすぐにバストアップできる!という訳ではなく、これらはバストアップの土台づくりに必要な栄養素として捉えるようにしましょう。また、食事に加え、バストマッサージや胸を支える土台となる大胸筋を鍛えるトレーニングなども併せて行うとより効果的です。
いかがでしたか?皆さんも日々の食事を意識して、体の内側からバストアップを目指してみませんか?
Text by ろい/食育インストラクター
『女性が気になる体の部位』として上位に挙がることが多い「バスト」。
マッサージやサプリメントなど、バストにアプローチする方法はいろいろありますが、やはり大事なのは体をつくる基本となる“食事”です。
今回はバストの構造や、バストアップをサポートしてくれる栄養素をご紹介します。
【まずは、バストの構造を学ぼう!】
バストは「乳腺」と、その乳腺を保護する形で豊富に存在している「脂肪細胞」、そして乳腺と皮膚や筋肉を繋いで形を整える「クーパー靱帯」、「大胸筋」などで形成されています。
乳腺は母乳を作るための組織で、妊娠・出産をすると乳腺が周囲の血管から血液を取り込み、赤血球などを除去することで赤ちゃんに授乳するためのミルクが作られます。
そして、この乳腺を保護するために脂肪が取り巻いている形となっているため、乳腺が発達して大きい方は脂肪の量も多くなり、逆に乳腺の発達が弱い方は脂肪もあまりつかないという形になります。
つまり、バストサイズを自然に大きくするためには乳腺の発達が重要であり、単に脂肪を増やしたところで乳腺が少なければバストサイズは大きくならないということになります。
【○○がバストのサイズダウンを招く!】
それは、「姿勢の悪さ」!
スマホやパソコンを見る時間が長いと、肩が内側に入って巻き肩や猫背になりやすくなります。
その結果、大胸筋や肩回りの筋肉が凝った状態となり、バストのサイズダウンを招きます。
デスクワークの合間やちょっとした休息時間に適度に肩周りを動かして、姿勢や筋肉の凝りの改善に意識を向けることがバストアップにも繋がります。
【どうしてバストサイズには個人差があるの?】
今回は、バストサイズに影響を与える2つの要因をご紹介していきます。
●生活習慣
乳腺の発達は、食生活や生活習慣の影響を強く受けるとされています。
姿勢の悪さをはじめ、極端なダイエットや乱れた食生活による栄養の偏り、睡眠不足やサイズの合っていない下着の着用などがバストサイズに影響を及ぼします。
成長期における乳腺の発育がどの程度であったかということが、将来のバストサイズを左右するので、上記の点には注意が必要です。
●遺伝
脂肪がつきやすいか、つきにくいかの体質の違いが、バストサイズの差に繋がると考えられます。
ただし、同じ両親から生まれた姉妹の胸のサイズが同程度とは限りません。
【バストアップに効果的な栄養素は?】
私たちの体は、毎日の食事から摂る栄養素で形成されています。
今回は、バストアップをサポートしてくれる栄養素を3つご紹介します。
●たんぱく質
乳腺や、ハリのあるバストの要であるクーパー靭帯、大胸筋はたんぱく質が材料となって作られているため、十分なたんぱく質の摂取がバストアップには必要です。
そのほか、女性ホルモンの分泌を促す働きもあります。
<おすすめの食品>
肉や魚、卵、大豆製品など
●大豆イソフラボン
女性ホルモンに似た働きがあり、乳腺の発育促進が期待できます。
<おすすめの食品>
納豆、豆腐、豆乳などの大豆製品
●ビタミンE
血行促進効果があり、バストが必要とする栄養素を届ける働きがあります。
<おすすめの食品>
牛肉、レバー、牡蠣など
今回ご紹介した栄養素だけ摂ればすぐにバストアップできる!という訳ではなく、これらはバストアップの土台づくりに必要な栄養素として捉えるようにしましょう。
また、食事に加え、バストマッサージや胸を支える土台となる大胸筋を鍛えるトレーニングなども併せて行うとより効果的です。
いかがでしたか?
皆さんも日々の食事を意識して、体の内側からバストアップを目指してみませんか?
Text by ろい/食育インストラクター