更新日:2022/06/24
ジメジメッとした季節は食欲も落ちるし、食中毒なども気になりますね。今回は、殺菌効果もある梅干しを使った、蒸し暑い時期でも食べやすい「鶏肉の梅照り」をご紹介します。
お弁当は作りたてを食べるのではなく、時間が経ってからいただくものです。また、食べる人に合わせたポイントなどもあります。以下にポイントや注意点を簡単にまとめたので、レシピの前に確認しましょう。
■お弁当箱食べる人に見合ったサイズを選ぶ事が大切です。内容量は3-5歳:300~400ml6-8歳:400~500ml9-11歳:500~600ml12歳以上:600~900mlを目安に準備しましょう。※上記は性別を問わずの目安量です。また個々に食べられる量も違いますので、食べる人に合わせて調整して下さい。
■おかずの大きさ年齢が大きくなればおかずの大きさはお弁当箱に入るように適宜調整すれば大丈夫ですが、小学校低学年位までは、ひと口・ふた口で食べられる大きさにしてあげましょう。小さな子どもにとって、「食べ辛さ」は「嫌い」に繋がる事があります。
■バランスお弁当箱の面積に対して主食:副菜:主菜=3:2:1にするとバランスの取れた盛り付けになります。また赤・緑・黄・茶をベースに白・黒を加えると彩り豊かで栄養面も整いやすいです。
お弁当作りで怖いのは食中毒です。以下の点に気を付け、衛生的に作業しましょう。*作業前・作業途中・盛り付け前などはしっかりと手を洗う*食材やおかずは出来るだけ水気を取ってから調理や盛り付けをする*おかずなどを作る時はしっかり加熱を忘れずに(食品の中心温度75℃以上で1分以上加熱する)*お弁当箱に盛り付ける前にそれぞれのおかずをよく冷ます*暑い時期は保冷材をつけるなどの工夫を
それではレシピのご紹介です。
サッパリとした梅の酸味が食欲を刺激する一品。肉のカットと下味を前日に済ませる事で、当日の手間がグッと省けます。
<材料(作りやすい分量)> 調理時間:20分(つけ込み時間は除く) 鶏もも肉・・1枚A 塩・・適量A 砂糖・・小さじ1/4A 酒・・小さじ1/2小麦粉・・適量B 梅干し(叩いたもの)・・10gB しょうゆ・・大さじ1B みりん・・大さじ1B 酒・・小さじ1B 砂糖・・小さじ1サラダ油・・小さじ2
<作り方>1.鶏肉は皮が付いていない方に細かく切り込みを入れ、ひと口大のそぎ切りにする。ビニール袋などに入れ、Aを揉み込んで冷蔵庫で一晩おく。2.Bを合わせ、よく混ぜる。(1)に小麦粉を薄くつける。3.フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉を皮面から入れて焼く。香ばしい焼き色がついたら裏返し、さらに焼く。4.鶏肉に八割程火が通ったらBを加え、強火で絡める。
<ポイント>鶏肉に切り込みを入れる事で、冷めても食べやすくなります。また、削いで厚みを薄くする事で、火の通りも早くなります。今回はもも肉を使いましたが、お好みで胸肉やササミに変えたり、大人は青しそ・山椒などを加えるとより美味しくいただけます。
〇鶏もも肉鶏もも肉は私達の体を作るのに大切なたんぱく質が豊富です。たんぱく質が不足すると、体内の筋肉量が減る事で怪我をしやすくなったり、肌荒れのもとにもなりますので、しっかりと摂るようにしましょう。また、鶏の皮にはビタミンAが豊富に含まれます。ビタミンAは目や免疫機能を正常に保つ働きがあります。鶏肉は肉自体に脂が混じらないため、脂肪分が苦手な方は余分な皮を取り除く事で食べやすくなります。皮を完全に取り除く場合は、ビタミンAの摂取量が減るので、人参や緑黄色野菜といったβ-カロテンを多く含む食材と一緒に摂るとビタミンAを補うことが出来ます。
〇梅干し梅干しはその酸味のもとでもあるクエン酸が豊富です。クエン酸は疲労回復に効果的です。また、梅干しにはクエン酸以外にリンゴ酸などの有機酸も多く含まれ、殺菌効果も期待できます。
いかがでしたか。一日の終わりに「お弁当、美味しかったよ!」と言ってもらえたら、次に日への活力になりますね!これから夏に向けて、湿度と暑さが増してきますが、しっかり食べて乗り越えましょう。
ジメジメッとした季節は食欲も落ちるし、食中毒なども気になりますね。
今回は、殺菌効果もある梅干しを使った、蒸し暑い時期でも食べやすい「鶏肉の梅照り」をご紹介します。
お弁当は作りたてを食べるのではなく、時間が経ってからいただくものです。
また、食べる人に合わせたポイントなどもあります。
以下にポイントや注意点を簡単にまとめたので、レシピの前に確認しましょう。
【お弁当作りのポイント】
■お弁当箱
食べる人に見合ったサイズを選ぶ事が大切です。
内容量は
3-5歳:300~400ml
6-8歳:400~500ml
9-11歳:500~600ml
12歳以上:600~900ml
を目安に準備しましょう。
※上記は性別を問わずの目安量です。また個々に食べられる量も違いますので、食べる人に合わせて調整して下さい。
■おかずの大きさ
年齢が大きくなればおかずの大きさはお弁当箱に入るように適宜調整すれば大丈夫ですが、小学校低学年位までは、ひと口・ふた口で食べられる大きさにしてあげましょう。小さな子どもにとって、「食べ辛さ」は「嫌い」に繋がる事があります。
■バランス
お弁当箱の面積に対して主食:副菜:主菜=3:2:1にするとバランスの取れた盛り付けになります。また赤・緑・黄・茶をベースに白・黒を加えると彩り豊かで栄養面も整いやすいです。
【注意点】
お弁当作りで怖いのは食中毒です。以下の点に気を付け、衛生的に作業しましょう。
*作業前・作業途中・盛り付け前などはしっかりと手を洗う
*食材やおかずは出来るだけ水気を取ってから調理や盛り付けをする
*おかずなどを作る時はしっかり加熱を忘れずに(食品の中心温度75℃以上で1分以上加熱する)
*お弁当箱に盛り付ける前にそれぞれのおかずをよく冷ます
*暑い時期は保冷材をつけるなどの工夫を
それではレシピのご紹介です。
【鶏肉の梅照り】
サッパリとした梅の酸味が食欲を刺激する一品。
肉のカットと下味を前日に済ませる事で、当日の手間がグッと省けます。
<材料(作りやすい分量)> 調理時間:20分(つけ込み時間は除く)
鶏もも肉・・1枚
A 塩・・適量
A 砂糖・・小さじ1/4
A 酒・・小さじ1/2
小麦粉・・適量
B 梅干し(叩いたもの)・・10g
B しょうゆ・・大さじ1
B みりん・・大さじ1
B 酒・・小さじ1
B 砂糖・・小さじ1
サラダ油・・小さじ2
<作り方>
1.鶏肉は皮が付いていない方に細かく切り込みを入れ、ひと口大のそぎ切りにする。ビニール袋などに入れ、Aを揉み込んで冷蔵庫で一晩おく。
2.Bを合わせ、よく混ぜる。(1)に小麦粉を薄くつける。
3.フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉を皮面から入れて焼く。香ばしい焼き色がついたら裏返し、さらに焼く。
4.鶏肉に八割程火が通ったらBを加え、強火で絡める。
<ポイント>
鶏肉に切り込みを入れる事で、冷めても食べやすくなります。また、削いで厚みを薄くする事で、火の通りも早くなります。
今回はもも肉を使いましたが、お好みで胸肉やササミに変えたり、大人は青しそ・山椒などを加えるとより美味しくいただけます。
【栄養】
〇鶏もも肉
鶏もも肉は私達の体を作るのに大切なたんぱく質が豊富です。
たんぱく質が不足すると、体内の筋肉量が減る事で怪我をしやすくなったり、肌荒れのもとにもなりますので、しっかりと摂るようにしましょう。
また、鶏の皮にはビタミンAが豊富に含まれます。ビタミンAは目や免疫機能を正常に保つ働きがあります。
鶏肉は肉自体に脂が混じらないため、脂肪分が苦手な方は余分な皮を取り除く事で食べやすくなります。皮を完全に取り除く場合は、ビタミンAの摂取量が減るので、人参や緑黄色野菜といったβ-カロテンを多く含む食材と一緒に摂るとビタミンAを補うことが出来ます。
〇梅干し
梅干しはその酸味のもとでもあるクエン酸が豊富です。クエン酸は疲労回復に効果的です。また、梅干しにはクエン酸以外にリンゴ酸などの有機酸も多く含まれ、殺菌効果も期待できます。
いかがでしたか。
一日の終わりに「お弁当、美味しかったよ!」と言ってもらえたら、次に日への活力になりますね!
これから夏に向けて、湿度と暑さが増してきますが、しっかり食べて乗り越えましょう。