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たべて元気♪「食だより」

食材・料理

ここがすごい!ニラの魅力☆

更新日:2024/03/25

特徴的な香りが魅力で、炒め物や鍋などさまざまな食べ方ができるニラ。
今回はそんなニラについてご紹介します。

【ニラの歴史】

ニラは古い歴史を持つ野菜で、日本最古の歴史書である古事記には「賀美良(かみら)」万葉集には「久久美良(くくみら)」という呼び名で登場しています。
現在のニラという名前はこれらの「みら」が変化したものといわれています。
ニラは長らく薬用として食べられていました。
体が温まり精力がつくとされ、食べ方は薬膳として粥に入れるようです。
野菜として食べられるようになったのは、明治時代になってからです。
しかし、野菜として食べられるようになったあとも、ニラの独特の強いにおいから、それほど普及しませんでした。
戦後に中華料理が普及したことで、にんにくに次ぐスタミナ野菜として、ニラも広く食べられるようになりました。

【ニラには薬用としても使われている!】

漢方では、ニラの葉を乾燥させたものを「韮白(きゅうはく)」と言い、止血・解毒作用があります。
また、種子を乾燥したものが「韮子(きゅうし)」と言い腰痛・頻尿などの症状に用いられます。

【ニラの種類】

●葉ニラ(青ニラ)
一般的にスーパーに並んでいる葉が緑色のニラを指します。
葉ニラは葉の幅が広くて色が濃く、やわらかいのが特徴の「グリーンベルト」という品種が年間を通して販売されています。

●黄ニラ
栽培方法がもやしに似ていることから別名「にらもやし」といわれています。
葉ニラと同じ品種で日光が当たらないようにして育てたものです。
見た目が美しいだけではなく、やわらかくほのかに甘く、香りは淡くて上品です。

●花ニラ
茎が伸びてつぼみがついているのが特徴です。
マイルドで甘味があり、歯触りがよいです。

【ニラの旬は?】

スーパーで一年中手に入るニラですが実は旬があります。
ニラといえば夏バテのときに食べるイメージがあるため、夏が旬だと思う方が多いのではないでしょうか?
でも実は、3月~5月の春が旬なのです。
春の季語としても使われているのですよ。
また、春先と夏に収穫されたものでは歯ごたえが変わります。
春先のものは、葉が薄くやわらかい食感です。
夏のものは葉がかたく噛み応えがあります

【おいしいニラの選び方】

・葉の幅が広く、茎が太すぎない
・根元を持ったとき、葉が折れない
・葉の色が鮮やかな緑色をしている
・根元の切り口が乾燥していなく、みずみずしい

これらのポイントに気をつけておいしいニラを選んでくださいね♪

【ニラのうれしい効能とは?】

ニラには「アリシン」と呼ばれる独特の強い香り成分が含まれています。
これはビタミンB1の吸収を助け糖質の分解を促進する働きがあり、血液サラサラ・疲労回復の効果が期待できます。
根元の白い部分は葉先の約4倍のアリシンが含まれているので、捨てることなくいただきましょう。
また、脂溶性ビタミン(油脂に溶ける性質を持つビタミン)に分類されるビタミンEが豊富に含まれています。
これは、強い抗酸化作用があり皮膚の代謝を高め、老化やシミを防ぐ効果があります。

【水仙と間違えないで!】

ニラと水仙の若い葉はとても似ていて、毎年誤食事故が起きています。
水仙は全草に毒があるので、十分気を付けて下さいね。

いかがでしたか?
独特な香りのニラですが、疲労回復や老化防止効果があるので、疲れている方はぜひ、食べて下さいね!

Text by あお/食育インストラクター