更新日:2025/11/28
離乳食後期になると、食べられる食材の種類も増え、メニューも広がりますね。今回はほうれん草を使った離乳食(後期編)レシピ「ほうれん草のミルクスープ」をご紹介します。
離乳食後期(カミカミ期・9~11カ月)レシピ!
<材料(1人分)> 調理時間:20分ほうれん草・・10gえのきたけ(みじん切り)・・5g玉ねぎ(みじん切り)・・15g水・・大さじ2牛乳・・大さじ2水溶き片栗粉・・少々サラダ油・・少々
<作り方>
1.ほうれん草はやわらかくゆでて冷水にとり、水気をしぼって5mm大に刻む2.鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎを弱火で炒め、玉ねぎの甘味が出てきたら、えのきたけを加えてさらに炒める3.えのきたけに火が通ったら水・(1)のほうれん草を加え、ふたをして煮る4.(3)がクタクタに煮えたら牛乳を加えてさらに煮、水溶き片栗粉でとろみをつける5.器に盛り付ける
しっかり炒めて玉ねぎの甘さを引き出しましょう。牛乳はほうれん草の青臭さをマスキングしてくれるので食べやすいスープに仕上がります。
■離乳食初期(ゴックン期・5~6カ月)の場合この時期は、ほうれん草の葉のみを使用。やわらかくゆでて冷水にとり、水気をしぼって裏ごしをするかすりつぶし、水分でかたさを調整して与えます。
おすすめメニュー:「ほうれん草とかぼちゃのピューレ」
かぼちゃは皮と種を取り除いてやわらかくゆでて裏ごし、水でのばします。器にかぼちゃのピューレを敷き、裏ごしたほうれん草をのせて完成。ほうれん草とかぼちゃのそれぞれの味を試してから、混ぜ合わせて食べさせてみるとよいでしょう。
■離乳食中期(モグモグ期・7~8カ月)の場合この時期も、ほうれん草の葉のみ使用し、やわらかくゆでて冷水にとり、水気をしぼります。みじん切りにして水を加えてかたさを調整します。
おすすめメニュー:「ほうれん草のコーン和え」
コーンクリームは裏ごし、かたさを調整したほうれん草を和えて出来上がり。コーンのまろやかさが、ほうれん草の青臭さを消してくれます。
■離乳食完了期(パクパク期・1歳~1歳6カ月)ほうれん草は葉と茎を使い、やわらかくゆでて冷水にとり、水気をしぼります。5mm~1cm大に刻みます。
おすすめメニュー:「ほうれん草とツナの煮浸し」
ほうれん草は1cmの長さに刻みます。鍋にほうれん草・水気をきったツナ(水煮)・出汁を入れて熱し、煮立ったら火を弱め、ほうれん草がやわらかくなるまで煮ます。仕上げにしょうゆを少々たらして出来上がり。
上記はあくまで目安なので、赤ちゃんの食べる機能の発達に合わせ、かたさ・大きさを調整しましょう。
ほうれん草はβ-カロテンやビタミンB群、ビタミンCが豊富で、のどの粘膜を丈夫にし、細菌感染を防いで風邪の予防に役立ちます。また鉄も多く含み、造血のビタミンである葉酸の働きに加え、ビタミンCが鉄の吸収を助けることで貧血予防の効果が期待できます。特に母乳育児の場合、生後6カ月を過ぎると赤ちゃんの貯蔵鉄(生まれる際に持っている鉄)が急激に減少してしまうため、そのころから「鉄」が不足しがちになります。ほうれん草のように鉄を多く含む食材を意識して離乳食に取り入れましょう。
いかがでしたか?9~11カ月ごろの赤ちゃんは、離乳食にもだいぶ慣れ、食べられる食材も増えてきて食事を楽しめるようになってきたころではないでしょうか?いろいろな食材にどんどんチャレンジして味覚の幅を広げてあげましょう♪
Text by くまこ/食育インストラクター
離乳食後期になると、食べられる食材の種類も増え、メニューも広がりますね。
今回はほうれん草を使った離乳食(後期編)レシピ「ほうれん草のミルクスープ」をご紹介します。
離乳食後期(カミカミ期・9~11カ月)レシピ!
【ほうれん草のミルクスープ】
<材料(1人分)> 調理時間:20分
ほうれん草・・10g
えのきたけ(みじん切り)・・5g
玉ねぎ(みじん切り)・・15g
水・・大さじ2
牛乳・・大さじ2
水溶き片栗粉・・少々
サラダ油・・少々
<作り方>
1.ほうれん草はやわらかくゆでて冷水にとり、水気をしぼって5mm大に刻む
2.鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎを弱火で炒め、玉ねぎの甘味が出てきたら、えのきたけを加えてさらに炒める
3.えのきたけに火が通ったら水・(1)のほうれん草を加え、ふたをして煮る
4.(3)がクタクタに煮えたら牛乳を加えてさらに煮、水溶き片栗粉でとろみをつける
5.器に盛り付ける
しっかり炒めて玉ねぎの甘さを引き出しましょう。
牛乳はほうれん草の青臭さをマスキングしてくれるので食べやすいスープに仕上がります。
■離乳食初期(ゴックン期・5~6カ月)の場合
この時期は、ほうれん草の葉のみを使用。
やわらかくゆでて冷水にとり、水気をしぼって裏ごしをするかすりつぶし、水分でかたさを調整して与えます。
おすすめメニュー:「ほうれん草とかぼちゃのピューレ」
かぼちゃは皮と種を取り除いてやわらかくゆでて裏ごし、水でのばします。
器にかぼちゃのピューレを敷き、裏ごしたほうれん草をのせて完成。
ほうれん草とかぼちゃのそれぞれの味を試してから、混ぜ合わせて食べさせてみるとよいでしょう。
■離乳食中期(モグモグ期・7~8カ月)の場合
この時期も、ほうれん草の葉のみ使用し、やわらかくゆでて冷水にとり、水気をしぼります。
みじん切りにして水を加えてかたさを調整します。
おすすめメニュー:「ほうれん草のコーン和え」
コーンクリームは裏ごし、かたさを調整したほうれん草を和えて出来上がり。
コーンのまろやかさが、ほうれん草の青臭さを消してくれます。
■離乳食完了期(パクパク期・1歳~1歳6カ月)
ほうれん草は葉と茎を使い、やわらかくゆでて冷水にとり、水気をしぼります。
5mm~1cm大に刻みます。
おすすめメニュー:「ほうれん草とツナの煮浸し」
ほうれん草は1cmの長さに刻みます。
鍋にほうれん草・水気をきったツナ(水煮)・出汁を入れて熱し、煮立ったら火を弱め、ほうれん草がやわらかくなるまで煮ます。
仕上げにしょうゆを少々たらして出来上がり。
上記はあくまで目安なので、赤ちゃんの食べる機能の発達に合わせ、かたさ・大きさを調整しましょう。
【ほうれん草の栄養は?】
ほうれん草はβ-カロテンやビタミンB群、ビタミンCが豊富で、のどの粘膜を丈夫にし、細菌感染を防いで風邪の予防に役立ちます。
また鉄も多く含み、造血のビタミンである葉酸の働きに加え、ビタミンCが鉄の吸収を助けることで貧血予防の効果が期待できます。
特に母乳育児の場合、生後6カ月を過ぎると赤ちゃんの貯蔵鉄(生まれる際に持っている鉄)が急激に減少してしまうため、そのころから「鉄」が不足しがちになります。
ほうれん草のように鉄を多く含む食材を意識して離乳食に取り入れましょう。
いかがでしたか?
9~11カ月ごろの赤ちゃんは、離乳食にもだいぶ慣れ、食べられる食材も増えてきて食事を楽しめるようになってきたころではないでしょうか?
いろいろな食材にどんどんチャレンジして味覚の幅を広げてあげましょう♪
Text by くまこ/食育インストラクター