更新日:2024/08/07
女性の体の悩みで、常に上位にあがる「むくみ」。『朝起きると顔がパンパン』、『夕方は靴がきつくて足がだるい・重い…』なんてことはありませんか?
今回は、むくみでお困りの方は必見!むくみに効果的な栄養素や、おすすめレシピをご紹介します。
「むくみ」は、血液の水分が血管の外にしみ出し、血管外の皮下組織にたまってしまった状態を言います。長時間立ち続けていたときなどに起こる一時的なものと、心臓、腎臓、肝臓や甲状腺などの病気が原因で起こるものがあります。
むくみの原因として、以下のようなものが挙げられます。
・長時間座ったままや立ったままなど、同じ姿勢でいること・ホルモンバランスの変化(生理前・妊娠中)・冷え・運動不足・睡眠不足・水分不足・水分や塩分の摂りすぎ・薬の副作用・心臓、腎臓、肝臓、甲状腺などの病気
むくみが何日も続く、片足だけむくむ、尿の出が悪い、3kg以上体重が増えるほどのひどいむくみがある場合は、何らかの病気が原因となっている可能性があります。早めに医師の診断を受けるようにしましょう。
今回は、代表的な栄養素を3つご紹介します。
●カリウムカリウムは、私たちの体内ではほとんどが細胞内液に存在しています。細胞外液に存在するナトリウムとバランスをとりながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして、常に一定したよい体内の状態(恒常性)を維持するのに役立ち、高血圧やむくみを予防します。
●ビタミンE抗酸化作用があり、体内の脂質の酸化を防ぎます。また、血行促進に働き、むくみ予防のほか、動脈硬化や血栓の予防、血圧の低下などが期待できます。加齢によって発症しやすい疾患の予防に役立つことから「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
●クエン酸体内の新陳代謝を活性化させ、血液やリンパ液の流れを促してむくみの予防・改善に役立ちます。
今回は、上記の栄養素を含む食材を使った副菜をご紹介します。
<材料(4人分)> 調理時間: 35分
里芋・・大4個長ねぎ(みじん切り)・・1/2本分Aみそ・・大さじ1A砂糖・・小さじ2A米酢・・小さじ1A酒・・大さじ1白すりごま・・大さじ1かつお節・・5gごま油・・小さじ2
<作り方>
1.里芋は皮つきのまま水に入れて火にかけ、沸いたらやわらかくなるまで20~25分ゆでて皮をむく。
2.フライパンにごま油を熱し、長ねぎを入れて炒める。香りがしてきたら(1)の里芋を入れ、木べらで粗く潰しながら2分ほど炒める。
3.(2)に合わせたAを入れて炒め合わせ、すりごま・乾煎りしたかつお節を加えて混ぜ合わせる。
こうばしいごまやかつお節、炒めたねぎの風味がアクセントになり、あとを引くおいしさです。
今回使用した食材には、以下の栄養素が含まれています。
・里芋→カリウム・すりごま→ビタミンE・米酢→クエン酸
もちろん、これらの栄養素や食材だけを摂れば『むくみがなくなる!』という訳ではありません。いろいろな栄養素をバランスよく摂ることも心掛けましょう☆
いかがでしたか?むくみの予防・改善は生活習慣や食生活を見直し、血行促進のために適度な運動をとり入れることが有効です。皆さんもぜひ、今回ご紹介した内容を意識してみてくださいね。
Text by ろい/食育インストラクター
女性の体の悩みで、常に上位にあがる「むくみ」。
『朝起きると顔がパンパン』、『夕方は靴がきつくて足がだるい・重い…』なんてことはありませんか?
今回は、むくみでお困りの方は必見!むくみに効果的な栄養素や、おすすめレシピをご紹介します。
【そもそも、「むくみ」って何?】
「むくみ」は、血液の水分が血管の外にしみ出し、血管外の皮下組織にたまってしまった状態を言います。
長時間立ち続けていたときなどに起こる一時的なものと、心臓、腎臓、肝臓や甲状腺などの病気が原因で起こるものがあります。
【むくみの原因】
むくみの原因として、以下のようなものが挙げられます。
・長時間座ったままや立ったままなど、同じ姿勢でいること
・ホルモンバランスの変化(生理前・妊娠中)
・冷え
・運動不足
・睡眠不足
・水分不足
・水分や塩分の摂りすぎ
・薬の副作用
・心臓、腎臓、肝臓、甲状腺などの病気
むくみが何日も続く、片足だけむくむ、尿の出が悪い、3kg以上体重が増えるほどのひどいむくみがある場合は、何らかの病気が原因となっている可能性があります。
早めに医師の診断を受けるようにしましょう。
【むくみに効果的な栄養素】
今回は、代表的な栄養素を3つご紹介します。
●カリウム
カリウムは、私たちの体内ではほとんどが細胞内液に存在しています。
細胞外液に存在するナトリウムとバランスをとりながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして、常に一定したよい体内の状態(恒常性)を維持するのに役立ち、高血圧やむくみを予防します。
●ビタミンE
抗酸化作用があり、体内の脂質の酸化を防ぎます。
また、血行促進に働き、むくみ予防のほか、動脈硬化や血栓の予防、血圧の低下などが期待できます。
加齢によって発症しやすい疾患の予防に役立つことから「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
●クエン酸
体内の新陳代謝を活性化させ、血液やリンパ液の流れを促してむくみの予防・改善に役立ちます。
【むくみに効果的なレシピをご紹介!】
今回は、上記の栄養素を含む食材を使った副菜をご紹介します。
【里芋の和風ごま炒め】
<材料(4人分)> 調理時間: 35分
里芋・・大4個
長ねぎ(みじん切り)・・1/2本分
Aみそ・・大さじ1
A砂糖・・小さじ2
A米酢・・小さじ1
A酒・・大さじ1
白すりごま・・大さじ1
かつお節・・5g
ごま油・・小さじ2
<作り方>
1.里芋は皮つきのまま水に入れて火にかけ、沸いたらやわらかくなるまで20~25分ゆでて皮をむく。
2.フライパンにごま油を熱し、長ねぎを入れて炒める。
香りがしてきたら(1)の里芋を入れ、木べらで粗く潰しながら2分ほど炒める。
3.(2)に合わせたAを入れて炒め合わせ、すりごま・乾煎りしたかつお節を加えて混ぜ合わせる。
こうばしいごまやかつお節、炒めたねぎの風味がアクセントになり、あとを引くおいしさです。
今回使用した食材には、以下の栄養素が含まれています。
・里芋→カリウム
・すりごま→ビタミンE
・米酢→クエン酸
もちろん、これらの栄養素や食材だけを摂れば『むくみがなくなる!』という訳ではありません。
いろいろな栄養素をバランスよく摂ることも心掛けましょう☆
いかがでしたか?
むくみの予防・改善は生活習慣や食生活を見直し、血行促進のために適度な運動をとり入れることが有効です。
皆さんもぜひ、今回ご紹介した内容を意識してみてくださいね。
Text by ろい/食育インストラクター