image
image
image
image

たべて元気♪「食だより」

食材・料理

寒い日はコタツにみかん☆冬の柑橘を知ろう

更新日:2026/02/27

冬至の柚子湯や冬の風物詩はコタツにみかんといわれるほど、寒い冬と柑橘類は繋がりが強いですよね。
柑橘といえば、みかんやオレンジ、レモンなど爽やかな香りが特徴です。
今回はそんな冬の柑橘についてのお話です。

【柑橘とは?】

柑橘とは、ミカン科・ミカン亜科のカンキツ属・キンカン属・カラタチ属に属する植物の総称です。
「柑橘系」と呼ばれますが、実は「柑橘類」が正しい呼び方です。
柑橘類のなかで、食用に用いられているのはカンキツ属とキンカン属の一部です。

【柑橘類の種類】

一般的に柑橘類にはたくさんの種類があります。
ここでは食用に用いられている柑橘類のなかでも代表的な種類をご紹介します。

●ミカン類
日本人に最もなじみのあるミカン類。
カンキツ属のなかでも皮がやわらかく簡単にむけるものを総称して「みかん」といいますが、一般的に「温州みかん」を指すことが多いです。
温州みかんは、日本で最も収穫量が多い品種で、産地や栽培方法によってブランド名がつけられています。
ほかにも、ポンカン・橘などがミカン類に分類されます。

●オレンジ類
オレンジはほとんどが輸入品で、「普通オレンジ」「ネーブルオレンジ」「ブラッドオレンジ」の3つに大きく分けられます。
スーパーなどでよく見かけるバレンシアオレンジは、普通オレンジの一種です。
また、ネーブルオレンジはお尻の部分に「へそ」があり、英語でへそという意味の「ネーブル(navel)」が由来です。
そして、ブラッドオレンジは果肉が真っ赤なことから、英語で血の意味の「ブラッド(blood)」の名前がつけられました。

●グレープフルーツ類
ぶどうのように1本の枝にたくさんの実がなることから、グレープフルーツと名づけられました。
オレンジ類と同様にほとんどが輸入品です。
果肉の色合いによりホワイト系の「マーシュ」とピンク系の「ルビー」の2つに大きく分けられます。

●タンゴール類
タンゴール類は、ミカン類とオレンジ類をかけ合わせた品種です。
タンゴールの由来は、みかんの意味の「tangerine(タンジェリン)」の「tang」と、オレンジの意味の「orange」の「or」を組み合わせています。
タンゴール類は日本でも多くの種類が栽培されており、なかでも甘い香りと味をあわせ持つ「清見」や「不知火(デコポン)」、「紅まどんな」などが有名です。
ミカン類のやわらかい皮とオレンジ類の豊かな香りとみずみずしさが特徴です。

●香酸柑橘類
柑橘のなかでも酸味や香りが強く、そのまま食べるよりもしぼってジュースにしたり、食材に添えたりと加工されることが多いのが特徴です。
レモン・柚子・すだちなどがこの分類に含まれます。

【冬においしい柑橘】

ここでは、冬に旬を迎える柑橘類のなかの4種類をご紹介します。

●温州みかん
温州みかんは冬に旬を迎え、甘みと酸味のバランスがちょうどよいみかんです。
収穫時期によって違いがあり、早くに収穫される極早生(ごくわせ)や早生みかんは酸味が強めで、遅くに収穫される中生(なかて)、晩生(おくて)になると甘みが強くなります。

●レモン
レモンは爽やかな香りから夏が旬だと思われがちですが、国内産のものは冬から春にかけてが旬です。

●柚子
柚子の旬は夏と冬の2回ありますが、なかでも冬に最盛期を迎える果物です。
冬によく見かける柚子は、皮が黄色いことから「黄柚子」、夏に見かけるのは、皮が青々しいので「青柚子」と呼ばれています。

●金柑
金柑は皮ごと食べられる小さな柑橘類です。
ほのかな苦みと甘みが特徴で、おせち料理の甘露煮にも使われます。

いかがでしたか?
柑橘類は種類が多く香り豊かな植物です。
ぜひ、お気に入りの柑橘を見つけて、日々の生活に取り入れてみて下さいね。

Text by あお/食育インストラクター