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たべて元気♪「食だより」

パパ・ママ

子どもの偏食②~偏食への対応~

更新日:2026/02/18

子育てをしていると、さまざまな心配事がおきますが、そのなかのひとつに偏食があります。
子どもの偏食は2回シリーズでお届けします。
2回目は偏食が起こった時の対応についてです。

【偏食の理由は?】

子どもの偏食に一度は悩んだことがあるママやパパは多いのではないでしょうか。
ひとくちに偏食といっても、理由は人それぞれです。
まずは、どうしてその食材を食べるのが嫌になってしまったのか、子どもが自分で説明出来る年齢であれば、直接聞いてみてください。
もしかすると、親が思っているようなものではなく、「えぇ!そんな理由だったの?」という予想と違う答えが返ってくるかもしれません。
ただ単に、食材の味が嫌いな場合もあれば、見た目や食感、においがダメということもあります。
また、その食材が嫌なのではなく、食べたときの食材の組み合わせや、状況にトラウマがあるということも。
特に離乳食期や幼児食期の年齢が低い子どもでは、食べたときのかたさや温度が原因に繋がることもあります。
偏食は、まだ言葉を理解しきれない低年齢であればあるほど、お互いに上手く伝えられず、理由を見つけるのに苦労するかもしれません。
保育園や幼稚園などに通っている場合は、担任の先生に食事中の様子などを聞くものおすすめです。
好きだったはずなのに急に嫌がるようになってしまったなどは、「お友達が嫌いと言っていたから自分も食べない」など、心理的な要素が含まれていることもあります。

【偏食への対応① 食べる以外からのアプローチ】

偏食は、短期間で克服するというより、じっくり腰を据えて長期的に向き合っていく必要があります。
一気に早く解決したいと思うかもしれませんが、段階を踏んで少しずつ進んでいくことが大切です。
嫌いなものを食べるというのは、本人にとってハードルが高い場合があります。
無理やり食べさせてもますます嫌いになってしまう原因になりかねないので、本人が食べるという行動以外からのアプローチをしてみるというのも方法のひとつです。
方法としては一例ですが、

●ママやパパがおいしそうに食べてみせる
●食べ物の好き嫌いを題材にした絵本などを一緒に見て、きっかけを作る
●一緒に買い物に行く
●食事作りを手伝ってもらう
●家庭菜園をやってみる
●食べ物の絵をかいて、描いた食べ物のどこが好きか嫌いかなどを話してみる

などがきっかけをつかみやすいかもしれません。

【偏食への対応② 食べてみよう!】

理由が分かり、食べる以外からのアプローチが成功したとしても、実際に食べてくれるようにならないと偏食は改善しません。
食べさせるときによく行われる手法としては、細かく刻んだり、ミキサーでドロドロにして形をなくし、入っていることを隠すというやり方です。
この方法は、年齢が小さい離乳食期や幼児期の最初の方では有効かもしれませんが、小学校に上がる前後の年齢になると、隠すことでかえって不信感を与えてしまい、逆効果になる可能性もあります。
子どもの性格なども踏まえ、年齢が高い子どもに嫌いな食材を食べさせるときは、入っていることを伝え、少しずつ量を増やしていく方法も取り入れてみてください。

<進め方の例>
進め方はその家庭ごとに変わってきますが、一例として以下にまとめてみました。

●なぜ、苦手な食材を食べて欲しいのか、ママやパパの考えを話す
●子どもが克服に前向きになったら、どうやって進めるのがよいか希望を聞く
●一進一退してもあまり気にせず、食べられたときはたくさん褒める!

などがあります。

<ご褒美戦法は・・・>
成功させたいからと言って、「食べられたらご褒美に何か買ってあげる」というご褒美戦法ありますが、それをしてしまうと、ご褒美がなければ何もしてくれなくなる可能性が高いので、おすすめはしません。
栄養は、その食材にしか含まれていないものというのはまれなので、どうしても克服できなければ、違う食材から意識して摂るということも出来ます。
しかし、アレルギーなどで食べられないという場合を除けば、出来るだけたくさんの種類の食材から栄養を摂れるようになると、栄養バランスが整い、健康的な体を手に入れやすいので、まずはひと口!を目指してください。

いかがでしたか。
「急がば回れ」と言うことわざがあるように、焦らずゆっくり偏食に向き合うことで、気持ち的にも余裕が出て、思っていたより早く、そして楽しく偏食を克服出来るかもしれません。
子どもとママやパパでコミュニケーションをよくとって気持ちを確認しながら進めていってくださいね。

Text by さゆり/食育インストラクター