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たべて元気♪「食だより」

パパ・ママ

火を使わない調理でパスタを作ってみよう♪

更新日:2024/11/06

子どもの健康を考えた毎日の食事作りは大変ですよね。
たまにはラクをして料理しましょう♪
お疲れ気味のパパ&ママ必見!
今回は、火を使わない「きのことベーコンのパスタ」をご紹介します。

【火を使わないメリット】

火を使わない電子レンジやオーブントースター、炊飯器などの調理家電。
これらを使う3つのメリットは…。

●調理がラク
鍋やフライパンなどを洗う手間が省け、家事がラクになり、時短につながります。

●やけどの心配が少ない
加熱後の食材に触れるときは注意が必要ですが、火を使わない分やけどのリスクが下がります。
そのため、お子さんと一緒に料理をするのも安心。

●暑さを回避できる
特に夏の時期、火を使った調理は、部屋も暑くなり、つらいと感じる方も多いはず。
火を使わない調理は快適に楽しむことができます。

今回は電子レンジで調理!

【きのことベーコンのパスタ】

<材料(1人分)> 調理時間:20分
パスタ(1.4mm・6分ゆで)・・100g
しめじ・・1/2パック
水菜・・20g
スライスベーコン・・2枚(20g)
A水・・1カップ
A顆粒コンソメ・・小さじ1/4
A塩・・少々
Aにんにく(おろし)・・少々
オリーブオイル・・小さじ2
Bバター・・小さじ1
Bしょうゆ・・小さじ1
塩・・少々
粗挽き黒こしょう・・少々

<作り方>

1.しめじは小房に分け、水菜は根元を切り落とし、4cm長さに切る。
ベーコンは1cm幅に切る。

2.耐熱容器に半分に折ったパスタ・しめじ・ベーコンの順にのせ、合わせたAを回しかけてふんわりとラップをする。

3.600Wの電子レンジで袋の表示時間+3分(今回は6分ゆでだったので9分)加熱する。

4.ラップを外し、オリーブオイルを和えてBを混ぜ合わせ、塩・粗挽き黒こしょうで味を調え、水菜を加えて軽く混ぜ合わせる。

5.(4)を器に盛り付ける。

今回はしめじを使いましたが、エリンギやマッシュルームなどお好みをきのこに変えてもOK!

【パスタの原料!デュラムセモリナとは?】

スパゲッティやマカロニ、ペンネなどのパスタの原料であるデュラムセモリナは、デュラム小麦を粗挽きした粉です。
デュラム小麦とは、主にパスタに使われる小麦で、パンやうどん、ケーキなどに使われる普通の小麦とはまったく性質が異なり、黄色みが強く、粒がかたくて粒子が大きいのが特徴です。
デュラムセモリナは、グルテンが豊富で形がくずれにくく成形しやすいため、いろいろな形に加工できます。

【パスタの種類は?】

パスタの種類は現在500種類以上!日本でみかけるパスタをご紹介します。

<ロングパスタ>
●スパゲッティ
直径1.4~1.9mm前後で、最もポピュラーなパスタ。
細いタイプは軽いソース、太いタイプには濃厚なソースに合わせるのがおすすめです。

●カッペリーニ
直径0.8~1.1mm前後で、「髪の毛」が語源の非常に細いパスタ。
シンプルであっさりとしたソースによく合い、冷製パスタなどに使われます。

●フィットチーネ・タリアッテレ
幅5~10mmの平麺パスタ。
クリームとの相性がよく、濃厚な味わいのソースによく合います。

<ショートパスタ>
●マカロニ
直径2~5mmの穴が空いた円筒状のパスタ。
グラタンやサラダなどによく使われます。

●ペンネ
円筒状で、ペン先のように斜めにカットされたパスタ。
ソースが筒の中に入り、味がしみこみやすく、濃厚なソースによく合います。

【パスタの栄養は?】

パスタの主成分は、ごはんやパン、うどんと同じく炭水化物ですが、良質なたんぱく質・カルシウム・鉄・ビタミンB群も含まれています。
特にデュラム小麦を使用したパスタは、ごはんやパン、うどんに比べ、たんぱく質や食物繊維が多く、低GI食品!

【GI値とは?】

グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示す指標のこと。
GI値は、ブドウ糖の糖質吸収度合いを基準値の100として、GI値が70以上を「高GI」、56~69を「中GI」、55以下を「低GI」の食品としています。

【パスタが太りにくい!?】

低GI食品を摂ると、食後の血糖値の上昇が穏やかになり、糖を脂肪に変えるインスリンの分泌を抑えることができます。
そのため、脂肪の形成が抑えられるので、太りにくいと考えられています。
また、低GI食品は、食後の血糖値の上昇が穏やかなだけでなく、血糖値の下がり方も穏やかな傾向があり、低GI食品がゆっくりと消化されるのもが多いので、満腹感を得られやすく、食べ過ぎの抑制にもつながります。
合わせるソースにもよりますが、パスタは食べ方次第で太りにくい主食になるなんて、驚きですね!

いかがでしたか?
火を使わない調理は、手軽で時短にもなるので忙しい人の味方!
作り方によってはフライパンや鍋で作るより油を抑えられるので、ヘルシーな調理も可能!
ぜひ、作ってみてください♪

Text by くまこ/食育インストラクター