更新日:2026/01/05
離乳食の進み具合はいかがですか。7~8カ月は離乳食が始まって2カ月ほどが過ぎ、母乳や育児用ミルクの味以外にも慣れ、次のステップに移行する時期です。今回は優しい甘さのポテトグラタンをご紹介します。
離乳食は月齢に応じて形状やかたさ、味つけなどに違いが出やすいです。今回は、離乳食中期やモグモグ期とも呼ばれる7~8カ月ころの離乳食作りのポイントについてご紹介します。このころの赤ちゃんは、舌と上あごを使って食べ物をつぶし、飲み込めるようになります。まだまだ舌使いが未熟なので、上下に動かせるだけですが、9~11カ月ころになると、上下に加えて左右への動きも出来るようになってきます。食材のかたさは、豆腐を目安にします。大人が調理中にかたさを確かめる場合は、指で食材を軽くつまむと力を加えなくてもスッとつぶれる感覚を意識するとよいでしょう。このころの赤ちゃんはペースト状から、少しずつ形のある食べ物に慣れるタイミングです。最初のころは、いきなりすべて形のあるものにするのではなく、ペースト状の食事のほかに2mm程度のみじん切りにしたものを1品取り入れるくらいから始め、慣れてきたら3~4mm程度に挑戦してみてください。食材によっては小さく切ってから加熱するとなかなかやわらかくならないものもあるので、その場合は塊のままやわらかくゆでてから切りましょう。胃腸に負担がかかるので、味つけはまだ必要ありません。出汁を使って煮たり、素材の味をいかした料理にしてください。
それではレシピのご紹介です。
今回は甘さのあるさつま芋を細かく切り、粉ミルクでサッと煮、カッテージチーズを加えたホワイトソース風をかけました。ブロッコリーの緑が彩りを添えてくれます。
<材料(1人分)> 調理時間: 15分さつま芋(皮をむいて蒸したもの)・・20gブロッコリー・・5gA出汁・・30gA育児用ミルク・・5gBカッテージチーズ(裏ごしタイプ)・・10gB出汁・・5gドライパン粉(こうばしく炒ったもの)・・少々
<作り方>
1.さつま芋は、2~4mm角に切る。
2.ブロッコリーは小房に分け、やわらかくなるまでゆでてザルに上げ、水気を拭き取って細かく刻む。
3.鍋にA・(1)・(2)を入れて火にかけ、沸いたら全体にトロミが出る程度まで煮る(3~4分目安)。
4.ボウルにBを入れ、よく混ぜる。
5.耐熱容器に(3)を入れ、上から(4)をかけパン粉を振る。
<ポイント>
・さつま芋は市販の焼き芋を使用しても構いません。ただしねっとり系としたタイプだとのどに詰まりやすくなるので、避けましょう。
・今回はパン粉でこうばしさを出しましたが、オーブントースターなどでチーズの表面に焼き色をつけるやり方もあります。
・さつま芋はじゃが芋や人参に置き換えても構いません。
・コクを出すために育児用ミルクを加えましたが、ない場合は出汁だけで煮ていただいてもOKです。
●さつま芋さつま芋はお通じの改善に役立つ食物繊維が豊富です。離乳食が始まると、便秘になる赤ちゃんもいるので、そのようなときは、さつま芋を取り入れると、便通が整いやすいです。また免疫力を高めるビタミンCやEなども含むので、体調を崩しやすい時期におすすめです。
●ブロッコリーブロッコリーはβ-カロテンやビタミンCが豊富な食材です。風邪予防のほか、肌荒れなどにも効果が期待出来るので、乾燥肌になりやすい赤ちゃんにぴったりです。離乳食期の赤ちゃんには、やわらかくなりやすい花蕾(つぼみのような部分)だけを使うと、食べやすいです。茎も花蕾同様栄養たっぷりなので、食べられる月齢になったら、ぜひ使ってください。
●チーズチーズ類は、牛乳同様カルシウムの吸収率が高い食材です。離乳食期は、塩分や油脂分の高いチーズはつかえませんが、カッテージチーズのような、低脂肪、低塩分のチーズは離乳食期でも取り入れやすい食材のひとつです。たんぱく質の吸収率は牛乳よりもよいので、アレルギーの心配がなければ使ってみましょう。
離乳食は赤ちゃんがママやパパと同じ食事を取れるようになるための大切なステップのひとつです。少し手はかかりますが、ぜひ楽しみながら作ってください。
Text by さゆり/食育インストラクター
離乳食の進み具合はいかがですか。
7~8カ月は離乳食が始まって2カ月ほどが過ぎ、母乳や育児用ミルクの味以外にも慣れ、次のステップに移行する時期です。
今回は優しい甘さのポテトグラタンをご紹介します。
【離乳食を作る時のポイント(7~8カ月編)】
離乳食は月齢に応じて形状やかたさ、味つけなどに違いが出やすいです。
今回は、離乳食中期やモグモグ期とも呼ばれる7~8カ月ころの離乳食作りのポイントについてご紹介します。
このころの赤ちゃんは、舌と上あごを使って食べ物をつぶし、飲み込めるようになります。
まだまだ舌使いが未熟なので、上下に動かせるだけですが、9~11カ月ころになると、上下に加えて左右への動きも出来るようになってきます。
食材のかたさは、豆腐を目安にします。
大人が調理中にかたさを確かめる場合は、指で食材を軽くつまむと力を加えなくてもスッとつぶれる感覚を意識するとよいでしょう。
このころの赤ちゃんはペースト状から、少しずつ形のある食べ物に慣れるタイミングです。
最初のころは、いきなりすべて形のあるものにするのではなく、ペースト状の食事のほかに2mm程度のみじん切りにしたものを1品取り入れるくらいから始め、慣れてきたら3~4mm程度に挑戦してみてください。
食材によっては小さく切ってから加熱するとなかなかやわらかくならないものもあるので、その場合は塊のままやわらかくゆでてから切りましょう。
胃腸に負担がかかるので、味つけはまだ必要ありません。
出汁を使って煮たり、素材の味をいかした料理にしてください。
それではレシピのご紹介です。
【さつま芋のポテトグラタン】
今回は甘さのあるさつま芋を細かく切り、粉ミルクでサッと煮、カッテージチーズを加えたホワイトソース風をかけました。
ブロッコリーの緑が彩りを添えてくれます。
<材料(1人分)> 調理時間: 15分
さつま芋(皮をむいて蒸したもの)・・20g
ブロッコリー・・5g
A出汁・・30g
A育児用ミルク・・5g
Bカッテージチーズ(裏ごしタイプ)・・10g
B出汁・・5g
ドライパン粉(こうばしく炒ったもの)・・少々
<作り方>
1.さつま芋は、2~4mm角に切る。
2.ブロッコリーは小房に分け、やわらかくなるまでゆでてザルに上げ、水気を拭き取って細かく刻む。
3.鍋にA・(1)・(2)を入れて火にかけ、沸いたら全体にトロミが出る程度まで煮る(3~4分目安)。
4.ボウルにBを入れ、よく混ぜる。
5.耐熱容器に(3)を入れ、上から(4)をかけパン粉を振る。
<ポイント>
・さつま芋は市販の焼き芋を使用しても構いません。ただしねっとり系としたタイプだとのどに詰まりやすくなるので、避けましょう。
・今回はパン粉でこうばしさを出しましたが、オーブントースターなどでチーズの表面に焼き色をつけるやり方もあります。
・さつま芋はじゃが芋や人参に置き換えても構いません。
・コクを出すために育児用ミルクを加えましたが、ない場合は出汁だけで煮ていただいてもOKです。
【栄養】
●さつま芋
さつま芋はお通じの改善に役立つ食物繊維が豊富です。
離乳食が始まると、便秘になる赤ちゃんもいるので、そのようなときは、さつま芋を取り入れると、便通が整いやすいです。
また免疫力を高めるビタミンCやEなども含むので、体調を崩しやすい時期におすすめです。
●ブロッコリー
ブロッコリーはβ-カロテンやビタミンCが豊富な食材です。
風邪予防のほか、肌荒れなどにも効果が期待出来るので、乾燥肌になりやすい赤ちゃんにぴったりです。
離乳食期の赤ちゃんには、やわらかくなりやすい花蕾(つぼみのような部分)だけを使うと、食べやすいです。
茎も花蕾同様栄養たっぷりなので、食べられる月齢になったら、ぜひ使ってください。
●チーズ
チーズ類は、牛乳同様カルシウムの吸収率が高い食材です。
離乳食期は、塩分や油脂分の高いチーズはつかえませんが、カッテージチーズのような、低脂肪、低塩分のチーズは離乳食期でも取り入れやすい食材のひとつです。
たんぱく質の吸収率は牛乳よりもよいので、アレルギーの心配がなければ使ってみましょう。
離乳食は赤ちゃんがママやパパと同じ食事を取れるようになるための大切なステップのひとつです。
少し手はかかりますが、ぜひ楽しみながら作ってください。
Text by さゆり/食育インストラクター