更新日:2022/04/25
小さいときに食べていた給食。1か月の献立表をみて自分の好きなメニューがあるとその日が待ち遠しくなる、という経験はありませんか?カレー、から揚げ、揚げパン…、人気メニューはいろいろありますが、私が好きだったのは「味つけごはん」。 今回は給食でよく登場する味つけごはん2品を少しアレンジしてご紹介します。
甘辛い味が油揚げにたっぷりしみた、人気の味つけごはんをしょうがを効かせた大人味にアレンジしした。もちろん、しょうがは入れなくてもOKです。
<材料(4人分)> 調理時間:20分ごはん・・2合分鶏挽き肉・・80g油揚げ・・1枚人参・・5cmしょうが(みじん切り)・・小さじ2Aしょうゆ・・大さじ2Aみりん・・大さじ1A砂糖・・大さじ1サラダ油・・小さじ2 絹さや・・お好みで
<作り方>1.油揚げは油抜きし、半分に切って千切りにする。人参も千切りにする。
2.鍋にサラダ油を入れて熱し、挽き肉・人参・しょうがを入れて炒める。
3.挽き肉がポロポロになってきたら油揚げを入れて、さらに炒める。
4.全体がしんなりしてきたらAを入れ、弱火にして具材に味を含ませる。
5.熱々のごはんに(4)を入れてよく混ぜ合わせる。 お好みで塩ゆでして千切りにした絹さやを添えると彩りも食感もよくなります。
給食で定番のわかめごはんに、こうばしくいったじゃこをたっぷり入れました。
<材料(4人分)> 調理時間:20分(炊飯時間は除く)米・・2合A酒・・大さじ1Aみりん・・小さじ2A塩・・小さじ1カットわかめ・・大さじ2ちりめんじゃこ・・大さじ1白いりごま・・適量
<作り方>1.米は洗ってザルに上げ、水気を切る。炊飯器の内釜に米・Aを入れ、2合目の目盛まで水を入れてひと混ぜし、炊飯する。
2.わかめは水で戻し、水気をしぼって1~2cm角くらいに刻む。じゃこはフライパンでうっすら色づく程度まで乾煎りする。
3.炊き上がったごはんに、(2)のわかめを入れて軽く混ぜ、ふたをして約10分蒸らす。 4.(3)にじゃこを加えてサックリ混ぜ合わせ、器に盛り付け、ごまをふる。
給食の献立表には、その日のメニューのほかに使われている食材などが記されています。それらが赤、黄、緑で色分けされていたのを記憶している人もいるのではないでしょうか?私が通っていた小学校では、給食のメニューと使われている食材が昼食の校内放送で流れていたので、よく覚えています。赤、黄、緑の3つのグループに分けたものは「三色食品群」と呼ばれ、これらの食べ物を揃えると、栄養バランスのよい食事になると考えられています。では、いったいどのようにグループ分けされているのでしょうか?
■赤=体をつくるもとになるものたんぱく質やミネラルを多く含み、血や筋肉、骨をつくるもとになる食材のグループです。<肉、魚、卵、牛乳、乳製品、海藻類、豆類・豆製品など>
■黄=エネルギーのもとになるもの炭水化物(糖質)や脂質を多く含み、体を動かすためのエネルギー源となる食材のグループです。<米、パン、いも類、油脂類、砂糖類など>
■緑=体の調子を整えるもとになるものビタミン、ミネラルを多く含み、体の調子を整えるもとになる食材のグループです。<野菜、果物、きのこ類など>
栄養バランスのよい食生活を心掛けるなら、「黄:緑:赤=6:3:1」が理想だと言われています。これは、給食だけではなく普段の食事にもいかすことが出来ますので参考にしてみてください。今回ご紹介したレシピは、黄色のグループがメインです。ここに、肉や魚、そして野菜を組み合わせてバランスのよい食事を心掛けましょう。
当時は、何気なく食べていた給食ですが、今思えばさまざまな食材をバランスよく、おいしく調理してくださっていたのだと気づかされます。 給食メニューを思い出すことで、普段の食生活を見直すきっかけにもなるかもしれませんね。
小さいときに食べていた給食。
1か月の献立表をみて自分の好きなメニューがあるとその日が待ち遠しくなる、という経験はありませんか?カレー、から揚げ、揚げパン…、人気メニューはいろいろありますが、私が好きだったのは「味つけごはん」。 今回は給食でよく登場する味つけごはん2品を少しアレンジしてご紹介します。
【こぎつねごはん】
甘辛い味が油揚げにたっぷりしみた、人気の味つけごはんをしょうがを効かせた大人味にアレンジしした。もちろん、しょうがは入れなくてもOKです。
<材料(4人分)> 調理時間:20分
ごはん・・2合分
鶏挽き肉・・80g
油揚げ・・1枚
人参・・5cm
しょうが(みじん切り)・・小さじ2
Aしょうゆ・・大さじ2
Aみりん・・大さじ1
A砂糖・・大さじ1
サラダ油・・小さじ2 絹さや・・お好みで
<作り方>
1.油揚げは油抜きし、半分に切って千切りにする。人参も千切りにする。
2.鍋にサラダ油を入れて熱し、挽き肉・人参・しょうがを入れて炒める。
3.挽き肉がポロポロになってきたら油揚げを入れて、さらに炒める。
4.全体がしんなりしてきたらAを入れ、弱火にして具材に味を含ませる。
5.熱々のごはんに(4)を入れてよく混ぜ合わせる。 お好みで塩ゆでして千切りにした絹さやを添えると彩りも食感もよくなります。
【わかめごはん】
給食で定番のわかめごはんに、こうばしくいったじゃこをたっぷり入れました。
<材料(4人分)> 調理時間:20分(炊飯時間は除く)
米・・2合
A酒・・大さじ1
Aみりん・・小さじ2
A塩・・小さじ1
カットわかめ・・大さじ2
ちりめんじゃこ・・大さじ1
白いりごま・・適量
<作り方>
1.米は洗ってザルに上げ、水気を切る。
炊飯器の内釜に米・Aを入れ、2合目の目盛まで水を入れてひと混ぜし、炊飯する。
2.わかめは水で戻し、水気をしぼって1~2cm角くらいに刻む。
じゃこはフライパンでうっすら色づく程度まで乾煎りする。
3.炊き上がったごはんに、(2)のわかめを入れて軽く混ぜ、ふたをして約10分蒸らす。 4.(3)にじゃこを加えてサックリ混ぜ合わせ、器に盛り付け、ごまをふる。
【グループ分けでバランスのよい食事に】
給食の献立表には、その日のメニューのほかに使われている食材などが記されています。それらが赤、黄、緑で色分けされていたのを記憶している人もいるのではないでしょうか?私が通っていた小学校では、給食のメニューと使われている食材が昼食の校内放送で流れていたので、よく覚えています。
赤、黄、緑の3つのグループに分けたものは「三色食品群」と呼ばれ、これらの食べ物を揃えると、栄養バランスのよい食事になると考えられています。
では、いったいどのようにグループ分けされているのでしょうか?
■赤=体をつくるもとになるもの
たんぱく質やミネラルを多く含み、血や筋肉、骨をつくるもとになる食材のグループです。
<肉、魚、卵、牛乳、乳製品、海藻類、豆類・豆製品など>
■黄=エネルギーのもとになるもの
炭水化物(糖質)や脂質を多く含み、体を動かすためのエネルギー源となる食材のグループです。
<米、パン、いも類、油脂類、砂糖類など>
■緑=体の調子を整えるもとになるもの
ビタミン、ミネラルを多く含み、体の調子を整えるもとになる食材のグループです。
<野菜、果物、きのこ類など>
栄養バランスのよい食生活を心掛けるなら、「黄:緑:赤=6:3:1」が理想だと言われています。これは、給食だけではなく普段の食事にもいかすことが出来ますので参考にしてみてください。今回ご紹介したレシピは、黄色のグループがメインです。ここに、肉や魚、そして野菜を組み合わせてバランスのよい食事を心掛けましょう。
当時は、何気なく食べていた給食ですが、今思えばさまざまな食材をバランスよく、おいしく調理してくださっていたのだと気づかされます。 給食メニューを思い出すことで、普段の食生活を見直すきっかけにもなるかもしれませんね。