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たべて元気♪「食だより」

パパ・ママ

離乳食「初期」レシピ~にんじんのりんご煮~

更新日:2024/09/06

今まではミルクだけだったけど、そろそろ「離乳食」が始まる…どうしよう!?
心配な新米ママ&パパさん必見!
離乳食初期・中期・後期・完了期のレシピをシリーズでご紹介します。

初めてのママ&パパは、大変なこともあるかもしれません。
でも、赤ちゃんが食事の楽しさを体験し、「自分で食べる力」を育むためにもしっかり見守ってあげましょう。

【離乳食をはじめるサイン】

・生後5~6カ月ごろになり、首がしっかりし、支えると座れる
・食べる様子をじっと見たり、食べ物に興味を示す
・口をもぐもぐ動かし、よだれがよく出る
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる

赤ちゃんの様子をみて、体調や機嫌のよい日の午前中を選んで始めましょう。
午前中は、赤ちゃんの消化器官の働きがよく、もし、離乳食を与えて急に具合が悪くなっても病院へも行きやすい時間帯です。
かかりつけの病院があいている日かどうかもチェックしておきましょう。

【5~6カ月!離乳食初期の食材の進め方】

加熱してからつぶし、液状に近いトロトロ状態なるもので、苦みや辛みがないものがよいです。
素材自体に甘味があり、やわらかくなるものを選びましょう。
じゃが芋やさつまいも、かぼちゃ、にんじん、かぶ、大根などがおすすめです。
このほか、トマト、ホールトマト缶詰(無添加)、トマトジュース(無添加)、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、キャベツ、白菜などの野菜もOK。
1カ月くらい経って慣れてきたら、食パンやうどんにも挑戦してみましょう。
ただし、小麦粉アレルギーのリスクがあるため、まずはほんの少しの量から試してみてください。
はじめて食べてみて食後2時間以内に症状が出なければ問題ありません。
アレルギー反応が出たときのことを想定して、必ず病院に連れていけるタイミングで与えてくださいね。
次は、たんぱく質源の食材にもチャレンジ!
脂肪の少ない白身魚(ひらめ、かれい、真鯛など)や豆腐からはじめ、慣れてきたらかたゆで卵黄を少量から与えます。
卵の場合、卵黄よりも卵白の方がアレルギーを起こしやすくなっています
また、加熱時間や加熱温度もアレルギー症状の発症リスクと関係し、高温で長時間加熱するほどアレルギー反応は起こしにくくなります。
まずはしっかり加熱したかたゆで卵黄から試してみてください。

はじめての食材はひとさじから始めましょう。
離乳食初期は、食べ物を飲み込む練習をし、食べ物に慣れる時期です。
思うように食べられなくても、母乳や育児用ミルクが飲めていれば心配いりません。

それではレシピをご紹介します。

【離乳食初期!にんじんのりんご煮】

<材料> 調理時間:30分

にんじん・・30g
りんご(皮・芯を除いたもの)・・30g
水・・1カップ

<作り方>

1.にんじん・りんごはそれぞれすりおろす。

2.鍋に(1)・水を入れ、トロトロになるまで煮る。

今回は1回分を作りましたが、多めに作り、製氷皿やフリーザーバッグなどに入れて冷凍してもOK
その場合は、必ず粗熱をとってから冷凍し、2週間以内には使い切りましょう。

いかがでしたか?
離乳食は始まってしまえばあっという間ですが、慣れるまでは大変に感じることが多いかもしれません。
思うように食べてくれない、進まないのが離乳食でもあるので、あまり気負わず、できる範囲で進めていきましょう。

Text by くまこ/食育インストラクター