更新日:2023/02/17
皆さんは、食育ピクトグラムをご存じですか?
食育ピクトグラムとは、食育の12の取組を子どもから大人まで誰にでもわかりやすく発信するため、表現を単純化した絵文字(ピクトグラム)を作成し、多くの人に使用してもらうことを目的としたものです。
1.みんなで楽しく食べよう家族や仲間と、会話を楽しみながら食べる食事で、心も体も元気にしましょう。
2.朝ごはんを食べよう朝食を食べて生活リズムを整え、健康的な生活習慣につなげましょう。
3.バランスよく食べよう主食・主菜・副菜を組み合わせた食事で、バランスの良い食生活につなげましょう。また、減塩や野菜・果物摂取にも努めましょう。
4.太りすぎない やせすぎない適正体重の維持や減塩に努めて生活習慣病を予防しましょう。
5.よくかんで食べよう口腔機能が十分に発達し維持されることが重要ですので、よくかんで安全に食べましょう。
6.手を洗おう食品の安全性についての基礎的な知識をもち、自ら判断し、行動する力を養いましょう。
7.災害にそなえよういつ起こるかも知れない災害を意識し、非常時のための食料品を備蓄しておきましょう。
8.食べ残しをなくそうSDGs(※)の目標である持続可能な社会を達成するため、環境に配慮した農林水産物・食品を購入したり、食品ロスの削減を進めたりしましょう。(※)SDGs(平成27(2015)年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2023アジェンダ」における持続可能な開発目標
9.産地を応援しよう地域でとれた農林水産物や被災地食品等を消費することで、食を支える農林水産業や地域経済の活性化、環境負荷の低減につなげましょう。
10.食・農の体験をしよう農林水産業を体験して、食や農林水産業への理解を深めましょう。
11.和食文化を伝えよう地域の郷土料理や伝統料理等の食文化を大切にして、次の世代へと継承を図りましょう。
12.食育を推進しよう生涯にわたって心も身体も健康で、質の高い生活を送るために「食」について考え、食育の取組を推進しましょう。
※出典:農林水産省WEBサイト「食育ピクトグラム及び食育マークのご案内」
今回は「2.朝ご飯を食べよう」についてご紹介します。朝ご飯を食べるとどのようなよいことがあるのでしょうか?以下にまとめてみました。
①体のリズムを整える朝ごはんは、一日をいきいきと過ごすための大事なスイッチ。朝ごはんを食べないと、頭も身体もボーっとしたまま過ごすことになり、体のリズムが崩れます。毎朝、決まった時間に朝ごはんを食べるように心がけましょう。
②体温を上げる朝ごはんは、睡眠中に下がった体温を上昇させるとともに脳が活性化され、やる気と集中力がアップします。
③脳のエネルギーを補給する私たちの脳はブドウ糖をエネルギー源として使っています。ブドウ糖は体内に大量に貯蔵しておくことができず、睡眠中も消費されてしまうため、朝の脳はエネルギーの少ない状態です。朝ごはんでブドウ糖をしっかり補うことで、脳と体が目覚め活発に活動できます。
④便通を促す腸が最も活発に動くのは朝の時間帯。朝ごはんを食べることで、腸が刺激され、排便しやすくなります。また、食物繊維の多い野菜や、善玉菌を含むヨーグルトなどをとると効果的です。
今まで朝ごはんを食べる習慣がなかった人は、いきなり毎日食べるのはハードルが高いかもしれません。まずは、おにぎりやパンなど手軽に食べられるものから口にしてみましょう。慣れてきたら「3色食品群」を意識してみてください。
●赤:体をつくるもとになる肉・魚・卵・乳製品・豆製品など、筋肉や血液、骨など体の構成成分となるたんぱく質を多く含みます。
●黄:エネルギーのもとになるごはんやパン、麺類、いも類、油、砂糖など、熱を生み、エネルギーを作り出す糖質や脂質を多く含みます。
●緑:体の調子を整えるもとになる野菜・果物・きのこ類など、糖質・たんぱく質・脂質の代謝を助け、健康維持に欠かせないビタミン・ミネラル類を多く含みます。
それぞれのグループから2種類以上の食品を食べるようにするとバランスがとれた食事になります。
まずは、納豆・ご飯・みそ汁(インスタントでもいいから)・ほうれん草のお浸しといったように1種類ずつ!できることからはじめてみてください♪
Text byくまこ/食育インストラクター
皆さんは、食育ピクトグラムをご存じですか?
食育ピクトグラムとは、食育の12の取組を子どもから大人まで誰にでもわかりやすく発信するため、表現を単純化した絵文字(ピクトグラム)を作成し、多くの人に使用してもらうことを目的としたものです。
1.みんなで楽しく食べよう
家族や仲間と、会話を楽しみながら食べる食事で、心も体も元気にしましょう。
2.朝ごはんを食べよう
朝食を食べて生活リズムを整え、健康的な生活習慣につなげましょう。
3.バランスよく食べよう
主食・主菜・副菜を組み合わせた食事で、バランスの良い食生活につなげましょう。
また、減塩や野菜・果物摂取にも努めましょう。
4.太りすぎない やせすぎない
適正体重の維持や減塩に努めて生活習慣病を予防しましょう。
5.よくかんで食べよう
口腔機能が十分に発達し維持されることが重要ですので、よくかんで安全に食べましょう。
6.手を洗おう
食品の安全性についての基礎的な知識をもち、自ら判断し、行動する力を養いましょう。
7.災害にそなえよう
いつ起こるかも知れない災害を意識し、非常時のための食料品を備蓄しておきましょう。
8.食べ残しをなくそう
SDGs(※)の目標である持続可能な社会を達成するため、環境に配慮した農林水産物・食品を購入したり、食品ロスの削減を進めたりしましょう。
(※)SDGs(平成27(2015)年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2023アジェンダ」における持続可能な開発目標
9.産地を応援しよう
地域でとれた農林水産物や被災地食品等を消費することで、食を支える農林水産業や地域経済の活性化、環境負荷の低減につなげましょう。
10.食・農の体験をしよう
農林水産業を体験して、食や農林水産業への理解を深めましょう。
11.和食文化を伝えよう
地域の郷土料理や伝統料理等の食文化を大切にして、次の世代へと継承を図りましょう。
12.食育を推進しよう
生涯にわたって心も身体も健康で、質の高い生活を送るために「食」について考え、食育の取組を推進しましょう。
※出典:農林水産省WEBサイト「食育ピクトグラム及び食育マークのご案内」
今回は「2.朝ご飯を食べよう」についてご紹介します。
朝ご飯を食べるとどのようなよいことがあるのでしょうか?
以下にまとめてみました。
【朝ご飯がもたらす4つの効果】
①体のリズムを整える
朝ごはんは、一日をいきいきと過ごすための大事なスイッチ。
朝ごはんを食べないと、頭も身体もボーっとしたまま過ごすことになり、体のリズムが崩れます。
毎朝、決まった時間に朝ごはんを食べるように心がけましょう。
②体温を上げる
朝ごはんは、睡眠中に下がった体温を上昇させるとともに脳が活性化され、やる気と集中力がアップします。
③脳のエネルギーを補給する
私たちの脳はブドウ糖をエネルギー源として使っています。
ブドウ糖は体内に大量に貯蔵しておくことができず、睡眠中も消費されてしまうため、朝の脳はエネルギーの少ない状態です。
朝ごはんでブドウ糖をしっかり補うことで、脳と体が目覚め活発に活動できます。
④便通を促す
腸が最も活発に動くのは朝の時間帯。
朝ごはんを食べることで、腸が刺激され、排便しやすくなります。
また、食物繊維の多い野菜や、善玉菌を含むヨーグルトなどをとると効果的です。
【どんなものを選んで食べたらよいの?】
今まで朝ごはんを食べる習慣がなかった人は、いきなり毎日食べるのはハードルが高いかもしれません。
まずは、おにぎりやパンなど手軽に食べられるものから口にしてみましょう。
慣れてきたら「3色食品群」を意識してみてください。
●赤:体をつくるもとになる
肉・魚・卵・乳製品・豆製品など、筋肉や血液、骨など体の構成成分となるたんぱく質を多く含みます。
●黄:エネルギーのもとになる
ごはんやパン、麺類、いも類、油、砂糖など、熱を生み、エネルギーを作り出す糖質や脂質を多く含みます。
●緑:体の調子を整えるもとになる
野菜・果物・きのこ類など、糖質・たんぱく質・脂質の代謝を助け、健康維持に欠かせないビタミン・ミネラル類を多く含みます。
それぞれのグループから2種類以上の食品を食べるようにするとバランスがとれた食事になります。
まずは、納豆・ご飯・みそ汁(インスタントでもいいから)・ほうれん草のお浸しといったように1種類ずつ!
できることからはじめてみてください♪
Text byくまこ/食育インストラクター