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食材料理11月11日はもやしの日!コスパのよさの秘密とは?

更新日:2022/11/09

11月11日はもやしの日です。
いつでも安い、お財布の味方の野菜ですが、これほど安い理由を知っていますか?
今回はもやしの秘密について迫ります!

【もやしって何の野菜?】

もやしを漢字で書くと「萌やし(もしくは芽し)」で、正式な植物の種類ではなく、穀類や豆類を発芽させたものを指します。
畑に種をまくのではなく、暗所で発芽させて成長させているので、植物の芽なのに色が白いのです。
現在スーパーなどで多く流通しているのが、緑豆や黒豆(ブラックマッペ)を発芽させたもやしです。
豆もやしは小粒の大豆を発芽させたもので、一言でもやしといっても、たくさんの種類の豆が使われていることがわかります。
ちなみに、普通の大豆を発芽させた大豆もやしはコストがかかるため、飲食店などへの出荷がメインで、一般に流通することはまれなのだそうです。

【おいしく早く、家計を助ける】

もやしがいろいろな種類の豆からできていることはわかりましたが、それだけで圧倒的に安くできるわけではありません。
もやしが安く販売できる最も大きな理由は、出荷するまでの時間がとても短いこと。
その時間はなんと、10日足らずなのです!
一般的に、野菜の栽培期間は3~4カ月程度はかかるものです。
比較的栽培期間の短い葉物野菜でも、出荷までに1~2カ月は必要なことを考えると、もやしの速度は驚異的なスピードといえます。
ほかの野菜が育つまでの間に、何回も収穫できる…これがもやしの強みであり、安く提供できる最大の秘密なのですね。
また、もやしのほとんどが工場生産で、生産量が季節や天候に左右されないことも、価格を支える要素です。
旬が無い、ともいえますが、購入する側としては安定して安く購入できるのはうれしいですよね。

【旬の無いもやしの記念日】

決まった旬が無いもやし。
では、なぜもやしの日は11月11日なのでしょう?
もやしの日はもやし生産協会により、平成24年に制定されました。
その理由は、数字の1の形がもやしに似ているから。1111…と1を並べるともやしのように見えてきませんか?
この理由なら11月1日がもやしの日になってもよさそうですよね。
実は、11月1日はもやしの日を制定した日なので、どちらももやしに関係があるのです☆

【時間が経つのはNG】

もやしはいつでも購入できますが、ひとつ注意しなければならない点があります。
それは、傷みやすい野菜であること。
多くのもやしはパッケージに消費期限が記載されていますが、これはほかの野菜ではあまり見られず、とても珍しいですよね。
新芽であるもやしはまだ弱く、デリケートな状態。
さらに、成長しようと絶えず呼吸を続けているので、放っておくと袋が膨らみ、水滴がつきます。
このように、自分が出した水分で傷んでしまうのですね。
そのため、もやしは購入したらその日のうちに使い切るぐらいのつもりでよいでしょう。
もやしには抗酸化作用のあるビタミンCや貧血を予防する葉酸などが含まれますが、これらは時間が経つと失われてしまいやすいので、栄養の面からみても新鮮なうちに食べた方がよさそうです。
当日に使い切るのが難しい場合はポリ袋などに移し、チルド室(※野菜室は温度が高いので、もやしの保存には不向きです)に入れれば2~3日ほど保存できますが、できるだけ早く食べましょう!

価格の優等生・もやし。
現在は原材料や燃料費の高騰にともない、もやしも徐々に値上げされることも増えているようです。

おいしく食べて、栄養も無駄にしないようにできるとよいですね。

Text byはむこ/食育インストラクター