更新日:2023/05/26
この親子クッキングでは幼児期から小学校低学年くらいまでのお子さんと一緒に作れるレシピを中心にご紹介していきます。今回は野菜を使ったマフィンです。
●調理の前にお子さんとお約束してから始めましょう。●調理前後や食べるときは、手洗いを忘れずに!●調理前に何を作るか、どこを分担するかをチェック!!
「ながら作業」は危険なので、テレビなどは見ないで調理に集中しよう!!!
ご家庭で追加のお約束を作っても構いません。定期的に行う場合は、お約束ボードなどを作成してもよいですね。
お子さんの年齢などによって一人で出来ることが違いますので、それぞれに合ったサポートをお願いします。事前に材料や作る手順の確認をすると、考えながら作業をする練習にもなります。大人が誘導してあげながら今回は何を作るのかを、お子さんに自身に確認してもらってください。そして・・・一番大切なのは、お子さんが切り方や手順を間違えても怒ったりせず、どうしたら軌道修正できるのか、それが出来ない場合は、どのような料理に変えていったらよいのかを一緒に考えてあげることです。料理は同時にやらなければいけないことや、不測の事態がつきもの。大人であれば経験上対応出来ることがほとんどですが、子どもたちは今まさにそのことを学んでいる最中ですので、おおらかな気持ちで対応してあげて下さい。でも、危険なことをしてしまった場合は、しっかり注意してくださいね!!
それではレシピのご紹介です。
今回は、野菜を混ぜ込んだマフィンを作りましょう。お子さんと一緒に作ることで、野菜を食べるきっかけに繋がるかもしれませんよ☆
<材料(直径7cmのマフィンカップ6個分)> 調理時間:40分
【マフィン生地】A卵(Mサイズ)・・1個A牛乳・・100gAサラダ油・・50gA砂糖・・15gA塩・・3gB薄力粉・・150gBベーキングパウダー8g
【具材】玉ねぎ・・小1/2個ウインナー・・3本ブロッコリー・・60gサラダ油・・少々プロセスチーズ・・60gミニトマト・・6個粉チーズ・・適量粗挽き黒こしょう・・お好みで
<作り方>
1.玉ねぎは長さを半分にして薄切りにする。ウインナーは7~8mm厚に切る。ブロッコリーはひと口よりも小さめの小房に分け、塩(分量外)を加えたたっぷりの湯でかためにゆで、ザルに上げ、手早く冷ます。
2.プロセスチーズは7~8mm角に切り、ミニトマトは2~4等分に切る。
3.ボウルにAを入れて全体をよく混ぜる。
4.(3)のボウルに合わせてふるったBを加え、ダマにならないようにしっかりと混ぜる。
5.フライパンにサラダ油を熱し、(1)の玉ねぎを入れて炒め、しんなりとしたら(4)に加え、チーズも加えて混ぜる。
6.(5)のフライパンにウインナーとブロッコリーを入れて炒め、取り出して6等分にする。
7.マフィンカップに小さめのスプーン一杯くらいの生地を入れ、2/3量の具材を入れる。
8.上から残りの生地を入れて残りの具材を中央部分に少し埋め込むようにのせ、粉チーズ・黒こしょうをかける。
9.180℃のオーブンで20~25分焼き、竹串を刺して生地がついてこなければケーキクーラーなどに移して、粗熱をとる。
今回は彩りのよい野菜を使いましたが、お子さんの苦手な野菜を混ぜてみたり、芋やかぼちゃなどの甘めの野菜にしてもおいしいので、気分や季節に合わせてどうぞ。
●ブロッコリー・ミニトマトブロッコリーは、造血のビタミンと呼ばれる葉酸、皮膚や爪などの調子を整えるビタミンのβ-カロテンやビタミンB2、お通じの改善に役立つ食物繊維を含む食材です。ブロッコリーはつぼみ部分のほか、茎もおいしいので、ぜひ無駄なく使ってください。またトマトの赤い色素であるリコピンは、強力な抗酸化作用を持っていて、がんや動脈硬化予防に効果的です。
●卵卵はとても栄養価の高い食材で、ビタミンCと食物繊維以外の体に必要な栄養素がほとんど含まれています。特に、人が体内で作ることが出来ない必須アミノ酸をしっかりと含んでいるので、健康を維持するのに欠かせない食材のひとつでもあります。その反面、アレルギーを起こしやすい食材のひとつなので、卵ばかりを食べるのではなく、さまざまな食材をまんべんなく食べることが、健康維持には必要です。
●チーズチーズは牛乳同様、カルシウムやたんぱく質が豊富な食材です。カルシウムは、骨にとって重要な栄養素というだけでなく、さまざまな場所に存在し、体を維持するのに役立っています。また、今回使用しているプロセスチーズは、カルシウムやたんぱく質のほかにビタミンAや亜鉛も含みます。チーズは塩分の高い商品が多いので、一度にたくさん摂るのではなく、適量を継続して摂るようにしましょう。食べ過ぎてしまったときは、カリウムが豊富な果物や野菜を合わせて摂ると余分なナトリウムを体内から出しやすくします。
いかがでしたか。お子さんと作るときは、料理の話以外に日常の出来事なども聞いてあげると会話が弾むと思います。楽しく作っておいしく召し上がってくださいね。
Text byさゆり/食育インストラクター
この親子クッキングでは幼児期から小学校低学年くらいまでのお子さんと一緒に作れるレシピを中心にご紹介していきます。
今回は野菜を使ったマフィンです。
【親子クッキングのお約束】
●調理の前にお子さんとお約束してから始めましょう。
●調理前後や食べるときは、手洗いを忘れずに!
●調理前に何を作るか、どこを分担するかをチェック!!
「ながら作業」は危険なので、テレビなどは見ないで調理に集中しよう!!!
ご家庭で追加のお約束を作っても構いません。
定期的に行う場合は、お約束ボードなどを作成してもよいですね。
【一緒に作る大人の方へ】
お子さんの年齢などによって一人で出来ることが違いますので、それぞれに合ったサポートをお願いします。
事前に材料や作る手順の確認をすると、考えながら作業をする練習にもなります。
大人が誘導してあげながら今回は何を作るのかを、お子さんに自身に確認してもらってください。
そして・・・一番大切なのは、お子さんが切り方や手順を間違えても怒ったりせず、どうしたら軌道修正できるのか、それが出来ない場合は、どのような料理に変えていったらよいのかを一緒に考えてあげることです。
料理は同時にやらなければいけないことや、不測の事態がつきもの。
大人であれば経験上対応出来ることがほとんどですが、子どもたちは今まさにそのことを学んでいる最中ですので、おおらかな気持ちで対応してあげて下さい。
でも、危険なことをしてしまった場合は、しっかり注意してくださいね!!
それではレシピのご紹介です。
今回は、野菜を混ぜ込んだマフィンを作りましょう。
お子さんと一緒に作ることで、野菜を食べるきっかけに繋がるかもしれませんよ☆
【ベジマフィン】
<材料(直径7cmのマフィンカップ6個分)> 調理時間:40分
【マフィン生地】
A卵(Mサイズ)・・1個
A牛乳・・100g
Aサラダ油・・50g
A砂糖・・15g
A塩・・3g
B薄力粉・・150g
Bベーキングパウダー8g
【具材】
玉ねぎ・・小1/2個
ウインナー・・3本
ブロッコリー・・60g
サラダ油・・少々
プロセスチーズ・・60g
ミニトマト・・6個
粉チーズ・・適量
粗挽き黒こしょう・・お好みで
<作り方>
1.玉ねぎは長さを半分にして薄切りにする。
ウインナーは7~8mm厚に切る。
ブロッコリーはひと口よりも小さめの小房に分け、塩(分量外)を加えたたっぷりの湯でかためにゆで、ザルに上げ、手早く冷ます。
2.プロセスチーズは7~8mm角に切り、ミニトマトは2~4等分に切る。
3.ボウルにAを入れて全体をよく混ぜる。
4.(3)のボウルに合わせてふるったBを加え、ダマにならないようにしっかりと混ぜる。
5.フライパンにサラダ油を熱し、(1)の玉ねぎを入れて炒め、しんなりとしたら(4)に加え、チーズも加えて混ぜる。
6.(5)のフライパンにウインナーとブロッコリーを入れて炒め、取り出して6等分にする。
7.マフィンカップに小さめのスプーン一杯くらいの生地を入れ、2/3量の具材を入れる。
8.上から残りの生地を入れて残りの具材を中央部分に少し埋め込むようにのせ、粉チーズ・黒こしょうをかける。
9.180℃のオーブンで20~25分焼き、竹串を刺して生地がついてこなければケーキクーラーなどに移して、粗熱をとる。
今回は彩りのよい野菜を使いましたが、お子さんの苦手な野菜を混ぜてみたり、芋やかぼちゃなどの甘めの野菜にしてもおいしいので、気分や季節に合わせてどうぞ。
【栄養】
●ブロッコリー・ミニトマト
ブロッコリーは、造血のビタミンと呼ばれる葉酸、皮膚や爪などの調子を整えるビタミンのβ-カロテンやビタミンB2、お通じの改善に役立つ食物繊維を含む食材です。
ブロッコリーはつぼみ部分のほか、茎もおいしいので、ぜひ無駄なく使ってください。
またトマトの赤い色素であるリコピンは、強力な抗酸化作用を持っていて、がんや動脈硬化予防に効果的です。
●卵
卵はとても栄養価の高い食材で、ビタミンCと食物繊維以外の体に必要な栄養素がほとんど含まれています。
特に、人が体内で作ることが出来ない必須アミノ酸をしっかりと含んでいるので、健康を維持するのに欠かせない食材のひとつでもあります。
その反面、アレルギーを起こしやすい食材のひとつなので、卵ばかりを食べるのではなく、さまざまな食材をまんべんなく食べることが、健康維持には必要です。
●チーズ
チーズは牛乳同様、カルシウムやたんぱく質が豊富な食材です。
カルシウムは、骨にとって重要な栄養素というだけでなく、さまざまな場所に存在し、体を維持するのに役立っています。
また、今回使用しているプロセスチーズは、カルシウムやたんぱく質のほかにビタミンAや亜鉛も含みます。
チーズは塩分の高い商品が多いので、一度にたくさん摂るのではなく、適量を継続して摂るようにしましょう。
食べ過ぎてしまったときは、カリウムが豊富な果物や野菜を合わせて摂ると余分なナトリウムを体内から出しやすくします。
いかがでしたか。
お子さんと作るときは、料理の話以外に日常の出来事なども聞いてあげると会話が弾むと思います。
楽しく作っておいしく召し上がってくださいね。
Text byさゆり/食育インストラクター