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たべて元気♪「食だより」

パパ・ママ

冬休みチャレンジレシピ~子どもと作ろう!ロールキャベツに挑戦!

更新日:2025/01/06

冬休みはクリスマスにお正月、イベントが盛りだくさんですね。
せっかくのお休みなので子どもと一緒に料理をしてみませんか?
今回はロールキャベツをご紹介します。

【調理をする前に…

手はしっかり石けんで洗い、清潔なペーパーやタオルでふき取って消毒をしましょう。
TVなどは消して子どもが集中できる環境を整えてあげてくださいね。
また、子どもが失敗しても怒らず、どうしたら修正できるか一緒に考えてあげましょう。
その経験が子どもの成長につながります。ぜひ楽しい時間を共有してください♪

【ロールキャベツ】

<材料(4~6人分)> 調理時間:50分

キャベツ・・大12枚
合挽き肉・・400g
玉ねぎ・・1/2個
サラダ油・・小さじ2
A ドライパン粉・・1カップ
A 牛乳・・80ml
A 卵・・1個
A 塩・・小さじ1/2
A 粗挽き黒こしょう・・適量
B 顆粒コンソメ・・小さじ2
B 水・・4カップ
B 薄口しょうゆ・・大さじ3
B みりん・・大さじ1
塩・粗挽き黒こしょう・・適量

<作り方>

1.キャベツは1枚ずつはがし、芯のかたい部分はそぎ落とす。

2.キャベツの葉を水にさっと濡らし、6枚ずつ全体をラップで包み、600Wの電子レンジで3~4分しんなりするまで加熱する。

3.玉ねぎ、キャベツの芯はみじん切りにする。

4.フライパンにサラダ油を熱し、(3)を入れ、中火で透き通るまで炒めて粗熱をとる。

5.ボウルに挽き肉・A・(4)を入れ、粘りが出るまで混ぜる。

6.12等分に分けて俵型にする。

7.キャベツを広げ、芯の部分に(6)を1つおき、巻きながら包む。

8.巻き終わりを3㎝長さに折ったスパゲッティ(分量外)で刺して止める(なければ爪楊枝でもOK)鍋に重ならないよう巻き終わりを下にして隙間なく詰める。

9.(8)にBを入れて中火にかけ、沸いたら落しぶたをして火を弱めて20~30分煮る。

10.塩・粗挽き黒こしょうで味を調える

みじん切りなど子どもが包丁を使うときは、目を離さないようにしっかり見守りましょう。
キャベツを巻くときは、なるべく破かないように注意してみてあげてください。

【キャベツは世界最古の野菜のひとつ!?】

キャベツは、古代ギリシャやローマでも食べられており、世界でもっともポピュラーな葉野菜といわれています。
また日本でも、大根や白菜、玉ねぎと並んで収穫量が多く、戦後の食生活の洋風化とともに消費量が急速に増えました。
特に、とんかつに千切りキャベツは欠かせない存在で、明治時代に銀座の洋食屋「煉瓦亭」で始められて以来、全国に広まり、不動の定番は今でも続いています。
そしてこのとんかつと千切りキャベツは、栄養面からみても非常に理にかなったベストコンビ!
キャベツは、消化酵素のキャベジン(ビタミンU)を豊富に含み、糖質を効率よく消化しエネルギーに変えます
また、胃粘膜の新陳代謝を活性化したり、過剰な胃酸の分泌を抑える働きもあります。
さらにキャベツには、ビタミン様物質であるイノシトールも含まれ、脂肪の流れをよくして、肝臓に余分な脂肪が蓄積しないようにコントロールする働きを担っています。
そのほか、脂肪や糖の吸収を穏やかにする食物繊維も多く含まれているため、キャベツは、肉や脂を使うメニューにピッタリの野菜なのです。
ちなみに、キャベジンやイノシトールは水溶性のため、千切りキャベツのように生で食べると効率よく摂取できます。
今回のロールキャベツのように加熱する場合は、スープごといただくレシピにすると、水溶性の栄養素がスープに溶けだすため無駄なく摂取できます。
また、キャベツをゆでるのではなく、電子レンジ加熱にすることで、水溶性の栄養素の損失を防ぐことができます。

いかがでしたか?
コトコトじっくり煮込んだやわらかい肉と甘いキャベツは絶品!
そして親子一緒に作った料理は格別です。
ぜひ、お子さんとチャレンジしてみてください♪

Text by くまこ/食育インストラクター