更新日:2025/07/16
離乳食後期になると、食べられる食材の種類も増え、メニューも広がりますね。今回はトマトを使った離乳食(後期編)レシピ「チキンライス」をご紹介します。離乳食後期(カミカミ期・9~11カ月)レシピ!
<材料(1人分)> 調理時間:20分5倍がゆ・・90g鶏挽き肉・・15g玉ねぎ(みじん切り)・・15gトマト・・20gブロッコリー(花蕾)・・5gバター・・2g
<作り方>1.トマトは皮を湯むきして種を取り除き、7mm角程度に切る2.ブロッコリーはやわらかくゆで、花蕾の部分を包丁でそぎとる3.フライパンにバターを熱し、玉ねぎ・鶏挽き肉を入れ、火が通るまで炒める4.(3)に5倍がゆ・(1)を入れ、全体がなじむまで炒め、(2)を加え混ぜる5.器に盛り付ける
●離乳食初期(ゴックン期・5~6カ月)の場合この時期は、トマトの皮と種を取り除き、果肉を裏ごしし、水分でかたさを調整して与えます。おすすめメニュー:「トマトとじゃが芋のトロトロ」
じゃが芋は皮をむいてやわらかくゆでて(ゆで汁はとっておく)つぶし、裏ごしたトマトと混ぜ合わせます。じゃが芋のゆで汁を加えてかたさを調整して出来上がり。
●離乳食中期(モグモグ期・7~8カ月)の場合この時期は、トマトの皮と種を取り除き、果肉を丁寧にすりつぶして与えます。おすすめメニュー:「トマトとりんごのヨーグルト」
このころからヨーグルト(無糖)が食べられるようになります。すりおろしたりんごを器に盛り付け、その上にヨーグルト・すりつぶしたトマトを重ねて完成。
●離乳食完了期(パクパク期・1才~1才6カ月)の場合この時期は、トマトの皮と種を取り除き、果肉を1cm角の大きさに切って与えます。おすすめメニュー:「ミートソーススパゲッティ」
フライパンにサラダ油を少々熱して合挽き肉を炒め、肉の色が変わったら、玉ねぎ・にんじんのみじん切りを加えて炒め合わせます。トマト・野菜スープ(なければ水)を加え、野菜がやわらかくなるまで煮、塩を少々振って薄味に仕上げます。スパゲッティは3cm長さに折ってやわらかくゆでて器に盛ります。ソースをスパゲッティの上にかけて完成。
上記はあくまで目安なので、赤ちゃんの食べる機能の発達に合わせ、かたさ・大きさを調整しましょう。
真っ赤なトマトには、高い抗酸化作用のある赤い色素成分リコペンがいっぱい。リコペンの含有量は完熟するにつれて増加します。また、リコペンは加熱して細胞壁を壊すことで吸収しやすくなり、生のトマトに比べてリコペンの吸収率が2倍アップするとも言われています。また近年の研究で、トマトのリコペンは、にんにくや玉ねぎと一緒に油で加熱することで、さらに吸収率が上がることがわかっています。にんにくや玉ねぎを加熱することで生成される香り成分「ジアリルジスルフィド」が、リコペンを吸収しやすい成分に変化させるため、一緒に加熱するのがベストです。そのほか、トマトには、免疫力を高めるβ-カロテンやビタミンC・Eなどの栄養素も豊富で、これから成長する赤ちゃんに積極的に食べさせたい野菜のひとつです。
いかがでしたか?9~11カ月ころの赤ちゃんは、離乳食にもだいぶ慣れ、食べられる食材も増えてきて食事を楽しめるようになってきたころではないでしょうか?いろいろな食材にどんどんチャレンジして味覚の幅を広げてあげましょう♪
Text by くまこ/食育インストラクター
離乳食後期になると、食べられる食材の種類も増え、メニューも広がりますね。
今回はトマトを使った離乳食(後期編)レシピ「チキンライス」をご紹介します。
離乳食後期(カミカミ期・9~11カ月)レシピ!
【チキンライス】
<材料(1人分)> 調理時間:20分
5倍がゆ・・90g
鶏挽き肉・・15g
玉ねぎ(みじん切り)・・15g
トマト・・20g
ブロッコリー(花蕾)・・5g
バター・・2g
<作り方>
1.トマトは皮を湯むきして種を取り除き、7mm角程度に切る
2.ブロッコリーはやわらかくゆで、花蕾の部分を包丁でそぎとる
3.フライパンにバターを熱し、玉ねぎ・鶏挽き肉を入れ、火が通るまで炒める
4.(3)に5倍がゆ・(1)を入れ、全体がなじむまで炒め、(2)を加え混ぜる5.器に盛り付ける
●離乳食初期(ゴックン期・5~6カ月)の場合
この時期は、トマトの皮と種を取り除き、果肉を裏ごしし、水分でかたさを調整して与えます。
おすすめメニュー:「トマトとじゃが芋のトロトロ」
じゃが芋は皮をむいてやわらかくゆでて(ゆで汁はとっておく)つぶし、裏ごしたトマトと混ぜ合わせます。
じゃが芋のゆで汁を加えてかたさを調整して出来上がり。
●離乳食中期(モグモグ期・7~8カ月)の場合
この時期は、トマトの皮と種を取り除き、果肉を丁寧にすりつぶして与えます。
おすすめメニュー:「トマトとりんごのヨーグルト」
このころからヨーグルト(無糖)が食べられるようになります。
すりおろしたりんごを器に盛り付け、その上にヨーグルト・すりつぶしたトマトを重ねて完成。
●離乳食完了期(パクパク期・1才~1才6カ月)の場合
この時期は、トマトの皮と種を取り除き、果肉を1cm角の大きさに切って与えます。
おすすめメニュー:「ミートソーススパゲッティ」
フライパンにサラダ油を少々熱して合挽き肉を炒め、肉の色が変わったら、玉ねぎ・にんじんのみじん切りを加えて炒め合わせます。
トマト・野菜スープ(なければ水)を加え、野菜がやわらかくなるまで煮、塩を少々振って薄味に仕上げます。
スパゲッティは3cm長さに折ってやわらかくゆでて器に盛ります。
ソースをスパゲッティの上にかけて完成。
上記はあくまで目安なので、赤ちゃんの食べる機能の発達に合わせ、かたさ・大きさを調整しましょう。
【トマトの栄養は?】
真っ赤なトマトには、高い抗酸化作用のある赤い色素成分リコペンがいっぱい。
リコペンの含有量は完熟するにつれて増加します。
また、リコペンは加熱して細胞壁を壊すことで吸収しやすくなり、生のトマトに比べてリコペンの吸収率が2倍アップするとも言われています。
また近年の研究で、トマトのリコペンは、にんにくや玉ねぎと一緒に油で加熱することで、さらに吸収率が上がることがわかっています。
にんにくや玉ねぎを加熱することで生成される香り成分「ジアリルジスルフィド」が、リコペンを吸収しやすい成分に変化させるため、一緒に加熱するのがベストです。
そのほか、トマトには、免疫力を高めるβ-カロテンやビタミンC・Eなどの栄養素も豊富で、これから成長する赤ちゃんに積極的に食べさせたい野菜のひとつです。
いかがでしたか?
9~11カ月ころの赤ちゃんは、離乳食にもだいぶ慣れ、食べられる食材も増えてきて食事を楽しめるようになってきたころではないでしょうか?
いろいろな食材にどんどんチャレンジして味覚の幅を広げてあげましょう♪
Text by くまこ/食育インストラクター