更新日:2025/08/18
暑くて疲労が溜まりやすい夏にぴったりのレモネードはいかがですか。今回は、手順も簡単なレモネードレシピです。
今回はお子さんが一人でも挑戦しやすいようなレシピです。基本的にはそばで見守っていただきたいですが、年齢などによって出来る作業が変わりますので、適宜サポートをお願いします。以下を事前に行うと、一人でもスムーズに進められるでしょう。
作り始めると、子ども自身が思っていたよりも難しいが工程ある、大人が見ていて難しそうだなと感じることが出てきます。そんなときは、「ここが難しい」や「大丈夫?」などお互いに声を掛け合いましょう。そして、大人がすぐに手を出してやってしまうのではなく、どのようにするとやりやすいのかなどをアドバイスし、一緒に考えてみてください。料理は同時にやらなければいけないことや、不測の事態がつきものです。大人は経験上、対応出来ることがほとんどですが、子ども達は対応の仕方を学んでいる最中ですので、おおらかな気持ちで解決に導きましょう。でも、危険なことをしてしまった場合は、しっかり注意してください!!
それではレシピのご紹介です。手をしっかり洗ってから作りましょう!!まずはレモネードに使用する「レモンシロップ」を作ります。
加熱いらずの簡単レモネード!皮を入れずに作るので、苦味が少なく小さなお子さんにもおすすめです
■レモンシロップ<材料(保存袋1枚分)> 調理時間:10分(つけ込む時間は除く)レモン(皮・白い部分を取り除いて使用)・・正味150g※レモンは皮の厚みに個体差があるので、4個くらいを目安に用意してください。グラニュー糖・・150g
<作り方>1.まな板に塩(分量外・小さじ1程度)をのせ、その上にレモンをおく。皮をこすりつけながら転がし、皮全体に塩をつける2.(1)を流水でよく洗い、しっかりと水気をふき取って7~8mm厚の輪切りにする3.輪切りにしたレモンの実と白い部分の境目に包丁を入れ、皮と白い部分を外す
4.(3)の重量を計って保存袋(大きめのもの)に入れるグラニュー糖を加えてチャック部分を閉じ、袋をよく振ってレモン全体にグラニュー糖をまぶす5.常温で30分ほどおいて水分が出てきたら、再度全体を振り、チャックを少し開けて中の空気を出来るだけ抜いて密閉させ、冷蔵庫で半日~1日おく
<ポイント>・レモンの皮は使用しませんが、塩で磨いてから使うことで、作業中の防カビ剤などの混入を軽減出来ます。(国産品でノーワックスのものであれば、省略しても構いませんが、しっかりと洗ってください。)・作ったら2~3日で消費してください。・保存袋を衛生的に使用するために、「使う直前まで開閉部分に触れない」・「開ける際、中に手を入れたりしない」を守ってください。・用意したレモンで上記の正味量が取れなかった場合、「レモンの重量と同量の砂糖にする」、「甘さは強くなるが、砂糖の量は変えない」のどちらで作っても構いませんので、お好みに合わせてどうぞ。またレモンの重量が多い場合も、砂糖の量をレモンに合わせて増やしてください。
■レモネード<材料(コップ1杯分)> 調理時間:5分上記のレモンシロップ・・大さじ2~水・・150ml氷・・お好みで<作り方>グラスにレモンシロップを入れ、水を注ぐ※お好みで氷を加えてどうぞ<ポイント>氷を入れて飲むときは、氷が溶けて味が薄くなるので、水の量を100~120ml程度にすると最後までおいしくいただけます。
レモンは風邪予防や肌の調子を整えるビタミンCのほか、柑橘類の酸味のもととなっているクエン酸が豊富な食材です。クエン酸は体の中でエネルギーを生み出す働きを活発にし、疲労の回復を促します。またカルシウムなどのミネラル類を体の中で吸収されやすい形にする「キレート作用」という働きもあります。成長期の子どもにとって、カルシウムはとても重要な栄養素のひとつですので、小魚や乳・乳製品といったカルシウムを多く含む食材と一緒にレモンや柑橘類を摂りましょう。今回は、子ども向けに皮を取りましたが、皮にもリラックス効果が期待出来る香り成分のリモネンが入っているので、国産のノーワックスレモンが手に入ったら、ぜひ皮も活用してください。
毎年猛暑になることが増えてきましたので、甘酸っぱいレモネードを飲んで暑さに負けずに夏をのり切りましょう。
Text by さゆり/食育インストラクター
暑くて疲労が溜まりやすい夏にぴったりのレモネードはいかがですか。
今回は、手順も簡単なレモネードレシピです。
【見守る大人の方へ】
今回はお子さんが一人でも挑戦しやすいようなレシピです。
基本的にはそばで見守っていただきたいですが、年齢などによって出来る作業が変わりますので、適宜サポートをお願いします。
以下を事前に行うと、一人でもスムーズに進められるでしょう。
※助けが必要な部分がある場合はどこを手伝うか確認
作り始めると、子ども自身が思っていたよりも難しいが工程ある、大人が見ていて難しそうだなと感じることが出てきます。
そんなときは、「ここが難しい」や「大丈夫?」などお互いに声を掛け合いましょう。
そして、大人がすぐに手を出してやってしまうのではなく、どのようにするとやりやすいのかなどをアドバイスし、一緒に考えてみてください。
料理は同時にやらなければいけないことや、不測の事態がつきものです。
大人は経験上、対応出来ることがほとんどですが、子ども達は対応の仕方を学んでいる最中ですので、おおらかな気持ちで解決に導きましょう。
でも、危険なことをしてしまった場合は、しっかり注意してください!!
それではレシピのご紹介です。
手をしっかり洗ってから作りましょう!!
まずはレモネードに使用する「レモンシロップ」を作ります。
【爽やかレモネード】
加熱いらずの簡単レモネード!
皮を入れずに作るので、苦味が少なく小さなお子さんにもおすすめです
■レモンシロップ
<材料(保存袋1枚分)> 調理時間:10分(つけ込む時間は除く)
レモン(皮・白い部分を取り除いて使用)・・正味150g
※レモンは皮の厚みに個体差があるので、4個くらいを目安に用意してください。
グラニュー糖・・150g
<作り方>
1.まな板に塩(分量外・小さじ1程度)をのせ、その上にレモンをおく。皮をこすりつけながら転がし、皮全体に塩をつける
2.(1)を流水でよく洗い、しっかりと水気をふき取って7~8mm厚の輪切りにする
3.輪切りにしたレモンの実と白い部分の境目に包丁を入れ、皮と白い部分を外す
4.(3)の重量を計って保存袋(大きめのもの)に入れる
グラニュー糖を加えてチャック部分を閉じ、袋をよく振ってレモン全体にグラニュー糖をまぶす
5.常温で30分ほどおいて水分が出てきたら、再度全体を振り、チャックを少し開けて中の空気を出来るだけ抜いて密閉させ、冷蔵庫で半日~1日おく
<ポイント>
・レモンの皮は使用しませんが、塩で磨いてから使うことで、作業中の防カビ剤などの混入を軽減出来ます。(国産品でノーワックスのものであれば、省略しても構いませんが、しっかりと洗ってください。)
・作ったら2~3日で消費してください。
・保存袋を衛生的に使用するために、「使う直前まで開閉部分に触れない」・「開ける際、中に手を入れたりしない」を守ってください。
・用意したレモンで上記の正味量が取れなかった場合、「レモンの重量と同量の砂糖にする」、「甘さは強くなるが、砂糖の量は変えない」のどちらで作っても構いませんので、お好みに合わせてどうぞ。
またレモンの重量が多い場合も、砂糖の量をレモンに合わせて増やしてください。
■レモネード
<材料(コップ1杯分)> 調理時間:5分
上記のレモンシロップ・・大さじ2~
水・・150ml
氷・・お好みで
<作り方>
グラスにレモンシロップを入れ、水を注ぐ
※お好みで氷を加えてどうぞ
<ポイント>
氷を入れて飲むときは、氷が溶けて味が薄くなるので、水の量を100~120ml程度にすると最後までおいしくいただけます。
【アレンジ】
また、塩をひとつまみ加えれば、熱中症対策にもなります。
鶏肉や豚肉などにレモンシロップ(果肉も一緒に)・しょうゆ・おろしたにんにく・しょうがなどを合わせたものをもみこみ、オーブンやフライパンなどで焼けば、レモン香る爽やかなローストやソテーの完成です。
いろいろと使えますので、ぜひお試しください。
【レモンの栄養】
レモンは風邪予防や肌の調子を整えるビタミンCのほか、柑橘類の酸味のもととなっているクエン酸が豊富な食材です。
クエン酸は体の中でエネルギーを生み出す働きを活発にし、疲労の回復を促します。
またカルシウムなどのミネラル類を体の中で吸収されやすい形にする「キレート作用」という働きもあります。
成長期の子どもにとって、カルシウムはとても重要な栄養素のひとつですので、小魚や乳・乳製品といったカルシウムを多く含む食材と一緒にレモンや柑橘類を摂りましょう。
今回は、子ども向けに皮を取りましたが、皮にもリラックス効果が期待出来る香り成分のリモネンが入っているので、国産のノーワックスレモンが手に入ったら、ぜひ皮も活用してください。
毎年猛暑になることが増えてきましたので、甘酸っぱいレモネードを飲んで暑さに負けずに夏をのり切りましょう。
Text by さゆり/食育インストラクター