更新日:2025/08/04
長い夏休みがやってきました!子どもと一緒に楽しく作れるレシピをご紹介します♪今回は「鶏むね肉のさっぱり蒸し」です。
鶏むね肉は脂身が少なく、高たんぱく質で低エネルギー。代謝を助けるビタミンB群や骨の健康を保つビタミンKなども豊富に含まれています。また、注目したいのが疲労回復効果のあるイミダゾールペプチド!特に鶏むね肉に多く含まれ、持久力や運動能力の向上効果が期待できるため、成長期のお子さんには積極的に摂っていただきたい栄養素です。
夏バテ気味のパパやママにもぴったり!火を使わず電子レンジ調理で簡単♪
<材料> 調理時間:20分鶏むね肉(皮なし)・・大1枚(300g)A水・・100mlA砂糖・・小さじ2A塩・・小さじ1/2
B長ねぎ(みじん切り)・・1/2本分Bにんにく(すりおろし)・・少々B砂糖・・小さじ1B塩・・小さじ1/3B鶏がらスープの素・・小さじ1/2Bレモン汁・・大さじ2Bごま油・・大さじ1B粗挽き黒こしょう・・お好みで
酒・・大さじ1キャベツ・・大2枚(100g)
<作り方>1.鶏むね肉は1cm幅のそぎ切りにしポリ袋に入れる合わせたAを加えてもみ込み、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫でひと晩おく(その日に作りたい場合は3時間くらいを目安につけ込んでください)※塩糖水につけたまま、冷蔵で3日ほど保存可能です2.(1)の水気をペーパータオルでふき取る3.キャベツは食べやすい大きさに切り、耐熱皿に広げ、(2)を上から広げてのせる4.酒を回しかけ、ふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで6分加熱するそのまま2分ほど蒸らす5.(4)を蒸し汁ごと盛り付け、合わせたBをかける※ねぎだれが苦手なお子さんは「マヨネーズ+にんにく(おろし)」や「大根おろし+ポン酢」に変えてもおいしく召し上がれます
電子レンジ調理なので、お子さんでも安心して調理できますね♪キャベツを包丁で切るのが怖かったら手でちぎってもOK!加熱後の器は熱くなっているので、大人の方が取り出すようにしましょう。
塩糖水にひと晩つけることで鶏肉がパサつかず、ジューシーに仕上がります。
塩糖水とは、フランスのソミュール液、アメリカのブライン液と呼ばれる塩と砂糖と水を一定の割合で混ぜたものです。では塩糖水につけこむとなぜ肉がやわらかくなるのでしょうか?そもそも、肉を加熱してかたくなるのは、熱によって肉に含まれるたんぱく質が変質するからです。筋肉を構成する筋繊維の主成分はたんぱく質で、その中にある筋原線維が収縮し、内部の水分が流出してしまうのでかたくなったり、パサついたりします。しかし、塩糖水につけると塩と砂糖のそれぞれの働きで、肉を加熱してもやわらかく、しっとりと仕上げることができるのです。塩は、肉の内部に浸透すると筋繊維がほぐれて筋繊維の間にスペースができ、そこに水分を蓄えることができます。砂糖は保水性が高く、加熱による縮みや凝固を抑制します。水は塩と砂糖を溶かすことにより、肉にムラなく均一に液を行きわたらせることができます。これらの効果により、加熱しても肉の水分を保ってしっとりとやわらかく、ジューシーに仕上げることができるのです!塩味もつくので、そのまま焼いてもおいしく、味が決まるのもよいですね♪
いかがでしたか?せっかくの長い夏休み。親子でいろいろな料理にチャレンジし、楽しい食卓を囲んでください♪
Text by くまこ/食育インストラクター
長い夏休みがやってきました!
子どもと一緒に楽しく作れるレシピをご紹介します♪
今回は「鶏むね肉のさっぱり蒸し」です。
【鶏むね肉の栄養】
鶏むね肉は脂身が少なく、高たんぱく質で低エネルギー。
代謝を助けるビタミンB群や骨の健康を保つビタミンKなども豊富に含まれています。
また、注目したいのが疲労回復効果のあるイミダゾールペプチド!
特に鶏むね肉に多く含まれ、持久力や運動能力の向上効果が期待できるため、成長期のお子さんには積極的に摂っていただきたい栄養素です。
夏バテ気味のパパやママにもぴったり!火を使わず電子レンジ調理で簡単♪
【鶏むね肉のさっぱり蒸し】
<材料> 調理時間:20分
鶏むね肉(皮なし)・・大1枚(300g)
A水・・100ml
A砂糖・・小さじ2
A塩・・小さじ1/2
B長ねぎ(みじん切り)・・1/2本分
Bにんにく(すりおろし)・・少々
B砂糖・・小さじ1
B塩・・小さじ1/3
B鶏がらスープの素・・小さじ1/2
Bレモン汁・・大さじ2
Bごま油・・大さじ1
B粗挽き黒こしょう・・お好みで
酒・・大さじ1
キャベツ・・大2枚(100g)
<作り方>
1.鶏むね肉は1cm幅のそぎ切りにしポリ袋に入れる
合わせたAを加えてもみ込み、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫でひと晩おく(その日に作りたい場合は3時間くらいを目安につけ込んでください)
※塩糖水につけたまま、冷蔵で3日ほど保存可能です
2.(1)の水気をペーパータオルでふき取る
3.キャベツは食べやすい大きさに切り、耐熱皿に広げ、(2)を上から広げてのせる
4.酒を回しかけ、ふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで6分加熱する
そのまま2分ほど蒸らす
5.(4)を蒸し汁ごと盛り付け、合わせたBをかける
※ねぎだれが苦手なお子さんは「マヨネーズ+にんにく(おろし)」や「大根おろし+ポン酢」に変えてもおいしく召し上がれます
電子レンジ調理なので、お子さんでも安心して調理できますね♪
キャベツを包丁で切るのが怖かったら手でちぎってもOK!
加熱後の器は熱くなっているので、大人の方が取り出すようにしましょう。
塩糖水にひと晩つけることで鶏肉がパサつかず、ジューシーに仕上がります。
【塩糖水とは?】
塩糖水とは、フランスのソミュール液、アメリカのブライン液と呼ばれる塩と砂糖と水を一定の割合で混ぜたものです。
では塩糖水につけこむとなぜ肉がやわらかくなるのでしょうか?
そもそも、肉を加熱してかたくなるのは、熱によって肉に含まれるたんぱく質が変質するからです。
筋肉を構成する筋繊維の主成分はたんぱく質で、その中にある筋原線維が収縮し、内部の水分が流出してしまうのでかたくなったり、パサついたりします。
しかし、塩糖水につけると塩と砂糖のそれぞれの働きで、肉を加熱してもやわらかく、しっとりと仕上げることができるのです。
塩は、肉の内部に浸透すると筋繊維がほぐれて筋繊維の間にスペースができ、そこに水分を蓄えることができます。
砂糖は保水性が高く、加熱による縮みや凝固を抑制します。
水は塩と砂糖を溶かすことにより、肉にムラなく均一に液を行きわたらせることができます。
これらの効果により、加熱しても肉の水分を保ってしっとりとやわらかく、ジューシーに仕上げることができるのです!
塩味もつくので、そのまま焼いてもおいしく、味が決まるのもよいですね♪
いかがでしたか?
せっかくの長い夏休み。
親子でいろいろな料理にチャレンジし、楽しい食卓を囲んでください♪
Text by くまこ/食育インストラクター