image
image
image
image

たべて元気♪「食だより」

パパ・ママ

そのままおかずを活用!

更新日:2025/11/21

毎日の食事づくりは、大変ですよね。
今日はラクをしたい、手早く準備を済ませたいときにピッタリ!
パッケージを開けてそのまま使える食品は、忙しいママやパパの強い味方です。
今回は、お店のチルドのコーナーでみかける、豆腐・納豆・もずく酢・味つけめかぶを使って作る時短メニューをご紹介します。

【豆腐】

豆腐は「畑の肉」と言われるほど、良質なたんぱく質やビタミンB群が豊富に含まれています。
ほかにも不飽和脂肪酸のリノール酸や、イソフラボン、サポニン、レシチンなどの機能性成分を含み、血中コレステロール値を下げたり、更年期障害の緩和に働きます。

<豆腐でおすすめの一品>
●あんかけ豆腐
えのきたけやしめじなどお好みのきのこを鍋に入れ、麺つゆ・水でサッと煮、水溶き片栗粉でトロミをつけ、大きめにカットした豆腐を入れてあんをからめて出来上がり。

●アボカド豆腐
アボカド・豆腐は2cm角に切り、しょうゆ・ごま油を和え、韓国のりをちぎって散らして和えるだけ!

●照り焼き豆腐
豆腐をキッチンペーパーで包み耐熱容器に入れ、電子レンジ600Wで2分ほど加熱し、片栗粉をまぶしてフライパンでこうばしく焼きます。
しょうゆ・砂糖・みりん・酒を合わせたタレを加えて煮絡めたら完成。

【納豆】

豆腐同様、大豆が原料なのでイソフラボン、サポニン、レシチンなどの栄養を含みます
さらに納豆は蒸した大豆を納豆菌によって発酵させた食品です。
発酵によって生じたたんぱく質分解酵素ナットウキナーゼは、血圧降下作用や血行促進作用などが期待できます。

<納豆でおすすめの一品>
●ネバネバ和え
ゆでて小口切りにしたオクラ・しらす・納豆をしょうゆで和え、仕上げにかつお節をふります。

●納豆オムレツ
溶き卵に納豆・チーズ・しょうゆを入れて混ぜ合わせ、サラダ油を熱したフライパンに入れてかき混ぜます。
卵がかたまってきたら表面が少しかたまるまで焼き、ひっくり返してもう片面も焼きます。
お好みでケチャップをつけて出来上がり。

 ●納豆ツナ和え
納豆・油をきったツナ・しょうゆ・小ねぎを混ぜ合わせます。
ご飯にのせて食べてもよし、お酒のおつまみにもピッタリです。

【もずく酢】

もずくは低エネルギーで食物繊維やカルシウム・マグネシウム・ヨウ素などのミネラルが豊富です。
腸内環境を整えたり、丈夫な骨づくりに役立ちます。
ただ市販のもずく酢は塩分が高めなので、減塩タイプがあればそちらを選んでくださいね。

<もずく酢でおすすめの一品>
●もずく酢のサンラータン
筍の水煮・にんじん・しいたけを鶏がらスープで煮て、もずく酢・豆腐・長ねぎを加えてしょうゆで味つけします。
水溶き片栗粉でトロミをつけ、最後に溶き卵を回し入れ、火を止めてラー油とごま、小ねぎを加えて完成。

●長芋のもずく酢和え
長芋を千切り、ミニトマトは半分に切り、白だしで和えてからもずく酢を和え、小ねぎをふります。

●もずく酢のぶっかけそうめん
たたいた梅干し・ほぐしたサラダチキン・千切りにしたきゅうり・みょうが・もずく酢・麺つゆを和えて、ゆでたそうめんにかけるだけ。
食欲のないときにもおすすめです。

【めかぶ】

めかぶももずく同様、食物繊維のほか、ミネラルが豊富に含まれています。
特にヌルヌルの成分であるフコイダンや、水溶性食物繊維であるアルギン酸が海藻類のなかでも多く含まれています。
フコイダンやアルギン酸は免疫力を高める効果や髪を健康に保つ効果が期待できます。

<味つけめかぶでおすすめの一品>
●めかぶとトマトのおろし和え
ひと口大に切ったトマト・めかぶ・大根おろし・ポン酢を和えるだけで簡単一品の出来上がり。

 ●めかぶときのこのサッと煮
鍋に食べやすい長さに切ったえのきたけ・しめじ・酒を入れ、ふたをして加熱します。
きのこに火が通ったらめかぶ・麺つゆ・水を入れてサッと煮、器に盛りつけ、かつお節をふって完成。

 ●めかぶと長芋の梅和え
長芋は皮をむいてビニール袋に入れ、麺棒でたたきます。
ボウルに長芋・たたいた梅干し・しょうゆ少々を和え、めかぶ・ちぎったのりを加えて和えます。

いかがでしたか?
今回ご紹介した食品は、パッケージを開けてそのままおいしく食べられるものですが、そのままだとマンネリしがちです。
食品をちょっとプラスして、簡単おかずに変身!
献立のヒントになれば嬉しいです♪
ぜひ作ってみてください。

Text by くまこ/食育インストラクター