更新日:2026/01/14
カニやエビなどの甲殻類はちょっと贅沢なイメージがありますよね。カニを食べると無口になるといわれるように、食べるのに集中しすぎてしまうほど子どもから大人まで人気のある食材です。今回はそんなカニにスポットをあてていきたいと思います。
ズワイガニにはさまざまな名前があり、何がどう違うのかよく分からないという方も多いのでは?ズワイガニは海外産や北海道産のものは、「ズワイガニ」や「本ズワイガニ」と表記されますが、そのほかの地域ではブランド名で表記されることが多いんです。本ズワイガニとズワイガニに違いはありません。しかし、ほかのズワイガニ属の「紅ズワイガニ」や「オオズワイガニ」などと区別するために、本ズワイガニという表現が使われています。ズワイガニは、鳥取県や島根県などの山陰地方では「松葉ガニ」、福井県では「越前ガニ」、石川県では「加能ガニ」というブランド名で販売されています。これらは、同じ種類のカニなのでブランドごとに極端な味や値段の違いはありません。ただしこれはオスの呼称です。メスは、石川県の「香箱ガニ」や福井県の「セイコガニ」などと呼ばれ、区別されています。また、カニの脚にタグをつけた状態で、市場やお店に流通していることがあります。このタグは、どの港で水揚げされたかすぐに分かる、いわば水揚げ場所の証明書なのです。
タラバガニは名前にカニとついているので、カニだと思っている方が多いと思います。しかし、厳密にはカニの仲間ではなく、海辺などにいる、ヤドカリの仲間なんです。カニもヤドカリも同じ甲殻類の生物ですが、実は脚の数が違います。カニの脚はハサミを入れて全部で10本ありますが、タラバガニは全部で8本しかありません。ほかにも違いは多く存在しますが、カニの一種だと認識していた私たちにとっては衝撃的な真実ですよね。
水族館にいるカニや水揚げされたばかりのカニと、加熱したあとでは色が変わっていますよね。なぜ赤くなるかというと、カニの殻に含まれる「アスタキサンチン」という成分が原因です。生のカニはアスタキサンチンとたんぱく質が結合しているため黒っぽい色をしています。一方、加熱されると、アスタキサンチンがたんぱく質と離れ、アスタキサンチン本来の色である鮮やかな赤色に発色します。
カニの甲羅についている黒い粒々。これって何だろう?と思ったことはありませんか?この黒い粒々の正体は「カニビル」と呼ばれるヒルの仲間の卵です。ヒルと聞くと、びっくりするかもしれませんが、人体に悪影響を与えることはありません。とはいっても、このカニビルがカニの可食部に寄生しているのかどうか気になりますよね。結論からいうと、カニビルはカニの可食部に寄生するということはありません。あくまでもカニの甲羅に卵を作っているだけで、体液を吸うこともありません。購入したカニにカニビルがついていてもそのまま鍋に入れて大丈夫です。カニは流通過程であらかじめ塩ゆでされていたり、冷凍されたりしているので、カニビルの卵はすでに死滅しています。そもそもカニについているカニビルの卵は、ほとんどがすでに孵化したあとのもぬけの殻なので心配はいりません。また、このカニビルの卵は悪いばかりではなく、よいところもあります。黒いぶつぶつがたくさん付着しているカニはおいしいと言われているんですよ。
いかがでしたか?カニについて知っていただけたと思います。カニはゆでたり、焼いたりお刺身にしたりどんな食べ方をしてもおいしいですよね。ぜひさまざまな調理法で食べてみてください。
Text by あお/食育インストラクター
カニやエビなどの甲殻類はちょっと贅沢なイメージがありますよね。
カニを食べると無口になるといわれるように、食べるのに集中しすぎてしまうほど子どもから大人まで人気のある食材です。
今回はそんなカニにスポットをあてていきたいと思います。
【ズワイガニの名前の違い】
ズワイガニにはさまざまな名前があり、何がどう違うのかよく分からないという方も多いのでは?
ズワイガニは海外産や北海道産のものは、「ズワイガニ」や「本ズワイガニ」と表記されますが、そのほかの地域ではブランド名で表記されることが多いんです。
本ズワイガニとズワイガニに違いはありません。
しかし、ほかのズワイガニ属の「紅ズワイガニ」や「オオズワイガニ」などと区別するために、本ズワイガニという表現が使われています。
ズワイガニは、鳥取県や島根県などの山陰地方では「松葉ガニ」、福井県では「越前ガニ」、石川県では「加能ガニ」というブランド名で販売されています。
これらは、同じ種類のカニなのでブランドごとに極端な味や値段の違いはありません。
ただしこれはオスの呼称です。メスは、石川県の「香箱ガニ」や福井県の「セイコガニ」などと呼ばれ、区別されています。
また、カニの脚にタグをつけた状態で、市場やお店に流通していることがあります。
このタグは、どの港で水揚げされたかすぐに分かる、いわば水揚げ場所の証明書なのです。
【タラバガニはカニじゃない!?】
タラバガニは名前にカニとついているので、カニだと思っている方が多いと思います。
しかし、厳密にはカニの仲間ではなく、海辺などにいる、ヤドカリの仲間なんです。
カニもヤドカリも同じ甲殻類の生物ですが、実は脚の数が違います。
カニの脚はハサミを入れて全部で10本ありますが、タラバガニは全部で8本しかありません。
ほかにも違いは多く存在しますが、カニの一種だと認識していた私たちにとっては衝撃的な真実ですよね。
【カニは加熱するとどうして赤くなるの?】
水族館にいるカニや水揚げされたばかりのカニと、加熱したあとでは色が変わっていますよね。
なぜ赤くなるかというと、カニの殻に含まれる「アスタキサンチン」という成分が原因です。
生のカニはアスタキサンチンとたんぱく質が結合しているため黒っぽい色をしています。
一方、加熱されると、アスタキサンチンがたんぱく質と離れ、アスタキサンチン本来の色である鮮やかな赤色に発色します。
【カニの甲羅についている黒い粒とは】
カニの甲羅についている黒い粒々。
これって何だろう?と思ったことはありませんか?
この黒い粒々の正体は「カニビル」と呼ばれるヒルの仲間の卵です。
ヒルと聞くと、びっくりするかもしれませんが、人体に悪影響を与えることはありません。
とはいっても、このカニビルがカニの可食部に寄生しているのかどうか気になりますよね。
結論からいうと、カニビルはカニの可食部に寄生するということはありません。
あくまでもカニの甲羅に卵を作っているだけで、体液を吸うこともありません。
購入したカニにカニビルがついていてもそのまま鍋に入れて大丈夫です。
カニは流通過程であらかじめ塩ゆでされていたり、冷凍されたりしているので、カニビルの卵はすでに死滅しています。
そもそもカニについているカニビルの卵は、ほとんどがすでに孵化したあとのもぬけの殻なので心配はいりません。
また、このカニビルの卵は悪いばかりではなく、よいところもあります。
黒いぶつぶつがたくさん付着しているカニはおいしいと言われているんですよ。
いかがでしたか?
カニについて知っていただけたと思います。
カニはゆでたり、焼いたりお刺身にしたりどんな食べ方をしてもおいしいですよね。ぜひさまざまな調理法で食べてみてください。
Text by あお/食育インストラクター