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たべて元気♪「食だより」

健康づくり

甘いものが好きな方は要注意!?『砂糖依存症』とは?

更新日:2026/02/09

ちょっと小腹が空いたときや疲れたとき、皆さんは何を食べますか?
甘いものを食べるとリラックスできて、気分が満たされていると感じますよね。
しかし、「甘いものが手放せない!」「甘いものが近くにないと落ち着かない!」という状態になるとちょっと危険かもしれません。
今回は、誰でもなり得る『砂糖依存症』についてのお話です。

【『砂糖依存症』とは?】

砂糖は、摂取すると脳の中でドーパミンやセロトニンなどの脳内物質が分泌されます。
本来これらが脳内に分泌されるのはよいことであり、人に幸福感や癒しを与えます。
しかし、身体が疲れたときやストレスを感じる度に甘い物を食べて幸福感や癒しを得るようになると、この快感がクセになり、やがて中毒のように「砂糖を取ること=幸せになる」と無意識に脳が感じるようになってしまいます。
快感を得るために砂糖を摂る、この状態に陥るのが『砂糖依存症』です。
砂糖は甘いお菓子だけではなく、清涼飲料水やパン、スープなどの加工食品、調味料などにも含まれているので、知らず知らずのうちに砂糖を多く摂取している可能性が誰しもあります。

【あなたは大丈夫?こんな症状があったら注意!】

「依存するほど食べてない」「もともと、甘党だから」「忙しくて疲れているから」と考えてしまう方も多いはず!
しかし、以下のような傾向がある方は注意が必要かもしれません。

  • 砂糖が入った甘い飲み物を日常的に飲んでしまう
  • ひと口だけと思っていても、ついつい甘いものをたくさん食べてしまう
  • 毎日甘いものを食べないと気が済まない

このような状態になると、砂糖を摂るのが習慣化している可能性があります。

【砂糖依存症にならないためには?】

甘いものを食べることが習慣になっていると、なかなかそのスタイルを変えるのは難しいですよね…。
しかし、ちょっとした工夫で砂糖の量は少しずつ減らしていくことは可能です。

例えば…

  • 間食のチョコやクッキーなどの甘いお菓子を少なくして、砂糖を使っていないナッツなどを食べる
  • 菓子パンを控える
  • 家庭で使う砂糖を白砂糖から、黒糖やてんさい糖に変える
    (黒糖やてんさい糖は、ビタミンやミネラルが含まれています。また、白砂糖に比べて血糖値の乱降下があまりないので、中毒性は低いとされています。)
  • 砂糖入りの甘いジュースをフレーバーティーに変える

砂糖の摂り過ぎは、虫歯や肥満、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まります。
甘いものは身近にたくさんあり、どれも魅力的ですが食べる頻度を減らすなどして上手につき合っていけたら、よりおいしさを感じることができるはずです。

【健康診断結果の「HbA1c」をチェックしてみよう!】

健康診断で血液検査をすると目にする「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」という項目。
HbA1cは血液中のヘモグロビンのうち、糖と結合しているものの割合を測定した値で、糖尿病のリスクを判定するための指標となります。
過去1~2カ月前の血糖値を反映するので、当日の食事や運動など短期間の血糖値の影響を受けません。
つまり、HbA1cの数値が高いということは、血糖値が慢性的に高い状態だと分かります。

<血糖値とはどう違うの?>
血中の血糖の濃度は、直前の運動や食事の影響を受けやすく、一時的に上がったり下がったりします。
そのため、検査するタイミングによって血糖値は変動し、空腹時血糖値(食事を長時間(10時間以上)とっていない状態での血糖値)や随時血糖値(食事と採血のタイミングを問わずに測定された血糖値)など、検査したタイミングごとに別物と考えることが重要です。

いかがでしたか?
つい食べてしまうという場合は、手が届くところや視界に入るところに甘いものを置かないようにするなど、まずはできることから始めてみましょう!

Text by ろい/食育インストラクター