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たべて元気♪「食だより」

パパ・ママ

食物アレルギ―対応レシピ~小麦不使用 蒸しパン~

更新日:2026/03/20

食べ物によるアレルギーは、大人から子どもまでどの年代でも発症する可能性があります。
今回は、小麦アレルギーの方にも食べていただけるような蒸しパンレシピをご紹介します。

【食物アレルギーとは】

食物アレルギーは原因となるたんぱく質を含む食品を食べることによって起こります。
たんぱく質は食材によって構造が異なるため、どの食材でアレルギー反応が出るかは人それぞれです。
食材としては、小麦や卵・乳、乳製品・甲殻類・そば・ナッツ類などで反応が出ることが多く、現在は特定原材料8種類と特定原材料に準ずるもの20種類の合計28種類が指定食材となっています。
ほとんどの場合は食べた直後~2時間くらいで発症しますが、摂取後6~8時間後や、1~2日経って症状が出ることもあります。
主な症状としてはかゆみ・じんましん・咳・荒い息使い・目の充血・くしゃみ・粘膜の腫れ・腹痛・嘔吐・下痢などのどれか、または複数が現れることが多いです。
一見するとアレルギーとは無関係に思える、頭痛や血圧低下・不整脈の症状が出る場合もありますので、様子がいつもと違うと感じたら自己判断はせず、速やかに専門医に相談してください。
特に自分の状態をうまく伝えることができない乳幼児がはじめての食材を食べるときや、食べたことがあったとしても、体調不良前後の食事の際はいつも以上に気に掛けてあげましょう。
また症状が強く出るとアナフィラキシーを起こし、アナフィラキシーショックなどの命に関わる状態となることがあります。
意識混濁など、明らかにおかしい場合は、迷わず救急車を呼ぶことも大切です。

それではレシピのご紹介です。

【米粉の黒糖蒸しパン】

温かいうちにいただくと、蒸しパンのふんわり食感を、冷ましてからいただくと、米粉のモチッとした食感を楽しめます。

<材料(直径6~6.5cmの紙製マフィン型:4個分)> 調理時間:20分
A卵(Mサイズ)・・1個
A黒砂糖・・60g
A牛乳・・80g
A植物油・・15g
B米粉・・90g
Bベーキングパウダー・・5g
Bきな粉・・5g
B塩・・少々

<作り方>

1.ボウルにAを合わせてよく混ぜる

2.別のボウルにBを合わせてよく混ぜる

3.(1)に(2)を入れてよく混ぜ、型に入れて蒸し器で12~15分蒸す

    <ポイント>

    ●米粉はスーパーなどで売っている一般的な米粉を使用しています。
    ●Aの黒砂糖はかたまっていると溶けにくいので、その場合は牛乳と黒砂糖を先に合わせ、しばらくおくことで溶けやすくなります。
    ●AとBを合わせると、ベーキングパウダーの化学反応が始まります。手早く蒸し器に入れないと、膨らまないなど影響が出ますので、工程(3)を行う前に、型の準備や蒸し器の湯が沸いているかなどを確認してから混ぜてください。
    ●今回の生地はゆるいので、通常蒸しパンなどで使うようなパラフィン紙タイプの型を使う場合は、耐熱のココットなどに紙型を入れて作ってください。マフィンなどを焼くときに使うしっかりとしたかたさの耐熱紙タイプの型もあります。こちらは蒸し器には使えないという記載がされている場合もありますので、購入する際は商品の取り扱い表示などを確認してください。
    ●牛乳は豆乳に置き換えても構いません。
    ●今回は安定した膨らみを出すために卵を入れていますが、入れなくても膨らみます。でも、入れない場合は牛乳の量を増やすなど、調整が必要です。蒸し上がりも卵ありの場合よりもべチャッとすることがあります。

    <栄養>
    米粉は私たちが普段食べている米を粉状にしたものです。
    グルテンフリーでアレルギーが起こりにくいので、小麦粉の代用食材として注目を集めています。
    小麦粉の代用として使われるのは、主にうるち米を挽いたものです。
    米粉はたんぱく質や糖質のほか、ビタミンB1やビタミンE・ミネラル類を含みます。
    また米粉はレジスタントスターチと呼ばれる難消化性デンプンが多いことや、水分をたくさん含むことができるために噛む回数が多くなります。
    消化吸収がゆっくり進むので腹持ちもよく、朝ごはんやおやつなどにおすすめです。

    いかがでしたか。
    アレルギーを持つ方も、そうでない方も一緒に作って楽しい時間を共有してみてくださいね。

    Text by さゆり/食育インストラクター