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たべて元気♪「食だより」

食育レシピ

親子クッキング ~冷凍パイシートで簡単!型抜きカナッペ風~

更新日:2022/10/14

お子さんと何かをする時間を持てたら、楽しく作っておいしく食べられるレシピに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
今回は子どもと作る「冷凍パイシートで簡単!型抜きカナッペ風」レシピをご紹介します。

【親子クッキングのお約束】

1.調理前後や食べる時は、手洗いを忘れずに。
2.調理前に子どもが出来ること、お手伝いが必要なことを確認しましょう。
3.「ながら作業」は危険なので、テレビなどは消してから作りましょう。

【一緒に作る大人の方へ】

お子さんの年齢などによって一人で出来ることが違いますので、子どもに合ったサポートをお願いします。
事前に材料や作る手順の確認をすると、考えながら作業をする練習にもなりますので、大人が誘導してあげながらお子さんに確認作業をしてもらってください。
そして・・・一番大切なのは、お子さんが切り方や手順を間違えても怒ったりせず、修正する方法を一緒に考えてあげることです。
料理は同時にやらなければいけないことや、不測の事態がつきもの。
大人であれば経験上対応出来ることがほとんどですが、子どもたちは今まさにそのことを学んでいる最中ですので、おおらかな気持ちで対応してあげて下さい。(でも、危険なことをしてしまった場合は、しっかり注意してくださいね!!)

それではレシピのご紹介です。

【冷凍パイシートで簡単!型抜きカナッペ風】

具材は簡単に作れるものや、市販品でOK!
パイシートをのばして型押ししたら、そこに好きな具材をのせて焼くだけ!

<材料(20cm×20cmのパイシート1枚分)> 調理時間: 60分
冷凍パイシート・・1枚
ゆで卵・・1個
冷凍野菜(2~3種類)・・適量
にんにく(薄切り)・・1かけ分
オリーブオイル・・適量
ボイルえび・・6尾
ミニトマト・・2~3個
溶き卵・・1個分
ピザ用ソース(市販)・・適量
ピザ用チーズ・・適量
マヨネーズ・・適量
塩・黒こしょう・・各適量
ドライハーブ・・お好みで

<作り方>
1.パイシートは冷蔵庫で20分ほど解凍する

2.ゆで卵は4~6等分の輪切りにする
冷凍野菜は電子レンジで半解凍くらいにする
オーブンを200℃に予熱する

3.フライパンににんにく・少し多めのオリーブオイルを入れ、弱火でじっくり加熱する
にんにくの香りが立ってきたら、冷凍野菜・えび・ミニトマトを入れてサッと炒める

4.(1)を20cm×30cmにのばして天板にのせ、好みの型で抜き、溶き卵を全体に塗る
※型抜きしても、周りの生地はとらないでそのままにする

5.(4)にピザソースやゆで卵・(3)の具材を彩りよくのせ、チーズやマヨネーズをのせて塩・黒こしょう・ドライハーブなどをかけ、(3)で残ったオリーブオイルを全体にかける

6.予熱したオーブンで20~25分、こうばしい焼き色がつき、パイシートに火が通るまで様子をみながら焼く

具材は子どもたちが好きなもので構いませんので、楽しく盛り付けて焼いて下さい。
召し上がるときは、型抜きした生地に沿ってパイを取ることが出来ます。
まわりのパイもサクサクで、おいしいですよ!

【冷凍パイシートを扱う上でのポイント】

冷凍パイシートは、複雑な作業工程を行わなくても簡単にパイ作りを楽しめる、とても便利な商品ですね。
日常的にパイ作りをする習慣のない私たち日本人にとってありがたいものですが、実はパイを日常的にいただく欧米諸国でも家庭で手軽に楽しめる商品として人気です。
冷凍パイシートを扱う上で最も大切なのは、ズバリ温度管理!
といっても、精密に温度計を使って作業しなくてはいけないということではありません。
以下のポイントを気にしながら、作業してみてください。

〇パイシートは解凍してから使う
冷凍パイシートを解凍せずに伸ばす・型抜きをするなどの作業をすると、生地に負担がかかり、パイが膨らんだり、サクサクっとした食感になるために必要な層がつぶれることがありますので、使う場合は余裕をもって冷蔵庫でゆっくり解凍しましょう。
解凍時間などはメーカーによって異なりますので、パッケージに表記してある解凍時間や方法を参考にするのが使用するパイ生地にとってベストです。

〇作業中にやわらかくなってしまうときは
作業していると、途中で生地がベトついたり、必要以上に伸びてくることがあります。
それは生地の温度が上がって中に含まれるバターやマーガリンなどの油脂類が溶けてきている証拠なので、作業途中であっても、手早く冷蔵庫に入れ、生地の温度を下げてください
また、成形まで終わったけれど、生地がやわらかいと感じるときも、焼く前に一度冷やしましょう。
そのまま焼いてしまうときれいに仕上がりません。

いかがでしたか。
冷めてもおいしい今回のレシピは、パーティーのオードブルとしても使えますので、ぜひ誕生日や特別な日にも活用してみてください。

Text byさゆり/食育インストラクター