更新日:2023/10/04
最近、店頭でもよく見かけるようになった‟プラントベース”という言葉。皆さんはその意味を正しく理解していますか?今回は、プラントベースフードのひとつ、『オーツミルク』を使用したレシピをご紹介します!
プラントベースとは、野菜や果物、ナッツや豆類などからできた植物性の食事を選択するスタイルのことを指します。そのため、プラントベースフードは肉や魚、乳製品や卵といった動物性食品は一切含んでいません。動物性食品のなかでも身近なお肉は、実は生産に非常に多くのコストや負荷がかかります。特に問題視されているのが、自然環境にかかる負荷です。一例として挙げられるのが、牛が排出するメタンガスや、飼育にかかる水資源、エネルギーなどの問題です。一方、プラントベースは植物性由来なので、環境負荷は軽いのが特徴です。つまり、プラントベースフードを選択することは、環境に優しい選択をしているとも言えます。
オーツミルクは、「オーツ麦」という麦から作られるミルクのことです。オーツ麦は「燕麦(えんばく)」や「オート麦」とも言い、オートミールやグラノーラの材料にもなっている穀物です。グルテンフリーで、白米や玄米よりも糖質が少ないという特徴があります。オーツミルクは、アーモンドミルクやライスミルクなどと並んで「第3のミルク」と呼ばれています。ちなみに第1のミルクは牛乳、第2のミルクは豆乳のことを指します。クセが少なくあっさりとした味わいのオーツミルクは、麦由来のほのかな甘みがあります。そのため、お子さんでも飲みやすく、家族そろって楽しめる植物性ミルクと言えます☆
<材料(10枚分)> 調理時間:35分
オーツミルク(砂糖不使用のもの)・・1/2カップバナナ・・2本メープルシロップ・・大さじ1バニラエッセンス・・数滴シナモンパウダー・・小さじ1/2塩・・少々オートミール・・1カップ
<作り方>
1.ボウルにバナナを入れ、フォークなどで粗めに潰す。
2.(1)にオーツミルク・メープルシロップ・バニラエッセンス・シナモンパウダー・塩を入れて混ぜ合わせる。
3.(2)にオートミールを加えて混ぜ合わせ、生地がまとまったら10等分にし、円盤型に成形する。
4.180℃のオーブンで20~25分焼く。
薄力粉や卵なしで作れるこのクッキーは、素朴な味わいの中にアクセントのシナモンが効いていてクセになるおいしさです。ぜひお試しくださいね☆
オーツミルクは自分で作ることもできます☆その作り方がこちら!
<材料(出来上がり約700ml)> 調理時間:10分(浸水時間は除く)
オートミール・・1カップ水・・3カップ
1.ボウルにオートミールを入れ、しっかり浸るくらいの水(分量外)を加えて冷蔵庫で一晩おく。
2.(1)をザルに上げて水気を軽く切る。ミキサーにオートミール・水を入れて攪拌し、なめらかになったらガーゼでこす。
材料は水と市販のオートミールのみ!ミキサーやブレンダーなどがあれば簡単に作ることができるため、コストを抑えつつ、毎日新鮮なオーツミルクを楽しむことができます。ただし、手作りのオーツミルクは日持ちがしないので冷蔵庫で保存し、1~2日を目安に早めに使うようにしましょう。
オーツミルクは牛乳よりも低エネルギーですが、だからと言って摂りすぎてしまうと元も子もありません…。また、市販品の中には砂糖が添加されている商品もあります。カロリーや糖質量が気になる方は、そこもチェックしてみてくださいね☆
健康にも環境にも優しい「オーツミルク」。まだ召し上がったことがない皆さんは、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
Text by ろい/食育インストラクター
最近、店頭でもよく見かけるようになった‟プラントベース”という言葉。
皆さんはその意味を正しく理解していますか?
今回は、プラントベースフードのひとつ、『オーツミルク』を使用したレシピをご紹介します!
【そもそも、“プラントベース”ってなに?】
プラントベースとは、野菜や果物、ナッツや豆類などからできた植物性の食事を選択するスタイルのことを指します。
そのため、プラントベースフードは肉や魚、乳製品や卵といった動物性食品は一切含んでいません。
動物性食品のなかでも身近なお肉は、実は生産に非常に多くのコストや負荷がかかります。
特に問題視されているのが、自然環境にかかる負荷です。
一例として挙げられるのが、牛が排出するメタンガスや、飼育にかかる水資源、エネルギーなどの問題です。
一方、プラントベースは植物性由来なので、環境負荷は軽いのが特徴です。
つまり、プラントベースフードを選択することは、環境に優しい選択をしているとも言えます。
【『オーツミルク』ってなに?】
オーツミルクは、「オーツ麦」という麦から作られるミルクのことです。
オーツ麦は「燕麦(えんばく)」や「オート麦」とも言い、オートミールやグラノーラの材料にもなっている穀物です。
グルテンフリーで、白米や玄米よりも糖質が少ないという特徴があります。
オーツミルクは、アーモンドミルクやライスミルクなどと並んで「第3のミルク」と呼ばれています。
ちなみに第1のミルクは牛乳、第2のミルクは豆乳のことを指します。
クセが少なくあっさりとした味わいのオーツミルクは、麦由来のほのかな甘みがあります。
そのため、お子さんでも飲みやすく、家族そろって楽しめる植物性ミルクと言えます☆
【オーツミルクのバナナクッキー】
<材料(10枚分)> 調理時間:35分
オーツミルク(砂糖不使用のもの)・・1/2カップ
バナナ・・2本
メープルシロップ・・大さじ1
バニラエッセンス・・数滴
シナモンパウダー・・小さじ1/2
塩・・少々
オートミール・・1カップ
<作り方>
1.ボウルにバナナを入れ、フォークなどで粗めに潰す。
2.(1)にオーツミルク・メープルシロップ・バニラエッセンス・シナモンパウダー・塩を入れて混ぜ合わせる。
3.(2)にオートミールを加えて混ぜ合わせ、生地がまとまったら10等分にし、円盤型に成形する。
4.180℃のオーブンで20~25分焼く。
薄力粉や卵なしで作れるこのクッキーは、素朴な味わいの中にアクセントのシナモンが効いていてクセになるおいしさです。
ぜひお試しくださいね☆
【実は、オーツミルクは手作りできる!】
オーツミルクは自分で作ることもできます☆
その作り方がこちら!
<材料(出来上がり約700ml)> 調理時間:10分(浸水時間は除く)
オートミール・・1カップ
水・・3カップ
<作り方>
1.ボウルにオートミールを入れ、しっかり浸るくらいの水(分量外)を加えて冷蔵庫で一晩おく。
2.(1)をザルに上げて水気を軽く切る。
ミキサーにオートミール・水を入れて攪拌し、なめらかになったらガーゼでこす。
材料は水と市販のオートミールのみ!
ミキサーやブレンダーなどがあれば簡単に作ることができるため、コストを抑えつつ、毎日新鮮なオーツミルクを楽しむことができます。
ただし、手作りのオーツミルクは日持ちがしないので冷蔵庫で保存し、1~2日を目安に早めに使うようにしましょう。
オーツミルクは牛乳よりも低エネルギーですが、だからと言って摂りすぎてしまうと元も子もありません…。
また、市販品の中には砂糖が添加されている商品もあります。
カロリーや糖質量が気になる方は、そこもチェックしてみてくださいね☆
健康にも環境にも優しい「オーツミルク」。
まだ召し上がったことがない皆さんは、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
Text by ろい/食育インストラクター