更新日:2023/08/21
食物によるアレルギー疾患を持つ方は年々増加傾向にあり、それにともなってアレルゲン除去食なども注目を集めていますね。このシリーズでは、アレルゲン除去による栄養対策レシピをご紹介します。今回は、乳・乳製品アレルギーに不足しがちなカルシウムを強化!
豆腐や油揚げ、納豆などの大豆製品や、骨まで食べられる小魚や殻まで食べられる小エビ、貝類、サバの缶詰、うなぎなどの魚介類に多く含まれています。また、菜の花、小松菜、モロヘイヤなどの野菜や、ひじき、昆布などにもカルシウムが含まれていますが、カルシウムの吸収率はそれほど高くありません。食品によってカルシウムの吸収率が異なるため、その吸収を高めるビタミンDやマグネシウム、たんぱく質などと一緒に摂るとよいでしょう。
桜エビの風味が食欲をそそる!
れんこん・・1節(正味200g)白玉粉・・200gきくらげ(乾)・・5g桜エビ・・5g塩・・小さじ1/2白いりごま・・大さじ1/2サラダ油・・大さじ1/2ごま油・・小さじ1酢じょうゆ・・適量
1.きくらげは水につけて戻し、水気をきってかたいところを取り除き、千切りする。
2.れんこんは皮をむき、すりおろす。
3.ボウルに白玉粉を入れ、(2)を加えて混ぜる。
4.(3)に(1)・桜エビ・塩・ごまを加えて混ぜ、手でひとつにまとめられるくらいのかたさに水(分量外)を加えて調整する。
5.(4)の生地を8等分にし、丸く平たい形に整える。
6.フライパンにサラダ油を熱し、弱火で8~10分焼き色がつくようにこうばしく焼く。
7.裏返してさらに5~10分焼き、火が通ったらごま油を回しかけてカリッと仕上げる。
8.(7)を器に盛り付け、酢じょうゆを添える。
れんこんのもっちりとした食感と、ごまや桜エビのこうばしさがあとをひくおいしさです。大人はお好みで小ねぎをふったり、酢じょうゆにラー油や豆板醤を加えてもおいしく召し上がれます。
殻ごと食べられる桜エビはカルシウムたっぷり。鮮やかなピンク色はアスタキサンチンによるもので、眼精疲労や疲れ目の改善に役立ちます。れんこんは、桜エビほどではありませんがカルシウムを含むほか、風邪やウイルスなどの感染症の予防に役立つビタミンCを含んでいます。食物繊維も多く、便秘の解消に一役買ってくれます。きくらげには、カルシウムの吸収を促進するビタミンDが豊富なので、桜エビやれんこんと一緒に食べると効果的です。そのほか、免疫力を高める食物繊維の一種β‐グルカンも含まれています。ごまにもカルシウム、貧血予防に欠かせない鉄や抗酸化作用のあるビタミンEが入っています。また、ごま特有の栄養成分ゴマリグナンとビタミンEの相互作用により、アンチエイジング効果が期待できるため、大人もすすんでとりたい食材ですね。
れんこん餅は照り焼きたれをからめると、お弁当のおかずにもおすすめですよ!また、小腹がすいたときのおやつとしてもピッタリです。れんこんのもっちりとした食感を楽しんでください♪
いかがでしたか?近年はアレルギーに対する理解が深まり、さまざまなレシピが紹介されています。乳・乳製品アレルギーは、成長期の子どもに欠かせないカルシウムが不足しがちになるため、注意してあげてください。
Text by くまこ/食育インストラクター
食物によるアレルギー疾患を持つ方は年々増加傾向にあり、それにともなってアレルゲン除去食なども注目を集めていますね。
このシリーズでは、アレルゲン除去による栄養対策レシピをご紹介します。
今回は、乳・乳製品アレルギーに不足しがちなカルシウムを強化!
【乳製品以外でカルシウムの多い食品は?】
豆腐や油揚げ、納豆などの大豆製品や、骨まで食べられる小魚や殻まで食べられる小エビ、貝類、サバの缶詰、うなぎなどの魚介類に多く含まれています。
また、菜の花、小松菜、モロヘイヤなどの野菜や、ひじき、昆布などにもカルシウムが含まれていますが、カルシウムの吸収率はそれほど高くありません。
食品によってカルシウムの吸収率が異なるため、その吸収を高めるビタミンDやマグネシウム、たんぱく質などと一緒に摂るとよいでしょう。
桜エビの風味が食欲をそそる!
【桜エビときくらげのれんこん餅】
<材料(8個分)> 調理時間:30分
れんこん・・1節(正味200g)
白玉粉・・200g
きくらげ(乾)・・5g
桜エビ・・5g
塩・・小さじ1/2
白いりごま・・大さじ1/2
サラダ油・・大さじ1/2
ごま油・・小さじ1
酢じょうゆ・・適量
<作り方>
1.きくらげは水につけて戻し、水気をきってかたいところを取り除き、千切りする。
2.れんこんは皮をむき、すりおろす。
3.ボウルに白玉粉を入れ、(2)を加えて混ぜる。
4.(3)に(1)・桜エビ・塩・ごまを加えて混ぜ、手でひとつにまとめられるくらいのかたさに水(分量外)を加えて調整する。
5.(4)の生地を8等分にし、丸く平たい形に整える。
6.フライパンにサラダ油を熱し、弱火で8~10分焼き色がつくようにこうばしく焼く。
7.裏返してさらに5~10分焼き、火が通ったらごま油を回しかけてカリッと仕上げる。
8.(7)を器に盛り付け、酢じょうゆを添える。
れんこんのもっちりとした食感と、ごまや桜エビのこうばしさがあとをひくおいしさです。
大人はお好みで小ねぎをふったり、酢じょうゆにラー油や豆板醤を加えてもおいしく召し上がれます。
【気になる栄養は?】
殻ごと食べられる桜エビはカルシウムたっぷり。
鮮やかなピンク色はアスタキサンチンによるもので、眼精疲労や疲れ目の改善に役立ちます。
れんこんは、桜エビほどではありませんがカルシウムを含むほか、風邪やウイルスなどの感染症の予防に役立つビタミンCを含んでいます。
食物繊維も多く、便秘の解消に一役買ってくれます。
きくらげには、カルシウムの吸収を促進するビタミンDが豊富なので、桜エビやれんこんと一緒に食べると効果的です。
そのほか、免疫力を高める食物繊維の一種β‐グルカンも含まれています。
ごまにもカルシウム、貧血予防に欠かせない鉄や抗酸化作用のあるビタミンEが入っています。
また、ごま特有の栄養成分ゴマリグナンとビタミンEの相互作用により、アンチエイジング効果が期待できるため、大人もすすんでとりたい食材ですね。
れんこん餅は照り焼きたれをからめると、お弁当のおかずにもおすすめですよ!
また、小腹がすいたときのおやつとしてもピッタリです。
れんこんのもっちりとした食感を楽しんでください♪
いかがでしたか?
近年はアレルギーに対する理解が深まり、さまざまなレシピが紹介されています。
乳・乳製品アレルギーは、成長期の子どもに欠かせないカルシウムが不足しがちになるため、注意してあげてください。
Text by くまこ/食育インストラクター