更新日:2023/01/13
この親子クッキングでは幼児期から小学校低学年くらいまでのお子さんと一緒に作れるレシピを中心にご紹介していきます。今回は身近な食材で簡単にできる「ピカタ」です。
1.調理前後や食べる時は、手洗いを忘れずに。2.調理前に子どもが出来ること、お手伝いが必要なことを確認しましょう。3.「ながら作業」は危険なので、テレビなどは消してから作りましょう。
お子さんの年齢などによって一人で出来ることが違いますので、子どもに合ったサポートをお願いします。事前に材料や作る手順の確認をすると、お子さんが考えながら作業をする練習にもなりますので、大人が誘導してあげながらお子さんに確認作業をしてもらってください。そして・・・一番大切なのは、お子さんが切り方や手順を間違えても怒ったりせず、修正する方法を一緒に考えてあげることです。料理は同時にやらなければいけないことや、不測の事態がつきもの。大人であれば経験上対応出来ることがほとんどですが、子どもたちは今まさにそのことを学んでいる最中ですので、おおらかな気持ちで対応してあげて下さい。(でも、危険なことをしてしまった場合は、しっかり注意してくださいね!!)
それではレシピのご紹介です。
今回は薄切り肉のピカタです。ピカタの発祥はイタリアとされ、本来は仔牛などの肉をバターでソテーした料理でしたが、日本では溶き卵を表面につけて焼くものをピカタと呼ぶのが一般的です。今回は日本で一般的なピカタのレシピです。
薄切り肉で小さなお子さんでもかみ切りやすい一品に。中心にじゃが芋を入れることで、見た目も食べ応えもボリューム満点です!
<材料(大人2人+子供1~2人分)> 調理時間:40分豚薄切り肉(ロースやももなど)・・12枚じゃが芋・・2~3個A塩・・小さじ1/3Aこしょう・・少々A酒・・小さじ1/2A水・・小さじ1A顆粒コンソメ・・小さじ1/4Aにんにく(おろし)・・少々小麦粉・・適量B溶き卵・・2個B粉チーズ・・大さじ1Bパセリ(みじん切り)・・お好みで油(サラダ油またはオリーブオイル)・・適量お好みの添え野菜・・適量トマトケチャップ・・適量
<作り方>1.じゃが芋は皮をむいて5~6mm厚に切る。(12枚)
2.たっぷりの湯に塩(湯の1%位)を加えた中にじゃが芋入れ、3~4分茹でてザルに上げ、手早く冷ます。
3.豚肉を広げて片面に合わせたAを塗り、(2)のじゃが芋をのせて肉を折りたたみ、表面に小麦粉を薄くつける。
4.Bをバットなどに合わせ、(3)の全面につける。
5.フライパンに多めの油を熱して(4)を入れ、あまったBがあれば上からかける。ときどき返しながら両面焼いて火を通す。
6.器に(5)・添え野菜を盛り、ケチャップを添える。
●豚肉豚肉は体を作るのに大切なたんぱく質のほか、疲労回復に効果的なビタミンB1をはじめ、葉酸と一緒に造血などの助けをするビタミンB12などのビタミンB群を含む食材です。部位によって、脂肪を含む量にかなり差がありますので、用途や好みによって使い分けると、おいしくいただけます。
●卵卵はビタミンCと食物繊維以外の体に必要な栄養素をほとんど含んでいる、とても栄養価の高い食材です。特に、人が体内で作ることが出来ない必須アミノ酸をしっかりと含んでいるので、健康を維持するのに欠かせない食材のひとつでもあります。その反面、アレルギーを起こしやすい食材でもあるので、卵ばかりを食べるのではなく、さまざまな食材をまんべんなく食べることが、健康維持には必要です。
いかがでしたか。子供が大きくなり、巣立ってしまうとなかなか一緒に何かを作るという機会も持てなくなりますね。でも、家族で何かを作った思い出は、きっと一生の宝物になりますので、ぜひ一緒に楽しんでみてください。
Text byさゆり/食育インストラクター
この親子クッキングでは幼児期から小学校低学年くらいまでのお子さんと一緒に作れるレシピを中心にご紹介していきます。
今回は身近な食材で簡単にできる「ピカタ」です。
【親子クッキングのお約束】
1.調理前後や食べる時は、手洗いを忘れずに。
2.調理前に子どもが出来ること、お手伝いが必要なことを確認しましょう。
3.「ながら作業」は危険なので、テレビなどは消してから作りましょう。
【一緒に作る大人の方へ】
お子さんの年齢などによって一人で出来ることが違いますので、子どもに合ったサポートをお願いします。
事前に材料や作る手順の確認をすると、お子さんが考えながら作業をする練習にもなりますので、大人が誘導してあげながらお子さんに確認作業をしてもらってください。
そして・・・一番大切なのは、お子さんが切り方や手順を間違えても怒ったりせず、修正する方法を一緒に考えてあげることです。
料理は同時にやらなければいけないことや、不測の事態がつきもの。
大人であれば経験上対応出来ることがほとんどですが、子どもたちは今まさにそのことを学んでいる最中ですので、おおらかな気持ちで対応してあげて下さい。(でも、危険なことをしてしまった場合は、しっかり注意してくださいね!!)
それではレシピのご紹介です。
今回は薄切り肉のピカタです。
ピカタの発祥はイタリアとされ、本来は仔牛などの肉をバターでソテーした料理でしたが、日本では溶き卵を表面につけて焼くものをピカタと呼ぶのが一般的です。
今回は日本で一般的なピカタのレシピです。
【ピカタ】
薄切り肉で小さなお子さんでもかみ切りやすい一品に。
中心にじゃが芋を入れることで、見た目も食べ応えもボリューム満点です!
<材料(大人2人+子供1~2人分)> 調理時間:40分
豚薄切り肉(ロースやももなど)・・12枚
じゃが芋・・2~3個
A塩・・小さじ1/3
Aこしょう・・少々
A酒・・小さじ1/2
A水・・小さじ1
A顆粒コンソメ・・小さじ1/4
Aにんにく(おろし)・・少々
小麦粉・・適量
B溶き卵・・2個
B粉チーズ・・大さじ1
Bパセリ(みじん切り)・・お好みで
油(サラダ油またはオリーブオイル)・・適量
お好みの添え野菜・・適量
トマトケチャップ・・適量
<作り方>
1.じゃが芋は皮をむいて5~6mm厚に切る。(12枚)
2.たっぷりの湯に塩(湯の1%位)を加えた中にじゃが芋入れ、3~4分茹でてザルに上げ、手早く冷ます。
3.豚肉を広げて片面に合わせたAを塗り、(2)のじゃが芋をのせて肉を折りたたみ、表面に小麦粉を薄くつける。
4.Bをバットなどに合わせ、(3)の全面につける。
5.フライパンに多めの油を熱して(4)を入れ、あまったBがあれば上からかける。ときどき返しながら両面焼いて火を通す。
6.器に(5)・添え野菜を盛り、ケチャップを添える。
【栄養】
●豚肉
豚肉は体を作るのに大切なたんぱく質のほか、疲労回復に効果的なビタミンB1をはじめ、葉酸と一緒に造血などの助けをするビタミンB12などのビタミンB群を含む食材です。
部位によって、脂肪を含む量にかなり差がありますので、用途や好みによって使い分けると、おいしくいただけます。
●卵
卵はビタミンCと食物繊維以外の体に必要な栄養素をほとんど含んでいる、とても栄養価の高い食材です。
特に、人が体内で作ることが出来ない必須アミノ酸をしっかりと含んでいるので、健康を維持するのに欠かせない食材のひとつでもあります。
その反面、アレルギーを起こしやすい食材でもあるので、卵ばかりを食べるのではなく、さまざまな食材をまんべんなく食べることが、健康維持には必要です。
いかがでしたか。
子供が大きくなり、巣立ってしまうとなかなか一緒に何かを作るという機会も持てなくなりますね。
でも、家族で何かを作った思い出は、きっと一生の宝物になりますので、ぜひ一緒に楽しんでみてください。
Text byさゆり/食育インストラクター