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たべて元気♪「食だより」

パパ・ママ

離乳食完了期レシピ~ふわふわ炒り高野~

更新日:2024/04/12

始まったときは不安だらけだった離乳食も、開始から半年を迎える1歳ごろになると、いよいよ大詰めの完了期に入ります。
今回は完了期におすすめの高野豆腐を使ったレシピです。

【離乳食完了期(1歳~1歳6カ月)の進め方】

離乳食は幼児食を経て大人と同じ料理を食べられるようになる最初の一歩で、ペースト状のものから始め、段々形あるものへとステップアップしていきます。
完了期は3回の食事に慣れて生活リズムも整い、就寝時間等も定まってくるころです。
食べ物を手で掴んでみたり、スプーンやフォークにも興味が出てきますが、まだ上手には出来ないので、机や床などが汚れてしまうことも多い時期です。
しかし、片付けが大変だからといって大人が食べさせてしまうと、自分で食べることが出来なくなってしまうので、片づけやすいようにシートや新聞紙などを敷くといった対策をしつつ、見守りましょう。
3回の食事に加えて1~2回の補食を食べてエネルギー等を補います。
栄養の大部分を食事から摂れるようになってくるため、母乳や育児用ミルクは赤ちゃんが欲しがらなければ減らすか、飲まなくても大丈夫です。
バランスが気になるようでしたら、必要に応じて補食時などに牛乳やフォローアップミルクを飲ませてあげるのもよいですね。
食事の時間は家族と合わせ、一緒にとれるようにしていきます。
食べられるかたさは「肉団子」や「卵焼き」くらいです。
刺激物や餅などの弾力の強いもの、繊維の多い食材はまだ食べられません。
大人用の料理の途中で取り分けたりしやすくなってくるので、メニューを工夫して出来るだけ同じ食材を使った料理にすると、ママの負担もグッと軽減出来ますよ。
また、完了期は離乳食初期と比べて、食べたことのある食材が増えるので、うっかり初めての食材を与えてしまいやすい時期ともいえます。
アレルギーには引き続き注意が必要なので、食べたことのある食材かの確認を忘れずに、初めての食材はスプーンひとさじ程度から試しましょう。
体調の変化があったときにすぐ対処できるように、病院がやっている日の午前中にあげるようにすると安心です。

それではレシピのご紹介です。

【ふわふわ炒り高野】

高野豆腐をしっかり戻し、細かくして炒り煮にしました。
家族みんなでいただける一品です。

<材料(作りやすい分量)> 調理時間:15分

高野豆腐(乾燥)・・1枚
ツナ(油漬け・ライト)・・15g ※しっかりと油・汁を切って使用
人参・・20g
しいたけ・・15g
ごま油・・少々
A出汁・・150ml
A砂糖・・小さじ1/2
Aしょうゆ・・小さじ1/2
A酒・・小さじ1/2
えだまめ(冷凍・むき)・・5粒
水溶き片栗粉・・適量

<作り方>

1.高野豆腐を大きめのボウルに入れ、熱湯をたっぷり注いでラップをする。
冷めるまでそのままおき、中心まで戻ったら水気をしっかりしぼって泡立て器などで細かく崩す。

2.人参は5mm厚くらいのななめ切りにし、やわらかくなるまで下ゆでする。
1cm幅に切って、マッチ棒くらいの太さにする。
しいたけは軸を取り除き、5mm幅の薄切りにして、マッチ棒くらいの太さにする。

3.えだまめは熱湯でゆでて薄皮をむき、1つを4つ割りにする。

4.鍋にごま油を熱してツナを入れ、軽く炒めて(2)を加え炒める。
全体に油がなじんだら、A・(1)を加える。

5.沸いたら弱火にして15~20分、煮汁がほとんどなくなるまで煮る。

6.えだまめを加えてしっかり加熱し、水溶き片栗粉でトロミをつける。

<ポイント>

・高野豆腐は今回のように熱湯で戻すと中までやわらかくなりますので、離乳食作りにおすすめです。
崩れやすくなるので、形を残したい調理のときは水で戻しましょう。
・使用食材は一例ですので、食べられる食材に変えていただいて構いません。
・すっきりとした仕上がりにしたいときは、しょうが汁を加えるとさわやかです。

【高野豆腐の栄養】

大豆の加工品である高野豆腐は、植物性のたんぱく質が豊富な食材です。
骨の成長に欠かせないカルシウム・貧血予防に効果的な鉄分も多く含みます。
そのほか、マグネシウムや亜鉛・食物繊維など、体に必要な栄養がいろいろと含まれています。
成長著しい赤ちゃんにとって、これらの栄養をしっかり摂ることは、元気いっぱい体を動かしたり、グンと身長を伸ばすのに必要不可欠です。
一緒に入れたしいたけはビタミンDを含む食材なので、カルシウムの吸収を高めるのに相性ピッタリです!
アレルギーや苦手がなければ入れてあげるとよいですね。

いよいよ離乳食も終盤です。
赤ちゃんの食欲を刺激しつつ、バランスの取れた食事を作ってあげてください。
幼児食になると、一緒に楽しめる料理も増えますよ☆

Text by さゆり/食育インストラクター