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たべて元気♪「食だより」

食材・料理

2023年の食のトレンドを深掘り!「豆ヌードル」

更新日:2023/05/12

近年、栄養価の高さやSDGsの観点から「大豆ミート」が流行っています。
その波に乗って次は「豆ヌードル」が来るのでは?と言われています。
今回は、『新しい主食』として流行る!?「豆ヌードル」を深掘りしていきます!

【「豆ヌードル」ってなに?】

その名の通り、豆が主原料となっている麺のことです。
えんどう豆や大豆100%の麺や、大豆を50%配合した麺など、さまざまな「豆ヌードル」が発売されています。

<豆ヌードルの魅力>

●高たんぱく・低糖質で健康的
麺類はもともと栄養バランスをとりづらいメニューです。
野菜やたんぱく質を麺料理一品で補おうとすると、肉や卵、野菜などをいっぱい入れる必要があり、その結果、脂質やカロリーがオーバーしてしまいがちです。
しかし、豆ヌードルは高たんぱくなので、野菜を足すだけで栄養バランスがよくなります。
また、豆ヌードルはパスタやうどんなどに比べて糖質が低いという特徴があります。
現代の食生活は糖質過多になりやすいので、主食の糖質を抑えることができ、食後の眠気防止も期待できます☆

●グルテンフリー
豆100%の麺であればグルテンフリーなので、小麦アレルギーの方も安心してお召し上がり頂けます。(豆100%のもの以外は、小麦粉を使用している可能性もあるので、パッケージ表記をご確認ください。)

【実際に豆ヌードルを食べてみよう!】

今回は、大豆100%の麺を使用したレシピをご紹介します☆

【豆ヌードルのオイスター焼きそば】

<材料(2人分)> 調理時間:20分

豆ヌードル(大豆100%のもの)・・2袋
むきえび・・10尾
しいたけ・・2個
にら・・3本
A酒・・小さじ1
Aしょうゆ・・小さじ2
Aオイスターソース・・小さじ2
A鶏がらスープの素・・小さじ1/2
A砂糖・・小さじ1/4
ごま油・・小さじ2

<作り方>

1.豆ヌードルは沸騰した湯でパッケージの表記よりも1分短くゆで、ザルに上げる。
水を張ったボウルに浸し、表面のぬめりを取るように優しく洗って水気を切る。

2.えびは背中に切り込みを入れ、塩・片栗粉・水(各分量外)でよく洗い、ペーパータオルで水気を拭き取る。

3.しいたけは石づきを切り落として薄切りに、にらは4cm長さに切る。

4.フライパンに半量のごま油を熱し、(2)のえびを入れて炒め、火が通ったら取り出す。

5.同じフライパンに残りのごま油を熱し、(3)のしいたけを入れて炒める。
しんなりしてきたら(1)・(3)のにら・(4)を加えてサッと炒める。

6.合わせたAを加えて強火で炒め合わせる。

豆由来の麺と聞くと、『ポソポソしていて、麺として食べづらそう…』という印象を持ってしまいがちですが、実際はそんなことはなく、小麦や米の麺と遜色なくおいしく食べることができました!
小麦粉のグルテンのようなコシはないものの、噛み応えがあるので満足感が得られます☆

パスタにラーメン、うどんにそば。日本にはさまざまな種類の麺料理がありますが、この「豆ヌードル」はヘルシーな上においしく、実際に食べて『今後ますますブームが来るのではないか』と感じました!
最近では、店頭でも目にすることの多くなった「豆ヌードル」。
ダイエット中の方や健康志向の方にもぴったりです。皆さんもぜひお試しください☆

Text byろい/食育インストラクター