image
image
image
image

たべて元気♪「食だより」

SDGs

「リボべジ」に挑戦!~小ねぎ編~

更新日:2024/01/05

皆さんは「リボべジ」という言葉を聞いたことはありますか?
今回は、環境にもお財布にも優しい「リボべジ」に挑戦しました!

【「リボべジ」って何?】

「リボべジ」とは、「リボーンベジタブル(=再生野菜)」の略です。
普段は捨ててしまいがちな野菜の根やへたなどから、再び食べられる部分を育てて収穫する方法のことです。
生ゴミの削減や節約に繋がる「リボベジ」は手軽にできるので、お子さんとも一緒に楽しめますよ☆

【リボべジ、やってみました!】

用意するものはこの3つ!

・野菜の根やへた
・保存容器やペットボトル、グラスなどのお好みの入れ物
・水

今回は、小ねぎのリボべジに挑戦しました!

<小ねぎのリボべジのやり方>

1.小ねぎは根がついた部分を長めに残して切る。
(今回は10cmほどの長さにして、スタートしました。)

2.容器に(1)・少量の水を入れ、根の部分を水に浸すようにして日あたりのよい場所に置く。

3.翌日水を替え、(2)を行う。

2日目以降は(2)と(3)の工程を繰り返し行います。
これなら忙しい方や栽培が苦手な方もできるかと思います☆

ただし、いくつかポイントがあります!

<ポイント>

・日あたりのよい場所に置く(直射日光は避ける)
・水は1日1回替える
・水は根が浸る程度の少量にする
・再生させるのは1、2回にする

これらのポイントを押さえると、成功率がグンと上がります!
今回挑戦した小ねぎ以外にも、豆苗や大根・人参の葉などもリボべジにおすすめです。

実際にやってみると、小ねぎの成長スピードに驚きました!
1日目と2日目を比較すると、一番長い所では2cmほど伸びました!

<1日目>

<2日目>

今回は1週間行いましたが、その間もグングンと成長していき、最終的には20cm弱伸びたものもありました!

<7日目>

【リボべジで収穫した野菜をおいしく調理しよう!】

今回は、収穫した小ねぎを使った、ご飯が進むおかずをご紹介します。

【ねぎの肉巻き照り焼き】

<材料(2人分)> 調理時間:20分

豚バラ薄切り肉・・200g
塩・こしょう・・少々
片栗粉・・適量
小ねぎ・・50g
Aしょうゆ・・大さじ1
Aみりん・・大さじ1
A酒・・大さじ1
A砂糖・・大さじ1

<作り方>

1.小ねぎは根の部分を切り落とす。

2.ラップを広げて豚肉を少しずつ重なるようにして並べ、塩・こしょうを振り、片栗粉をまぶす。

3.(2)の上に(1)をのせ、手前から巻いていく。

4.フライパンを熱し、(3)を巻き終わりが下になるように入れて中火で焼く。
転がしながら全体に焼き色をつけ、豚肉に火を通す。

5.(4)に合わせたAを入れて汁気がなくなるまで煮絡める。
食べやすい大きさに切り、器に盛る。

甘辛いタレと豚肉のうま味が、ねぎのおいしさをより引き立ててくれます!
おつまみやお弁当にもおすすめの一品です。

いかがでしたか?
リボべジは根や芽がある状態から始められるので、植物を育てるのが苦手という方でも挑戦しやすいですよ。
比較的成長も早いので、育つ喜びを感じられます!
皆さんもぜひお試しあれ☆

Text by ろい/食育インストラクター