更新日:2022/07/22
妊娠中は、赤ちゃんの身体をつくる大切な時期です。安全なお産になるように栄養バランスのよい食事を心がけたいものですね。今回はそんなプレママさん必見!パパッと簡単、おやつレシピをご紹介します。
暑い日は冷たくさっぱりしたものがおいしいですよね♪手作りだから甘さ控えめでヘルシー!!
<材料> 調理時間:10分(冷やしかためる時間は除く)プレーンヨーグルト・・200gはちみつ・・大さじ2牛乳・・大さじ2冷凍ベリーミックス・・100g
<作り方>1.ボウルにヨーグルト・はちみつ・牛乳を合わせ、冷凍ベリーミックスを加え混ぜ、バットに流し、冷凍庫に入れる。2.1時間経ち、全体が凍り始めてきたら冷凍庫から出し、空気を含ませるように手早く混ぜる。3.再び冷凍庫に入れ、この作業を2~3回繰り返す。4.器に盛り付ける。
<ポイント>・バットに流すときは、はやく凍るように1cmくらいの高さを目安にしましょう。・ふんわりとした食感になるように、完全に凍る前に混ぜるようにしましょう。・冷凍ベリーミックスをほかのフルーツに変えても、おいしく召し上がれます。
※生のキウイフルーツやパイナップル、パパイヤなどにはたんぱく質分解酵素が含まれるため、ヨーグルトと一緒に混ぜて長く放置すると、ヨーグルトのたんぱく質が分解されて苦味を感じることがあります。これらのフルーツを入れる場合は注意しましょう。(缶詰など加熱したフルーツは大丈夫です。)
今回使用したベリーミックスはストロベリー・ブルーベリー・ラズベリーの3種。
●ストロベリービタミンCが豊富で、免疫力を高めて風邪を予防したり、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑えて美肌へと導いてくれます。そのほか、体内の余分なナトリウムを排出してむくみを予防するカリウムや、胎児の正常な成長に欠かせない葉酸が含まれます。葉酸は、胎児の神経管閉鎖障害を予防する働きがあり、妊娠計画中や妊娠初期の女性に特に大切な栄養素です。
●ブルーベリーブルーベリーの紫色はポリフェノールの一種アントシアニンによるもの。抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去して老化防止やがんの予防に役立ちます。また、目の血行をよくして眼精疲労や視力改善の効果が期待できます。
●ラズベリーラズベリーの香り成分ラズベリーケトンは、脂肪を分解する働きがあり、ダイエット効果が期待できると近年注目されています。また、強い抗酸化作用のあるポリフェノールの一種エラグ酸が含まれています。がんの抑制効果や糖尿病を予防する効果があるほか、美白成分として化粧品やサプリメントなど広い分野で利用されています。
●ヨーグルトヨーグルトは牛乳などの乳に、乳酸菌やビフィズス菌、酵母を加えて発酵させたものです。そのため牛乳に含まれる良質なたんぱく質やカルシウムが豊富です。ヨーグルトの乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整え、便秘の解消や美肌効果が期待できます。今回のように凍らせても乳酸菌は生きているので、ヨーグルトと同等の効果が得られます。また、ストロベリーの食物繊維の一種ペクチンは、腸内の善玉菌である乳酸菌を増やし腸の調子を整えるため、ストロベリーとヨーグルトは便秘しがちなプレママさんにおすすめの組み合わせです。
暑い日が続くと、夏バテで食べられないプレママさんもいると思います。そんなときは無理をせず、食べられるものを少しずつ選んでください!
お腹の赤ちゃんのためにもママの身体のためにも、あまり神経質にならずにストレスのない範囲で、楽しいマタニティライフを送ってくださいね。
Text byくまこ/食育インストラクター
妊娠中は、赤ちゃんの身体をつくる大切な時期です。
安全なお産になるように栄養バランスのよい食事を心がけたいものですね。
今回はそんなプレママさん必見!パパッと簡単、おやつレシピをご紹介します。
暑い日は冷たくさっぱりしたものがおいしいですよね♪
手作りだから甘さ控えめでヘルシー!!
【ベリーのフローズンヨーグルト】
<材料> 調理時間:10分(冷やしかためる時間は除く)
プレーンヨーグルト・・200g
はちみつ・・大さじ2
牛乳・・大さじ2
冷凍ベリーミックス・・100g
<作り方>
1.ボウルにヨーグルト・はちみつ・牛乳を合わせ、冷凍ベリーミックスを加え混ぜ、バットに流し、冷凍庫に入れる。
2.1時間経ち、全体が凍り始めてきたら冷凍庫から出し、空気を含ませるように手早く混ぜる。
3.再び冷凍庫に入れ、この作業を2~3回繰り返す。
4.器に盛り付ける。
<ポイント>
・バットに流すときは、はやく凍るように1cmくらいの高さを目安にしましょう。
・ふんわりとした食感になるように、完全に凍る前に混ぜるようにしましょう。
・冷凍ベリーミックスをほかのフルーツに変えても、おいしく召し上がれます。
※生のキウイフルーツやパイナップル、パパイヤなどにはたんぱく質分解酵素が含まれるため、ヨーグルトと一緒に混ぜて長く放置すると、ヨーグルトのたんぱく質が分解されて苦味を感じることがあります。
これらのフルーツを入れる場合は注意しましょう。(缶詰など加熱したフルーツは大丈夫です。)
【気になる栄養は?】
今回使用したベリーミックスはストロベリー・ブルーベリー・ラズベリーの3種。
●ストロベリー
ビタミンCが豊富で、免疫力を高めて風邪を予防したり、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑えて美肌へと導いてくれます。
そのほか、体内の余分なナトリウムを排出してむくみを予防するカリウムや、胎児の正常な成長に欠かせない葉酸が含まれます。
葉酸は、胎児の神経管閉鎖障害を予防する働きがあり、妊娠計画中や妊娠初期の女性に特に大切な栄養素です。
●ブルーベリー
ブルーベリーの紫色はポリフェノールの一種アントシアニンによるもの。
抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去して老化防止やがんの予防に役立ちます。
また、目の血行をよくして眼精疲労や視力改善の効果が期待できます。
●ラズベリー
ラズベリーの香り成分ラズベリーケトンは、脂肪を分解する働きがあり、ダイエット効果が期待できると近年注目されています。
また、強い抗酸化作用のあるポリフェノールの一種エラグ酸が含まれています。
がんの抑制効果や糖尿病を予防する効果があるほか、美白成分として化粧品やサプリメントなど広い分野で利用されています。
●ヨーグルト
ヨーグルトは牛乳などの乳に、乳酸菌やビフィズス菌、酵母を加えて発酵させたものです。
そのため牛乳に含まれる良質なたんぱく質やカルシウムが豊富です。
ヨーグルトの乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整え、便秘の解消や美肌効果が期待できます。
今回のように凍らせても乳酸菌は生きているので、ヨーグルトと同等の効果が得られます。
また、ストロベリーの食物繊維の一種ペクチンは、腸内の善玉菌である乳酸菌を増やし腸の調子を整えるため、ストロベリーとヨーグルトは便秘しがちなプレママさんにおすすめの組み合わせです。
暑い日が続くと、夏バテで食べられないプレママさんもいると思います。
そんなときは無理をせず、食べられるものを少しずつ選んでください!
お腹の赤ちゃんのためにもママの身体のためにも、あまり神経質にならずにストレスのない範囲で、楽しいマタニティライフを送ってくださいね。
Text byくまこ/食育インストラクター