更新日:2022/11/23
離乳食をいちから作るのは大変!そこで今回は大人の食事と一緒に作れる「取り分けレシピ」をご紹介♪
1.ついでに作れる大人のおかずを作る過程で取り分けられるので、いちから離乳食を作る必要がなく、手間が省けます。汁物や煮物を選ぶと取り分けしやすいですよ。2.同じ食材が使える食材の無駄がなく、食費を抑えられるのも◎。3.たくさんの具材で煮るのでおいしく仕上がる肉じゃがやカレーなど大鍋で作る料理は、たくさんの食材のうま味が組み合わされておいしくなります。4.大人と赤ちゃんが同じものを食べられる味つけは違っても同じ具材を食べることでおいしさを共有できます。
1.離乳食初期・中期は味つけ前に取り出す調味料を入れる前に取り出して、赤ちゃん用には風味をつける程度にしましょう。すでに味つけされている場合は、塩味が感じられない程度まで出汁や湯で薄めて与えましょう。2.赤ちゃんが食べられない具材はあと入れにする月齢に合わない食材は、取り分けたあとに入れるようにしましょう。3.具材がしっかりやわらかくなるまで火を通す取り分けた具材は、赤ちゃんが食べられるかたさまでしっかり加熱します。サイズが大きい場合は、キッチンばさみなどでカットし、再加熱してから与えるようにしましょう。4.油は控えめにする油は赤ちゃんの身体に負担がかかるので、使用する場合は離乳食後期・完了期からにし、必要最低限の量で調理するようにしましょう。5.味見をする具材のかたさや塩味を確認してあげましょう。食べにくそうであれば、水溶き片栗粉でとろみをつけるといいですよ。
イタリア語で「カルタ」は「紙」の意味で、「カルトッチョ」は紙包み焼きのことです。主に魚介を使うことが多く、トマトやじゃが芋などの野菜と組み合わせます。食材の水分で蒸し焼き状態になるので、ふっくら仕上がり、赤ちゃんでも食べやすく、取り分けにぴったりです!
<材料(2人分)> 調理時間:30分真鯛などの白身魚(切り身)・・2切れじゃが芋・・1個ミニトマト・・4個マッシュルーム・・4個しめじ・・1/2パック塩・・少々粗挽き黒こしょう・・少々白ワイン・・小さじ2オリーブオイル・・小さじ2イタリアンパセリ(みじん切り)・・適量レモン(くし切り)・・適量
<下準備>・オーブンは180℃に予熱する・クッキングシートを30×20cmくらいの大きさに切っておく
<作り方>1.白身魚は塩をふって10分ほどおく余分な水分が出てきたらペーパータオルでふき取り、粗挽き黒こしょうをふる
2.じゃが芋は皮をむいて5mm厚さのいちょう切りにして水にさらすミニトマトは半分に切るマッシュルームは半分に切り、しめじは小房に分ける
3.クッキングシートの上に(1)・水気を拭き取ったじゃが芋・ミニトマト・きのこ類をのせる
4.塩・粗挽き黒こしょうを振り、白ワイン・オリーブオイルをかけて包む
5.天板にのせて180℃のオーブンで20分ほど焼く
6.器に盛り付け、クッキングシートをあけてイタリアンパセリをふってレモンを添える
※あけるときは蒸気が熱いのでやけどに気をつけましょう
<作り方>を参考に以下の月齢別に取り分けましょう。白身魚は低脂肪で身がやわらかい魚を選んでください。今回は冷凍の骨なし赤魚を使用しました。骨なしなので離乳食にも使いやすいです。
<離乳食初期>
①作り方(1)の白身魚は塩を振らずそのまま使い、骨があれば抜いておく②クッキングシートに①・じゃが芋・ミニトマトをのせて包む
③天板にのせて180℃のオーブンで20分ほど焼く④クッキングシートをあけ、ミニトマトはザルなどで裏ごし、白身魚・じゃが芋をすり鉢ですりつぶす⑤湯(あれば蒸し汁)でなめらかにのばす
<離乳食中期>
④天板にのせて180℃のオーブンで20分ほど焼く⑤クッキングシートをあけて、ミニトマトはザルなどで裏ごし、白身魚は細かくほぐし、湯(あれば蒸し汁)で粘度を調整する⑥⑤にじゃが芋を加える
<離乳食後期・完了期>
①作り方(1)の白身魚は塩を振らずにそのまま使い、骨があれば抜いておく②作り方(2)でじゃが芋は7~8mm角に切り、きのこ類は粗みじん切りにし、ミニトマトは半分に切る③クッキングシートに①・②をのせて包む
④天板にのせて180℃のオーブンで20分ほど焼く⑤クッキングシートをあけて、ミニトマトを取り出して皮・種を取り除いてざく切り、白身魚は細かくほぐす⑥⑤・じゃが芋・きのこ類を盛り付けて、湯(あれば蒸し汁)としょうゆ(分量外)を1~2滴合わせたものを回しかける
カルトッチョは、大人と離乳食用を分けて包めるので分けやすいのも良いですね。
離乳食づくりは、頑張りすぎないことがポイント。毎日の離乳食づくりがグッと楽になる、「取り分けレシピ」をぜひ活用してみてください。
Text byくまこ/食育インストラクター
離乳食をいちから作るのは大変!
そこで今回は大人の食事と一緒に作れる「取り分けレシピ」をご紹介♪
【取り分けレシピの4つのメリット】
1.ついでに作れる
大人のおかずを作る過程で取り分けられるので、いちから離乳食を作る必要がなく、手間が省けます。
汁物や煮物を選ぶと取り分けしやすいですよ。
2.同じ食材が使える
食材の無駄がなく、食費を抑えられるのも◎。
3.たくさんの具材で煮るのでおいしく仕上がる
肉じゃがやカレーなど大鍋で作る料理は、たくさんの食材のうま味が組み合わされておいしくなります。
4.大人と赤ちゃんが同じものを食べられる
味つけは違っても同じ具材を食べることでおいしさを共有できます。
【取り分けレシピのポイント】
1.離乳食初期・中期は味つけ前に取り出す
調味料を入れる前に取り出して、赤ちゃん用には風味をつける程度にしましょう。
すでに味つけされている場合は、塩味が感じられない程度まで出汁や湯で薄めて与えましょう。
2.赤ちゃんが食べられない具材はあと入れにする
月齢に合わない食材は、取り分けたあとに入れるようにしましょう。
3.具材がしっかりやわらかくなるまで火を通す
取り分けた具材は、赤ちゃんが食べられるかたさまでしっかり加熱します。
サイズが大きい場合は、キッチンばさみなどでカットし、再加熱してから与えるようにしましょう。
4.油は控えめにする
油は赤ちゃんの身体に負担がかかるので、使用する場合は離乳食後期・完了期からにし、必要最低限の量で調理するようにしましょう。
5.味見をする
具材のかたさや塩味を確認してあげましょう。
食べにくそうであれば、水溶き片栗粉でとろみをつけるといいですよ。
【カルトッチョとは?】
イタリア語で「カルタ」は「紙」の意味で、「カルトッチョ」は紙包み焼きのことです。
主に魚介を使うことが多く、トマトやじゃが芋などの野菜と組み合わせます。
食材の水分で蒸し焼き状態になるので、ふっくら仕上がり、赤ちゃんでも食べやすく、取り分けにぴったりです!
【取り分けレシピ~カルトッチョ~】
<材料(2人分)> 調理時間:30分
真鯛などの白身魚(切り身)・・2切れ
じゃが芋・・1個
ミニトマト・・4個
マッシュルーム・・4個
しめじ・・1/2パック
塩・・少々
粗挽き黒こしょう・・少々
白ワイン・・小さじ2
オリーブオイル・・小さじ2
イタリアンパセリ(みじん切り)・・適量
レモン(くし切り)・・適量
<下準備>
・オーブンは180℃に予熱する
・クッキングシートを30×20cmくらいの大きさに切っておく
<作り方>
1.白身魚は塩をふって10分ほどおく
余分な水分が出てきたらペーパータオルでふき取り、粗挽き黒こしょうをふる
2.じゃが芋は皮をむいて5mm厚さのいちょう切りにして水にさらす
ミニトマトは半分に切る
マッシュルームは半分に切り、しめじは小房に分ける
3.クッキングシートの上に(1)・水気を拭き取ったじゃが芋・ミニトマト・きのこ類をのせる
4.塩・粗挽き黒こしょうを振り、白ワイン・オリーブオイルをかけて包む
5.天板にのせて180℃のオーブンで20分ほど焼く
6.器に盛り付け、クッキングシートをあけてイタリアンパセリをふってレモンを添える
※あけるときは蒸気が熱いのでやけどに気をつけましょう
<作り方>を参考に以下の月齢別に取り分けましょう。
白身魚は低脂肪で身がやわらかい魚を選んでください。
今回は冷凍の骨なし赤魚を使用しました。
骨なしなので離乳食にも使いやすいです。
<離乳食初期>
①作り方(1)の白身魚は塩を振らずそのまま使い、骨があれば抜いておく
②クッキングシートに①・じゃが芋・ミニトマトをのせて包む
③天板にのせて180℃のオーブンで20分ほど焼く
④クッキングシートをあけ、ミニトマトはザルなどで裏ごし、白身魚・じゃが芋をすり鉢ですりつぶす
⑤湯(あれば蒸し汁)でなめらかにのばす
<離乳食中期>
④天板にのせて180℃のオーブンで20分ほど焼く
⑤クッキングシートをあけて、ミニトマトはザルなどで裏ごし、白身魚は細かくほぐし、湯(あれば蒸し汁)で粘度を調整する
⑥⑤にじゃが芋を加える
<離乳食後期・完了期>
①作り方(1)の白身魚は塩を振らずにそのまま使い、骨があれば抜いておく
②作り方(2)でじゃが芋は7~8mm角に切り、きのこ類は粗みじん切りにし、ミニトマトは半分に切る
③クッキングシートに①・②をのせて包む
④天板にのせて180℃のオーブンで20分ほど焼く
⑤クッキングシートをあけて、ミニトマトを取り出して皮・種を取り除いてざく切り、白身魚は細かくほぐす
⑥⑤・じゃが芋・きのこ類を盛り付けて、湯(あれば蒸し汁)としょうゆ(分量外)を1~2滴合わせたものを回しかける
カルトッチョは、大人と離乳食用を分けて包めるので分けやすいのも良いですね。
離乳食づくりは、頑張りすぎないことがポイント。
毎日の離乳食づくりがグッと楽になる、「取り分けレシピ」をぜひ活用してみてください。
Text byくまこ/食育インストラクター